マリア・カースティンと中野先生とのミーティング

コンビニエンスストアに70代の男性が運転する車が突っ込み、店内にいた女性がけがをしました。

こんなニュースを聞く度、思わず父に電話をしてしまいます。皆さん、こんにちは!ヨガジェネレーションのべーです。私、2020年は1つ目標を決めたんです。今まで仕事ばかりしていたので「今年は趣味を見つけよう!」と思いまして。

しかしながら、いきなり趣味と言っても中々見つからないものですね…。悩んだ挙句、結果母の趣味に乗っかることに(笑)今年は西国三十三ヵ所を回ることにしました。

身近な人の老化を感じることはありませんか?

老女が2人並んでいるの後ろ姿
実は私、中学卒業と共に家を出ました。(※決して不良ではありません。)そのため、両親と過ごした時間は、短い方かなと思います。幸い両親は健在で、今も元気に畑を耕してはいますが…。

ただ、両親との時間が短かった分、両親がいつまでも若いと認識しがち。最近ふとした瞬間に「いつまでこんな風にいられるのかな」と思うことも。

皆さんにもありませんか?親を見て「あ、年とったな…」と思う瞬間。私は最初に感じたときは、少し抵抗がありました。「親なんだからしっかりしてよ」くらいに思っていたくらいです。

しかし、そんな私も三十路半ば。逃げてばかりおらずにいい加減向き合っていかなければならない年です。

体はもちろん、脳や心も老化する。まずはシニア世代を理解すること

白髪が増えた、腰が丸まってきた、しわが増えた…一回り、小さくなった自分の親を見ると何とも言えない気持ちになります。しかし、目に見える外見の老化は誰が見ても明らかです。助けてくれる人も多いかもしれません。

しかし、見た目だけではわからない老化。これも忘れてはいけない項目です。

本来、周りの人間より、本人のショックの方が大きいであろう、内面的な老化。認知症、うつを始めとする、睡眠障害や食欲不振。実際に耳にしたことはあっても、理解に至るまで知っているとは言えません。

医療×ヨガ。ヨガジェネレーションからの新提案!

マリア×中野先生 top
そこで、今回私たちが提案したいのが医療×ヨガの第一歩とも云えるこの講座。

「精神科医×作業療法士が送る、シニアヨガワークショップ」

ありそうでなかった、この切り口での医療×ヨガ。ヨガジェネレーションのメディアサイトで記事を書いてくださったこともある精神科医×ヨガ指導者である中野輝基先生(日本老年精神医学会専門医)と、長年2014年からヨガジェネレーションで指導をしてくださっているマリア・カースティン先生(作業療法士)。

実は偶然にも元々友人同士だったお2人からのご提案もあり、今回、この講座を開催できることになりました。

業界の「リアル」を知る。精神科医×作業療法士2つの角度から勉強できるシニアヨガ

中野輝希先生とマリア・カースティン先生
実際に私たちが見ているシニアの現状は、氷山の一角に過ぎません。実際に、シニアの体や心にはどんな変化が起きているのか、人によって症状の出方も違います。

そのためにも、実際に様々な患者さんと向き合い、そして治療をしている医師の話を聞き、シニア業界の「リアル」を知ること。そして、長年のシニアヨガの指導経験者からヨガでの対応方法を勉強することは、シニアヨガの需要が高まるであろう、今後にとても重要なことです。

ぜひ、初開催となるこのシニアヨガワークショップを受け、皆さんの指導に役立ててほしいと思います。

「あきらめる」と「受け入れる」は違う。シニアヨガの可能性

合掌して立っている2人の老人

もう年だからあきらめないと

という言葉、聞くことはありませんか?しかし思うのです。事実をあきらめることと「受け入れる」ことは違うんじゃないかと。

諦めてしまえば、その後の未来は今と変わらない、もしくは悪化の一途かもしれません。しかし、「受け入れる」というのは事実を受け止め、その後の未来に何ができるのかを考えるということなのではないでしょうか。

「年だから」とあきらめるのではなく、その事実を受け入れ、そして未来を変える力に変える。シニアヨガはそんなパワーを秘めていると思います。もちろん、これは本人にもヨガ指導者を始めとする周りの人間にも言えること。

人生100年時代と言われるこれからの時代にヨガができること。私たちヨガジェネレーションが自信を持っておススメする新講座。ぜひ皆さん楽しみにお待ちくださいね!

余談ですが、2020年が始まって2か月。西国三十三ヵ所はもはや、スタンプラリーのようになっている次第です…(全く信心深くなくてごめんなさい)ただ、母と共にたくさんの時間が過ごせているのでよかったなと思っています。

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