有田先生

こんにちは!KG(けいじー)です!今回はある先生をどうしても皆様にご紹介したく筆をとりました!皆さんはヨガや瞑想と脳の関係を考えたことはありますか?「ヨガをすると気持ちがすっきりする」、「瞑想をすると小さな悩みが心が前向きになる」などの効果は体感していても、「なぜそれが起こるのか」はなかなか説明しづらいのではないでしょうか?

その答えを脳科学の立場から解明した第一人者の1人が有田秀穂先生です。キーワードは「幸せホルモン」として知られる「セロトニン」。有田先生のヨガに対する脳科学的アプローチをお聞きしてきたので、ぜひご覧ください。

有田秀穂先生とは

語りかける有田先生

有田先生は、メディアでも注目を集めている「セロトニン(幸せホルモン)」の研究を初めて日本に持ち帰った脳科学者です。数々の書籍やメディアでセロトニンが発生するメカニズムを紹介し、さらに誰もがセロトニンによって鬱や不眠などの症状から解放されることを目指した「メンタルヘルスケア」のためのエクササイズも日本で初めて発表しています。

脳内にたくさん分泌されることで気持ちが落ち着いたり、幸福感を感じられるというセロトニン。有田先生はヨガにおいてセロトニンの役割をどう位置付けているのでしょうか?

脳科学の立場からヨガの効果にアプローチ

脳の検査(※画像はイメージです。)

有田先生の研究は研究の一環として臨床も行っていました。簡単に言うと、ヨガをしている人としていない人の脳内を状態を比較したのです。その結果、ヨガを実践している人の脳に対してセロトニンが多く発生しているという貴重な臨床結果を得ました。

それだけでなく、鬱状態の場合に発生しやすい脳内の状況の緩和も同じく臨床実験によって解明しています。つまり、鬱の緩和や不眠の解消のためにヨガが有効であるということの科学的な根拠がセロトニンであることを説明したのです。

セロトニン(幸せホルモン)を効果的に出す方法を伝授

家で朝ヨガ

ヨガの中にも様々なスタイルが存在します。有田先生自身、そのどれもが素晴らしいものとお話しされますが、中でも特にセロトニンを発生させ、より効果を感じられるヨガの実践方法もご紹介されています。

ここではその全てをお話することはできませんが、時間帯や場所の選択から始まり、ヨガの練習開始から何分ほどで効果が出るか、どのくらいの呼吸のペースがベストかなど、研究による実数値を根拠に極めて具体的で明快にお話されるのがとても印象的でした。

科学的根拠を伝えられるヨガ指導者に!

微笑む有田先生

ヨガを教えて、その効果をたくさんの人に伝える上で、きちんとヨガの効果の仕組みを理解することはヨガ指導者にとって大きな力であり、自信となるのではないでしょうか。精神面のセラピー効果の高さでも注目を集めるヨガだからこそ、きちんとした根拠を持って指導していきたいですね。

現在開催が予定されている6月からの「RYT200認定ヨガ指導者養成講座」では、そんな有田先生のセロトニンに関する講義を受けることができます。これからヨガの資格取得を考えている方は、ヨガと一緒に脳科学も学べる講座を選んでみてはいかがでしょうか?

以上、有田先生の講義に感銘を受けたKGでした!本当に素晴らしい先生なのでぜひお会いしてみてください!