全米ヨガアライアンス認定RYT200のロゴが入った女性2人がヨガをしている写真

ヨガインストラクターは何人いる!?最もヨガ資格の中で有名なRYT200とは?

今、日本で最も認知度が高いヨガ指導資格、RYT200(全米ヨガアライアンス認定資格)。「ヨガの資格ってどんなものがあるのかなぁ…?」と思い、検索エンジンで「ヨガ 資格」と検索すると、必ずと言っていいほど、上位には、この資格が掲載されています。

RYTとは、「Registered Yoga Teacher」の頭文字で、アメリカの全米ヨガアライアンス(Yoga alliance)が発行している資格です。全米ヨガアライアンスは、1990年代後半に設立された非営利団体で、その登録講師数は、世界で90,400人、このうち、日本人の登録者数は1,415人という調べとなりました。とはいえ、RYT200は登録していない人の方が多いと言われています。20人に1人が登録していたとしても、RYT200のトレーニングを修了している人は28,000人ほど、とも言えますね。

また、そのRYTを開催しているスクール(RYS: Registered Yoga School)は6,200以上と云われています。そのうち日本の学校数は151校。(2018年7月現在)
詳しくはこちらのヨガアライアンスホームページで確認することができます。

RYT200で中島正明先生がアジャストを教えている様子RYT200はこのRYS200の認定校にて200時間のトレーニングを受講し、全米ヨガアライアンスに登録するというのが一般的な流れとなっています。日本におけるRYSの登録校数は151校ほど。

また、RYT200の「200」とは文字通り200時間のこと。そのプログラムには、

1. ヨガのテクニック、実践スキル 100時間
2. 指導方法 25時間
3. ヨガ解剖学、生理学 20時間
4. ヨガ指導者のためのヨガ哲学,生活,倫理 30時間
5. 実務演習 10時間

などの大枠の規定はあるのもの、細かいカリキュラム内容は、各スクールにゆだねられています。(※但し、全米ヨガアライアンス側が承認したもののみ開催できる仕組みとなっています。)そのため、どの流派の先生から学びたいか、アーサナ、プラーナヤーマ、瞑想はどれくらい学ぶことができるかなど、ご自身の興味、関心が強い部分をしっかりと学ぶことができるプログラムをオススメします。

信頼されるヨガインストラクターに。RYT200を取得するメリットは?

サンガワイ生が夕日に向かってジャンプしている様子
では、このRYT200を取得するメリットはどんなことがあるのでしょうか?

  • 初心者からでもヨガインストラクターを目指せると云われているほど手厚いプログラムが多い
  • 200時間かけて学びを深めるため、一緒に学んだ仲間と繋がりが深まる
  • 信頼度が高く、大手のヨガスタジオのオーディションには必須スキルとなることも
  • ヨガを多方面から総合的に学ぶことができ、ヨガとは何か?を深めることができる
  • 受講したスタジオから就職のサポートやヨガを仕事とするためのサポートを受けることができる場所もある

RYT200ヨガ指導者養成講座で生徒さん同士が笑いあっている写真数あるヨガ指導者養成講座の中でも、200時間にわたり、じっくりとヨガを学ぶ時間が確保されている資格はそう多くはありません。そして何よりも信頼性という面で、他の資格に比べ、取得する人が多い資格となっています。特に大手のスタジオやスポーツクラブでの採用面においては、資格の有無というのは履歴書等で確認される項目の1つになるようです。

取得してよかった!RYT200受講者の声

「でも、200時間って長いなぁ…」「続けていけるか不安…」という声も聞こえてきそうですね。そこで、今回RYT200を実際に取得した人に感想をお聞きしました。

根古谷江梨さん

RYT200卒業生の声にこたえてくれた、根古谷江梨さん

私は3年前にRYT200を取得しましたが、200時間を受けてみて今でも印象的なのが、自分が興味のある分野はもちろん、興味がないと思っていた分野を勉強してみると意外におもしろくてもっと学びたい!と思うようになったこと。RYT200はヨガを総合的に多方面から学ぶので、自分がおもしろい!と思えるものが、200時間の中で見つかることもあります。

宿南史子さん

RYT200インタビューに答えてくれた宿南史子さん

ヨガインストラクターとして最低限のヨガの知識を学び、そこから先に自分の興味がある分野を深めていけることがRYT200を取得して良かったと思う点です。ヨガ業界では面接する側もRYT200を持っていることが審査の基準になりつつあるので、必須条件だなと思っています。でも、例え、ヨガインストラクターをしなくてもRYT200の中で知識が増えることで、ヨガインストラクターとしての時間だけでなく、実生活でも活かせ、生活面が向上したと思います。

RYT200はこんな人にオススメ!

RYT200ヨガ指導者養成講座でヨーコ・フジワラと生徒さんがハグしている様子大人になってから、1つのことを「自分以外の誰かと一緒に学ぶ機会」というのは多くはありません。一緒に学びを深めることができる人がいる、一緒に何かを目指す人がいることことはとても心強いものです。

また大好きなヨガ、興味のある分野だからこそ、学びの面白さが増し、そして、充実した時間になります。

  • ヨガ初心者からヨガインストラクターを目指したい
  • 時間をかけてヨガを学びたい!
  • 大手ヨガスタジオでレッスンを持ちたい
  • ヨガを通じて固い絆で結ばれた仲間に出会いたい

こんな方は、ぜひ、RYT200取得を検討してみてはいかがでしょうか?

ヨガ初心者でも大丈夫?RYT200の登録費用は?よくある質問

Q&Aとはいえ、これってどうなの?と思うこともありますよね。そこで実際に、RYT200について寄せられる質問にお答えします!

Q.ヨガ初心者でも受講することができますか?

Q.運動が苦手で、身体が硬いのですが受講できますか?

どのスタジオ・スクールでも初心者から学ぶことができるようにプログラムされているところがほとんどです。「きれいなポーズができること」がヨガ本来の目的ではありませんので、気にする必要はありません。

Q.プログラムがたくさんあるので、どうやって選んだらいいのかわかりません。

現在では、たくさんのスタジオ・スクールが無料説明会を開催していますので、講座内容を直接聞けたり、相談に乗ってもらったりすることも可能です。

Q.RYT200ヨガ指導者養成講座を卒業したら、どうやって登録するのでしょうか?また登録や更新にはどれくらいの費用がかかりますか?

詳しい登録方法はこちらに記事がありますので、お読み下さい。また、アライアンス登録料認定登録料(初年度):115USドル、更新料(2年目以降):50USドルがかかるようです。(2018年1月現在)

ここでしか受けられない!唯一無二のRYT200ラインナップ!

RYT200ヨガ指導者養成講座サンガワイの講師陣
ヨガジェネレーションでは、下記のRYT200取得プログラムが開催されています。どの講座もヨガジェネレーションが自信を持ってオススメするヨガ講師による唯一無二のプログラムで構成されており、資格取得まで講師だけでなく、ヨガジェネレーションスタッフも一丸となって、サポートいたします。

RYT200ヨガ指導者養成講座
メイン講師:中島正明
中島正明先生がRYT200ヨガ指導者養成講座でお話している様子ヨガ・瞑想の実践家であり、既に同トレーニングを30回以上開催し、ヨガを指導した生徒の数は3万人以上という指導経験も豊富な中島正明がメイン講師を務めるほか、各専門分野にもヨガ業界のプロフェッショナルが集結しています。「参加者が安心してヨガができる場所を作ること」です。その環境で学ぶことで、参加者は学びの内容を理解しやすくなり、かつ、「自分がどんなヨガが好きなのか」「どんなヨガを伝えていきたいのか」という自分が内側に持つ想いにも気づきやすくなります。

ハワイヨガ留学企画サンガワイRYT200ヨガ指導者養成講座
メイン講師:ヨーコ・フジワラ
RYT200取得プログラムサンガワイの集合写真コンセプトは「Be Real」ハワイ・オアフ島で行われる、3週間のヨガ留学プログラム。カフマナ・オーガニックファームの一角にあるシャラ(ヨガスタジオ)と宿泊施設は、まさに大自然のど真ん中。都会の喧騒から離れ、そして、オーガニックファームで採れた野菜を使ったオーガニック・ベジタリアンフードを食し、ヨガ漬けの日々を送る。まるで夢のような3週間の生活の中で身も心も「本来の自分」を取り戻していきます。そして、そこで得た経験を日本で伝えていけるヨガインストラクターを目指します。

アーユルヴェーダ×ヨガRYT200ヨガ指導者養成講座
メイン講師:福田真理RYT200ヨガ指導者養成講座の福田真理先生日本で初となる、アーユルヴェーダを中心にRYT200を学ぶコース。ヨガの姉妹科学とよばれる最古の医療アーユルヴェーダを通して自分とヨガを知り、一生健康にヨガを伝え続けるための土台を学びます。アーユルヴェーダでは、食や行動、環境までも見直すことで日々を快適に過ごす心と身体を作ります。そしてこのトレーニングでは、「自分や周りの人がヨガを楽しむためにまず何が必要か」をアーユルヴェーダの理論を通して学び続けます。
RYT200ヨガ指導者養成講座の最終日
いかがでしたか?ヨガを学ぶことは人生を学ぶこと。講座の選び方に正解はありません。もし、あるのだとしたら、あなたの中にだけです。

何を学び、そして誰を師として学びを深めていくか。ヨガを指導する中で、あなた自身がどんなヨガ指導者になりたいのかをよく考えた上で納得のいく決断をしてください。

皆さんのヨガライフが充実したものになりますように。私たちはこれからも新しいヨガの時代を築き上げていくヨガティーチャーが生まれることを心から願っています。