片岡まり子先生が絵本を持って笑っている

こんにちは!ヨガジェネレーションのざっくです。今回は初開催!の『キッズヨガ:絵本を使ったプラーナヤーマ集中講座』に潜入してきました!「日本の子ども向け」「絵本を使う」が特徴の講座ということは聞いていたのですが、大人向けのヨガクラスとはまた違う、でも私が受けたくなるような楽しい雰囲気の講座でした!

目指すは「WHO(世界保健機関)の健康の定義」

絵本を持って話している片岡まり子先生と話を聞いている生徒さん

「『WHO(世界保健機関)の健康の定義』を知っていますか?」講座の冒頭に片岡まり子先生からこのような質問がありました。

Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)
(引用元:公益社団法人日本WHO協会HP

まり子先生は子どもたちがこの定義に当てはまるように育っていくことを目指して指導されているそうです。皆さんが「キッズヨガ」を通して、子どもたちへどんなことを伝えたいのか?ということを考えた時に、軸の一つにしていただけるのではないでしょうか。

クラスで大切なことは子どもに信頼される先生になること

講座の途中でスタジオに入った際、大きな声で「ぶぅーーーーーーーーーんっ!!」と言いながらまり子先生がスタジオを走り回っていました。キッズヨガのクラスをあまり見たことがなかったので、一瞬「何の時間?!」と思いましたが、参加者(大人)の皆さんも先生に釘づけでした。ものすごく元気に楽しそうに蜂に成りきっているまり子先生を見て、皆さん自然と笑みがこぼれていました。

絵本を持って先生役をやっている生徒さん

「子どもに信頼される先生になる」ということは、つまり、クラスに参加している子どもたちがより集中し、楽しめる環境作りに繋がるのではないでしょうか。

キッズヨガで配慮すべきこと?!それは親御さんへの対応

「現場の声を知っている」というのがまり子先生の講座の魅力の一つと言えると思ったのは、”親御さんへの対応”についてのお話を聞いた時でした。親御さんはご自身の子どもに対して、自分のこと以上に気を使っていらっしゃるケースが多いですよね。参加する子どもたち、親御さん、インストラクターのみなさんが安心して参加できる環境作りをすることも、”キッズヨガ”では大切なことであると教えていただきました。詳しい対応方法については、『キッズヨガ指導者養成講座』で専門的な知識も交えて学んでいただけるそうです。

想像力を大切にしてあげると思いやりのある子に育つ

にっこり笑っている片岡まり子先生

「指示するのではなく、想像させてあげることで、思いやりのある子に育ちます」という先生のお話が印象的でした。”言うことを聞く子が良い子”という考えの方、いらっしゃると思います。まり子先生の言葉を聞くまで、私はこの考えに対して、疑問に思ったことさえありませんでした。でも、大人になると指示されたことだけでなく、自分で判断して動くということが必要になってきますよね。

まり子先生は福祉の専門的な知識もお持ちなので、「子どもへどのようなケアが必要なのか」といった内容も講座内で聞くことができます。まり子先生にお会いするのは本講座が初めてだったのですが、お話を聞いているだけで元気がもらえる素敵な先生でした!