こんにちは!ヨガジェネレーションのざっくです。

今回は、東京で開催された山本俊朗先生の『Philosophy of FiveElements Yoga® <集中講座:火のエレメント>』に潜入してきました!
「Philosophy=哲学」ですよね。私自身、ヨガ哲学が好きで学んだことはあるものの「どうアサナと関係しているのか?」といわれると、答えられませんでした。今回は、5エレメンツヨガって何?という純粋な疑問を持って講座に潜入してきました!

温故知新の精神から生まれた『5Elements(五大元素)Yoga』とは?

山本先生による5エレメンツヨガ座学の時間

山本先生は本講座で5つのテーマ毎にクラスを開催します。それは「空・地・水・火・風」の5つで、ヨガ、アーユルヴェーダ、仏教や禅に伝わる「五大元素」と呼ばれるもの。五大元素というと少し難しく感じるかたもいらっしゃると思いますが、山本先生はインタビュー記事の中で以下のようなお話しをされています。

”空”の要素にしても、”空を見上げたらどんな気持ちになる?”と質問すると、それぞれに感じるものがあるでしょう?その感じたことが”空”からの知恵なわけです。

例えば、この問いに対して「解放感」と答えた場合、同意する方は多いのではないでしょうか?このように私たちが誰から教わるでもなく、自然に感じることが”自然からの教え”であると山本先生はおっしゃいます。この自然の摂理とヨガの教えを融合させたものが本講座の5ElementsYogaです。

ヨガを通して自然の摂理を理解する

自然がグル(先生)です」と山本先生が説明されていました。集中講座では、各エレメント(元素)毎に座学の時間とアサナの時間があります。まず、座学の時間では「火のエレメント」の性質を「メンタル(精神)アプローチ」「フィジカル(身体)アプローチ」の2つに分けてお話しされていました。次に、アサナの時間では座学で学んだ「フィジカルアプローチ」を意識して、様々なポーズで確認するという練習をしていました。

山本先生がポーズのアジャストに入っている

エレメントについてまず頭で理解することにより、ポーズを取ることに加えて、ポーズを取ったときの感覚に対しても意識を向けやすくなるのではないでしょうか。このようにポーズを実践していくことを通して、自然の摂理を体感できることが5エレメンツヨガの魅力の一つであると感じました。

アプローチが変わることでいつものアサナがより深まる

アサナのクラスに入ってから印象的だったのが、「尾骨」という言葉を連呼している山本先生。火のエレメントでは「尾骨に意識をおくこと」で普段の練習では意識できていない部分の筋肉を使い、いつもとは異なる角度でポーズを深める練習をしていました。

なぜ「尾骨」なのか?は講座にて学んでいただけます!実感していただけます!(少しだけヒントです!ポイントは「体幹」とのこと。)

5つのエレメントを自分のツールとして使いこなす

今回の講座のテーマは「火」でしたが、「火」と「水」は対になっていて、セットで練習することでわかりやすく理解できるとのこと。このように5ElementsYogaは、各エレメントを学んでいくことで、他のエレメントとの繋がりも感じていただけるそうです。また、5つのエレメントを使いこなすことで、バランスのいい状態を目指しやすくなるとおっしゃっていました。

クラスの後、先生とお話ししている生徒さんから「次回も参加します!」「他のエレメントも気になります!」という声が挙がっていました。また、講座の中で生徒さんが「きつい〜!」と言いながらポーズを取っている場面を何度か見かけました。でも、それのきつさは辛いではなく、みなさんが「挑戦することを楽しんでいる」という様子が印象的でした!

山本先生のクラスの集合写真(みんなで左上を見上げている)

先生から5ElementsYogaに参加される方へ「この講座は、通じてポーズに対する不快感や苦手意識を克服するきっかけになります」というメッセージをいただきました。不安を抱えたまま練習をすることってストレスですよね。練習する中で出てくる怪我や苦手意識をもった方にも受講していただきたい!と思う講座でした。