RYT200での高尾美穂先生のマタニティヨガクラス

こんにちは、ヨガジェネレーションのかめこです。昨日、オハナスマイル祐天寺店は「RYT200ヨガ指導者養成講座」が開催されていました。12日目の昨日は高尾美穂先生による、マタニティ・産後ヨガを学ぶ1日でした。

全国で講演や講座で大人気の高尾先生からマタニティヨガを学べる貴重な機会!高尾先生の登場を東京19期のみなさんは、心待ちにしていました。

どうして産婦人科医として活躍されていた高尾先生がヨガを教えるようになったのか?というお話でした。

産婦人科医:高尾美穂がヨガを教え始めた理由

高尾美穂先生の笑顔
高尾先生がヨガを教え始めたのは5年ほど前。それまではヨガはあくまでも趣味であり、教える気はなかったそうです。

雑誌やテレビなどで、ヨガが盛んに取り上げられるようになりました。「更年期の症状を和らげるヨガ」「生理痛に効くヨガ」などの名前でポーズが紹介され、あたかも万人に効くかのような見せ方に高尾先生は違和感を覚えました。

「このポーズを子宮内膜症の方がやったらどうなるだろう・・・」「生理痛を逆に重くする可能性がある」など、高尾先生はメディアでヨガが取り上げられると、そのヨガポーズで効果を得られないであろう女性のことが心配でたまらなくなったそうです。

「産婦人科医としての知識・経験を持ち、そしてヨガを愛しその効果を信じている自分に伝えられることがある」、そう思った高尾先生はヨガを教えることを決めたそうです。

それが高尾先生がヨガを教え始めた理由です。

To Make All Women Better
全ての女性により良い未来を

高尾先生の全ての活動のコンセプト。このコンセプトに高尾先生がヨガを教える理由が見事に合致しています。

どうしてヨガインストラクターを目指していますか?


ヨガインストラクターのみなさん、どうしてヨガを教えていますか?
ヨガインストラクターを目指すみなさん、ヨガインストラクターを志した理由はなんですか?

高尾先生がヨガを教える理由が明確であったことこそが、高尾先生のヨガ指導者としてのブレない軸を作りました。理由が明確でないと困難や問題にぶち当たった時に、脆い。どうしてヨガを教えるのか?という立ち返る場所があることは、ヨガインストラクターとして活動していく上で強い。高尾先生はそう言います。

そして、クラス一本一本にも「どうしてこのクラスをするのか?」という自分でテーマを決めて欲しいというアドバイスも。一つ一つのクラスにも軸を持たせる。

高尾先生はヨガジェネレーションで多くの講座をして頂いているのですが、実は、一つ一つの講座にそれぞれ「どうしてこの講座をするのか?」という明確な理由があるんですよ(^^)

知識は経験が伴ってこそ活きる

高尾美穂先生のマタニティヨガ指導
そして、もう一つの高尾先生から受講生へのメッセージ。それは「全ての情報を疑ってみること」と付け加えました。

情報過多とも言える現代で、正しい情報を見極めるもの難しくなっています。

「ヨガインストラクターになる」ということは、ヨガクラスに来た人のからだや生活に大きな影響を及ぼす人になるということです。その言葉の影響力は自分が考えるよりも大きいと思った方がいいと思います。

だからこそ必要なのは「正しい知識」なのです。そして、高尾先生はその知識にプラスして、自分自身の実際の経験を足していくことが大切だとおっしゃいました。その経験が加わることでのみ、その知識は自分のものとなり、確信を持って伝えることができる、とおっしゃいました。

自分を客観視してみよう

RYT200 東京19期集合写真
お昼休みに高尾先生はヨガジェネレーションの事務所で休憩をされていました。お弁当を食べながら、「もっと一人一人と向き合いたいなー。」とおっしゃっいました。

午後の講義が始まり、高尾先生は一人一人が自己紹介をする時間をとりました。一人一人が何を考えているか知ることで、より寄り添ったことを伝えられるからだと思ったに違いありません。寄り添いたいと思うその先生の優しさに私は深く感動しました。

全ての講座が終わり、最後に東京19期のみなさんに言った言葉は、「かっこいい自分であるか?常に客観視してね。」ということでした。自分はヨガを伝えるのにふさわしいか?今の自分はどんな状態か?をしっかり見つめて欲しいと高尾先生はおっしゃいました。

東京19期のみなさん、マタニティヨガを学んだことはもちろん、高尾先生から「ヨガインストラクターとしてどうあるか?」という在り方までを学べたのではないでしょうか?

高尾先生、東京19期のみなさま、お疲れさまでした♪ありがとうございました。