笑顔の高尾先生

こんにちは、kayaです。
昨日は記念すべき高尾美穂先生の第1回目となる「骨盤底筋トレーニングヨガ」の初日が開催されました。初回開催ということで、私もみんなから「どうだったどうだった?」と聞かれましたが、実際この講座が気になっているかたも多いと思うので、しっかりとレポートさせていただきます!

「骨盤底筋トレーニング」って誰に必要なの?

説明する高尾先生
高尾先生のビジョンは「女性が健やかにかつ美しく 歳を重ねていけるようなサポートを」というものですが、ポイントはこの「健やかに」の部分です。身体的に健康であることはもちろんですが、心の面でも「健やか」であって欲しいと考えるなら、できるだけ「女性の悩みを少なくする」というのが、先生のビジョンの1つにあります。

男性に比べ、1ヵ月でも一生でも変化する女性のカラダ。特に妊娠・出産を考えるとその変化は驚くべきものです。

その変化の中で、なかなか人には相談できない悩みが多々あるのが女性。特に「尿漏れ」「便失禁」「子宮脱」といった婦人科系の悩みは誰にも相談できずに悩んでいる人も多いのが現状。こういった症状は産後の女性や歳を重ねた女性に現れやすいと言われていますが、最近では筋力の低下により若い女性でも悩んでいる人が多いのだとか。
講座風景

このような「相談したくても誰にも相談できない」「誰に相談したら良いかわからない」そんな悩みを抱えている状態はとても「健やか」とは言えないですよね。そんな女性に必要なのは、悩みを聞いてくれる相手と改善に導くためのアプローチ。その両方ができるのがヨガインストラクターです。

確実に身につけて欲しいからこその、2ヶ月かけて学ぶスケジュール

クラス風景
この講座は日曜日・月曜日の2日間を2週に渡っておこないますが、各週の間は1ヶ月間あけています。その理由は、前半2日で学んだ内容を確実に身につけて後半2日に挑んで欲しいから。

初日から筋肉の名前や身体の解剖学的説明がたくさん出ていましたが、「今はみんなチンプンカンプンだと思うけど、何回も説明するから、最終日にはみんなも同じことが言えるようになってるから安心して!!」と何度も言われていて、しっかりとみんなを見守る優しさも高尾先生の魅力です。

イントロダクションクラスだけでは絶対に足りない内容

メモ
この講座開催が決まった後、先生と相談して1日集中の「骨盤底筋トレーニングヨガイントロダクションクラス」を開催しました。先生はいつも太っ腹なので、「いやー、kayaちゃん。私、このイントロダクションで出し過ぎじゃないのか?!というくらい情報を出しちゃってるんだけど…」と相談を受けていましたが、確かにイントロダクションクラスは想像以上に充実し過ぎた内容でした。

ですが、先生はこうも言われていました。

このイントロダクションクラスを受けて、それが骨盤底筋の全てだと思って満足されてしまうのはすごくイヤだな

と。

実際生徒さんから「指導者養成講座で学べることは、イントロダクションクラスで学んだことと何が違うのですか?」との質問も受けましたが、イントロダクションはあくまでイントロダクション。ほんの入口でしかありません。

テキストをもつ高尾先生

ポーズ数もイントロダクションで紹介したのは数種類でしたが、今回講座の開催にあたりオリジナルのポーズも多数用意しました。そして

私ね、全部に名前つけたの!!トウキョウタワーのポーズとかもあるんだよ!

と嬉しそうに語ってくれました。ほのぼの(●´⌓`●)

教材は3ヶ月かけて作った渾身の作:学ぶポーズは43個

レクチャー中
実はヨガ指導者養成講座に対しては、1年半ほど前から先生と「ヨガ指導者養成講座をしましょ!」「やるなら骨盤底筋をもっとみんなにちゃんと伝えたい」と何度も会話に出ており、先生もあらゆる場所で口にしながらも、なかなか実行できずにいました。待ちこがれてくださっていた生徒さんもいながら、初開催にここまで時間がかかってしまったその理由は、先生のこの講座に対する本気度にあります。

まず、前日の夜に「ギリギリ仕上がった!」と連絡がきた今回の教材は、「教材というよりむしろ本?雑誌?」と思ってしまうほどの110ページを超えるフルカラー。解剖学的な資料も多く、ポーズもカラーのほうがわかりやすいから、とのことでこの形になりました。
テキスト

実際、骨盤底筋という目には見えない小さい、けれど大事な筋肉を動かすためには、微妙な動き方の違いが大切なポイントです。つまり、一度見て体験して覚えられるようなことではなく、正しいやり方を身に着けなければ効果は出ないというもの。その細かな説明も先生のポーズの写真をふんだんに使って説明しています。

目指すは「症状は必ず改善します!」と自信を持って言える先生になること

テキストを指す高尾先生
尿失禁や便失禁、便秘や子宮脱など婦人科の悩みは人に言えないものが多数。放っておいたら大問題になってしまうこういった症状も、日頃から的確なアプローチをおこなうことで、自らの力で症状を軽減・改善させていくことは十分に可能です。

この養成講座に参加したみんなに目指して欲しいのは「このトレーニングをおこなうことで症状は必ず改善します!」と言える先生になること。

ここを目標におくということ、すなわちそれは、高尾先生自信が「ここで紹介する知識やこのトレーニングの指導法を覚えてもらえれば大丈夫だから!」と自信を持って言える内容に仕上げたトレーニングである、ということでもあります。

笑う高尾先生本講座は、産婦人科医でありヨガ指導者である高尾先生にしか伝えられない内容を、充実したオリジナル教材を作り、ポーズを考え、トレーニングとして構成したものです。養成講座を初めて開催する先生にとっても準備も本番も大変なものだったと思います。それを真剣に学ぼうと北海道から沖縄、関西から、本当にたくさんのかたが集まってくださいました。

そんな中、いざ初日が終わってみて一番印象に残ったのは、集まってくださったかた、1人ひとりに向けて全身全霊をかけて伝えて行く先生の姿が、いつも以上に楽しそうに見えたことでした。

それではまた1ヵ月後、みんなの成長をご報告します!

今日の一言:先生の講座は脱線話も多々あって、産婦人科医なだけにギリギリラインの話題も多くて、マジで面白い( *´艸`)♡

kaya