トリさんのレポート

チャトランガ中に子供が甘えて背中にのっかてきたり、シャバーサナ中にわんこがガブガブ戯れてきたり。そんな笑える光景が頻繁に見られる、オンラインサンガワイトレーニングも9週目18回を終えて残すはあと2回となりました。

アロハ!サンガワイ、アシスタントのトリです。

今日はサンガワイ16回目にして初のオンライントレーニングを私からの目線でこの9週間の様子をレポートします。

オンラインの時代になり、アナログ世代、対面重視のヨーコさんも私も最初は人ごとくらいに思っていたオンライントレーニングを実際にやることになって、正直最初はどうなるのか、と思いつつ始まったトレーニング。

現在はこんなにもいい点がたくさんあるのね~と気がつき、参加者のみんなからもたくさん教わってます。なんと言っても、この2ヶ月という期間でみんなの変化がすごい。ありありと目に見えるのです。

それがこのオンライントレーニングの成果をまさに物語っているな、と。体もマインドも。みんなの身体かなり引き締まって、かなりむきむきしてアシュタンギーっぽくなってきました。そして、それぞれがキラキラしてます。自身の美しさが晴々と溢れ出てるのを感じます。

プラクティスでの学びと進化~信じるべきはバンダ先生~

アシュタンガヨガプラクティスの様子
サンガワイの一番の基本はアシュタンガ プラクティス。これを無くして、今のヨーコさんもサンガワイもあり得ない。→詳しくはYoutube ヨギへの道をご覧くださいね。

この9週間での変化は、アーサナが見違えるほど美しく安定したこと。土台、中心軸、エネルギーの方向、どれをとってもみんな上達してます。

2ヶ月でこんなにも上達し、進化するのかと驚きと嫉妬の想いが渦巻きます。(私小さいな~笑 でも、自分が何年もかかってできるようになったものを軽くできるようになってるのみると悔しいでしょ。)

ヨーコさんほど的確に表現する言葉のひき出しをたくさん持っている人は他にいないと思っているのですが、その理由は日々の自分のプラクティスでそのスキルをアップデートしていってるからなのです。日々実験。それを出し惜しみなくみんなへ注ぐので、みんなの器がどんどん大きくなるのです。

特に今回はオンラインだからこそ、言葉の言い回し、そして繊細な動きを見つける目を持つことがとても大事。それを伝授されているみんなの練習も指導も、本当に素晴らしい。ティーチング練習では初めて教えるのにベテラン先生並み。生徒を一生懸命見ることがとても上手です。

基本が大事、まずは土台、と常々ヨーコさんが口にすること。そのヨーコさんが信じる先生こそがバンダ先生。これがみんなに浸透しているので、どんなアーサナでも解決方法を自分で見つけられる分析力と直感が養われてます。

時にみんなから鋭い質問が出ると、ヨーコさんはみんなが確実に納得できるようにあらゆる手で説明します。楽しそうに。だから受けてるみんなも楽しそう。そしてその答えの導き方もやっぱり同じ。だからみんなの信じるものもバンダ先生なのです。

ライフスタイルでの学びと変化~生命力に溢れたものを選ぶ~

スプラウトが育っている様子
トレーニングの中には食について、環境についてのクラスがあり、そこでみんなが学んだことを週の課題として、生活に落とし込むという実践をしてきました。

いろんな食べ物がある中、何を選ぶか。

生命力の高いものを選ぶというアプローチを学び、それぞれが今までの食生活から徐々に自分の選ぶものへシフトしていってます。一番近くの家庭菜園であるスプラウトを育ててみたり、大好きなアイスやポテチをやめたり、添加物や調味料についての意識を高くしたり、動物性のものを減らしてみたり。そんな取り組み。

そうしたら体重落ちた、とか、練習が変わった、とかいう声が聞こえてきました。

環境のことも、世界のいろんな状況を知ってからこその、自分の日々のアクションを選ぶ。何を身につけ、取り入れ、どうやって処分するのかを考えた上での利用。

それぞれがどうやって取り組んで行こうかと出してくれたアイデアは、洗剤の見直し、プラスチック製品やゴミを減らす、ラップを使わない。布ナプキンにする、天然素材の洋服にする、質の良いものを大事に使う、家庭菜園&コンポストなど、日々の生活に意識を向ける取り組みでした。

こうやって意識を向け、実践し、経験し、それが習慣化して生き方になっていくと良いなあと思います。

生き方の学び~自分を知り自分らしく生きる~

サンガワイの練習風景
『自分を知る』をわかりやすく示してくれるヨガスートラ。

哲学の授業で一つ一つ紐解きながら、それぞれの今までの人生で起きてきたあるあるは実はみんなに起きていたことだと気がつき真理を知っていく。自分自身をプラクティスを通して、またアーユルヴェーダのドーシャ(体質)や数秘学なども含めて客観的に見つめること。

それをしつつ、他者の中に入り、違いを知り、自分の役割を知り、自分らしさに気がついていくこと。

今回の16期生たちは、自分たちは遠距離恋愛だ、と言うくらい、普段のクラスもクラス以外の時間も濃密な時間を過ごしてます。

平日は、課題を一緒に取り組んだり、自主勉強会や座談会を開いて、トレーニング以外のコミュニケーションの時間を作っていました。アーサナ勉強会では、それぞれのアーサナで得意な人が苦手な人にコツを教えたり、疑問をみんなで研究し解決したり、体格、体型の違いによるアプローチの仕方を学んだり。たまに過去の自分のドラマ話。笑

そんなグループでの時間が、それぞれ個人の特性を見つけ、尊重しあっていく。結構自分の嫌いな部分がみんなから褒められたりして、自分の思い込みと気がつかされたり。そうやって自身の長所を知り、それが自信へと繋がり、今まで以上にキラキラと輝いてるように見えました。

こんなふうに、9週間でのみんなの進化を見てワクワクしつつ、私自身もヨーコさんもたくさんのことを学び刺激をもらってます。そしてクラスの中に散りばめられたキーワード。たびたびいろんな場面で出てくる言葉。

間違ってもいいからやってみる

完璧なんてない

正解の答えを探さなくていい。自分が感じたことが正解

頭の中で想像できることは実現できる

意識、想いが現実を作る

見えないものを見えるようになる

直感力

自分を信じる

他にもいろいろあるけれど、ヨーコさんの経験から出てきたこの言葉たちは、私を含めみんなの土台に染み込んで、自分らしく生きることを後押ししてくれているのです。

残り2日。

みんなが自分らしく生きていくための術を持ってスタート地点に立てるように、そしてみんながまぁるく循環して宇宙の流れとともに生きていけるように見守って行きま~す。

Mahalo トリ