アジャストする香

女性にとって適切なヨガの在り方とは?サントーシマ香 『ムーンサイクルヨガ』体験ワークショップが開催されました!

本日、オハナスマイル祐天寺店ではサントーシマ香先生による 『ムーンサイクルヨガ』体験ワークショップ
が開催されました!

ゆらぎやすい存在である自分の女性性を受け入れよう

講座風景

私自身もそうだったのですが、「月経」というと、経血が出ているときだけが何か“普通じゃない”状態で、それ以外の時は正常で…そんな風にとらえがちです。

でも、例えば月経前に気持ちが落ちこんだり、集中力がなくなったり、なんだかイライラして身近な人に当たってしまったり…そんな経験を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

生涯を通じて、ホルモンの分泌にあまり変化がない男性と比べて、女性は一月の間にもホルモンの分泌が大きく変動します。
(月経期、卵胞期、排卵、黄体期というタームに分けられますよね)

当然それによって、肉体的、精神的な影響が出てきます。

特に現代女性は、仕事でも男性と同じような働き方をするのが当然のようになってきていますが、月経のサイクルは人類が誕生してからずっと28日前後のサイクルで動いているのです。

また、女性は一生の中でも年齢によってホルモン分泌は大きく変わっていきます。
誰もが経験する「更年期」もこのホルモンの影響によるものだそうです。

さらに、結婚、転職などによるライフスタイルの変化や人間関係や家庭内での問題でストレスを受けやすく、それによってホルモン分泌のバランスが崩れてしまうのだそう。

女性はゆらぎやすい存在。
常に一定のパフォーマンスを出せなかったり、気持ちの波があることもまずは受け入れることが大切ですね。

女性にとって適切なヨガの練習とは?

ポーズする生徒
アーサナの練習が始まりました。

神経を落ち着かせ、深いリラクゼーションを促すポーズ
月経期に効果的なポーズなど 色々なバリエーションがありましたね。

どれも、運動が苦手な方や体が固い方でも心地よく行えて、気持ちよさそうなポーズばかり。
呼吸を意識化したり、自分の子宮に思いやりを持って行うなど身体が持つ本来の野生、調和を保つ力を呼び起こすようなそんな時間でした。

終わった後は、皆さんいい感じに「ぼ~っ」とされていましたね^^

香先生いわく、1日の中で少しでもぼ~っとしたり、あくびをしたりする時間はとても大切なんだそうです。

『ムーンサイクルヨガ』は、文字通り、
月経のサイクルに沿ってヨガのプラクティスを行う
ことを提案しています。

今日クラスに来た生徒さんの中でも、「ヨガスタジオで普段 運動量がすごく多いヨガをしていて、ついていけなくて…」
という方がいらっしゃいました。

それ自体がよくない、ということではなくて、女性は特に、その時々、状態によって必要なヨガのプラクティスだったり、瞑想だったり、それ以外のライフスタイルだったりを選んでいきましょう
―というのがムーンサイクルヨガの伝えたいメッセージなんです。

常にゆらいでいる女性性を受け入れてあげること。
その波に抗うのではなく、寄り添うような
ヨガやライフスタイルを心がけること。今日ご参加いただいた皆さん、
ぜひおうちでも今日のワークショップを思い出しながら、
そのときの自分が心地いいと感じるプラクティスを心がけてみてくださいね。