マリ・ノタラス先生が生徒にリストラティブヨガのデモンストレーションを行っている様子

保育園のお迎え時間に間に合わない!

慌てて仕事を終え、子どもを迎えに行き、家に帰っても一息つく間もなく、夕飯の支度。『仕事をしたい』『でも子育てもちゃんとしたい』。毎日時間に追われ、子どもと一緒に過ごせるわずかな時間も、「〇〇しなさい」「早く寝なさい!」と子どもを急き立て、ガミガミ叱ってばかり。

もし、私が仕事をしていなかったら「もっとたっぷり手をかけてあげられるのに」と悩んだり、働くことに負い目を感じることはありませんか?

そうやってネガティブになってしまうときこそ、設けたいのが「自分自身をケアする時間」です。

こんにちは!ヨガジェネレーションのべーです。

今日は、オーストラリアから来日された、マリ・ノタラス先生の「リストラティブヨガで見直す!女性のための「心の断捨離」集中講座」を受講してきました。

今日はなんと、あのリストラティブヨガセラピューティクス講師、川原朋子先生とヨガジェネお馴染みのカメコ先輩と一緒です。(/ω\)

たぶん、ヨガジェネレーションで一番「女性のスタンダードにリストラティブヨガを」と願っている3人衆だという自負があります。(もはや、カメコ先輩と私はヨガジェネイチ、朋子先生のリストラティブヨガを受講し、そして愛しています。笑)

なので、今回も2人でわくわくしながら、本講座へ。さらにこの日は雨。どんよりとしたお天気でしたが、担当講師であるマリ先生は笑顔でこうおっしゃいました。

今日はリストラティブヨガをするには良い日だわ!

「役割」ではない「自分」でいられる時間

生徒の前で講義をするマリ・ノタラス先生
忙し過ぎる現代社会。スマホやパソコンを持ち歩くのが常となり、便利になった分だけスピードが速くなっています。さらに女性の社会進出が今や当たり前となり、男性以上に働いている女性はごまんといる現状。

止まることを許さない女性

が増えています。生活がある。仕事がある。けれど家では、妻として母としての自分がいる。何かの「役割」をこなしている私生活で「自分」でいられる時間はどのくらいあるでしょうか?

自分のため。自分が欲していることをする時間

リストラティブヨガを受講している風景

自分自身を大事にすることは、私が一番!というわけではなく、私も大事!ということなのです

本講座のハンドアウトにあった一文です。ぱっとこの一文を見たとき「あぁ、そっか。」と納得しました。

母であるからこそ「自分が一番大切」という言葉は、中々受け入れられません。どれだけ自分が大切でも目の前にいる人も同じくらい大切だから。

これは、誰しもが陥ることでしょう。わが子は「自分なんかよりずっと大事。」という感覚。

しかし「私も大事」なら、少しは受け入れることができませんか?

愛する人のためなら、自分を犠牲にしたってかまわない。その気持ちもよくわかります。だけどほんの少しだけ、そんな自分に与えてあげて欲しいのが、「自分の欲していることをしてあげる時間」です。

そう。リストラティブヨガは、いつもより少しだけわがままになっていい時間。自分が欲していることを許してあげる時間なのです。

好きなようにカスタマイズ!自分の心地良さを追及しよう!

川原朋子先生がリストラティブヨガのデモンストレーションのモデルになっている様子

川原朋子先生がモデルに。リストラティブヨガのデラックスバージョン。

今日は20分だけ

そう決めて、自分のやりたいようにする時間を決めたなら、リストラティブヨガを実践してみてください。そしてその時間だけは、わずかな違和感も許さないで下さい。

「私だけのお姫様な時間」とでも名付けましょう。

リストラティブヨガは、上の写真のようにたくさんのプロップで身を包んでいくヨガです。そして、このプロップには相当なこだわりがあります。

私たちの体はひとり1人違うもの。つまり必要なプロップも人それぞれ、ということです。

私たちはただ寝ているだけという状態では様々なスキマができます。そのためプロップでそのスキマを徹底的に埋め、体が宙に浮いている部分を出来る限り無くすのです。なので、ブランケットの形もボルスターを置く位置も、使うブロックの数も皆バラバラです。

しかし、それこそが「私だけの時間」を楽しむために重要なことです。

娘には「ちゃんと止まって休むことができる」その姿を見せたい

マリ・ノタラス先生が自らリストラティブヨガのデモンストレーションをしている様子
皆さんの子供さんが大きくなる頃にはもっと社会のスピードは速くなっていることでしょう。だからこそ、忙しい中でも「自分をケアする時間の大切さ」を知っている大人になってほしいですよね。

マリ先生は講座の最中、こんな風におっしゃっていました。

「大人はずっと頑張って頑張って、止まることができないんだ…」ではなく、私がセルフケアをしている時間を見せてあげることで、その重要性を伝えていきたい

私たちは、つい自分以外の誰かの喜びを見ることを求めてしまいます。しかし、そんな自分を見ることで、皆さんの大切な人がいつの日か自分のケアができない人に成長することは望んでいないはずです。

次の世代が幸せに過ごしていくために、私たちがそのお手本となるべきではないでしょうか?

ヨガジェネレーションでは、毎月必ず川原朋子先生による、「リストラティブヨガ体験クラス」が開催されています。朋子先生の想いはいつだって皆さんの味方です。マリ先生のワークショップ中も何度もマリ先生から朋子先生の講座の紹介がありました。ぜひリストラティブヨガを「習慣」にしてくださいね。