川原朋子先生が生徒さんの様子を見て微笑んでいる。

勉強に仕事に、恋愛に、人間関係に…現代人は、多忙を極めています。頭の中も、体も心もフル回転。しかし、理想や目標を高く掲げて自分に厳しい人ほど、その目標と現状とがかけはなれていると落胆し、周りと自分を比べては悩み疲れてしまっていませんか?しかも、頑張りすぎる人ほど立ち止まること、休むことに罪悪感や焦燥感を抱いてしまいがち。

今回、私、ヨガジェネレーションのべーが潜入した講座は、ヨガアカデミー大阪で行われていたリストラティブヨガ集中講座。その中で聞いた言葉の数々は、忙しい毎日を送っている私たちがはっとさせられるものばかりでした。今日はその中でも厳選した3つをご紹介したいと思います。

【1】自分を守れるのは自分だけ。自分の身体と心の声を聞けるように

自分の身体や心を守れるのは自分自身だけです。身体や心が「もう無理!」と大きな悲鳴を上げる前に、小さな身体や心の声を聞き取れるようになりましょう。

リストラティブヨガセラピューティック講師、川原朋子先生はそうおっしゃいます。大切な自分自身の身体をケアできるのは、自分だけ。身体も心も誰も代わってはくれないし、誰も守ってはくれません。小さな「疲れたよ」の声を聞き取り、その声に従って、お休みをとれるようになりたいですね。

【2】止まることに罪の意識を持つ必要はない

リストラティブヨガ集中講座のペアワークの様子

リストラティブヨガ集中講座では、リストラティブヨガが自宅で行えるようにポーズの練習もしっかりと行います。

頑張り過ぎてしまう人ほど、休むことは悪いことだと思ってしまいがちですが、そんなことはありません。止まることに罪の意識を持つ必要なんてどこにもないのです。

休むこと=怠けている。という方程式を自分で作ってしまっていませんか?私たちの身体が最高のパフォーマンスをするために必要なのは「質のいい休息」です。身体も心も永遠に走り続けることはできません。立ち止まることは、休むことはもちろん、立ち止まって、来た道を振り返る時間でもあります。これから前に進むために、一度来た道を振り返ってみる時間を設けませんか?

【3】自分をケアすることが周囲のためになる

リストラティブヨガ集中講座でポーズをとっている様子

自分をケアしてあげることは自分勝手なことではありません。自分をケアすることは、結果的に周囲の人たちを幸せにすることでもあるのです。

頑張り過ぎて倒れてしまったときに、悲しむのは自分のことを大切に思ってくれる人たちです。自分を大切にすることは、結果的に自分の周りにいる自分を大切に思ってくれている人々の幸せにもつながるのです。そう考えると、自分のためにケアをする時間を設けることは自分勝手なことではありませんよね。

リストラティブヨガで充電し、また前を向いて歩きだそう!

リストラティブヨガ集中講座終了後、朋子先生と撮影をしている様子

講座が終わったあとは、川原朋子先生と楽しく写真撮影。皆さんとてもすっきりしたお顔をしています。

「心身回復のヨガ」と云われるリストラティブヨガは、心と身体に休息を与えることで、神経系のバランスを整えていくプラクティスです。

リストラティブヨガ集中講座では、2日間たっぷりとこのリストラティブヨガを体験し、心身の回復をはかります。2日間を終えたあとに聞く感想には必ずといっていいほど「自分が思っていた以上に疲れていたことに気が付きました」とおっしゃる人がいます。

そして、2日目の最後は晴れやかな表情でそれぞれの場所へ戻っていかれます。

時に立ち止まったとしても、それは人生のほんの一コマに過ぎません。少し疲れているな、しんどいなと感じたら、勇気を出して「お休みをとる!」と決め、リストラティブヨガでひと休みしてみてはいかがでしょう?しっかりと充電し、また進むことができるパワーが蓄えられるはずです。