肩甲骨を十分理解するための6時間。ゴールは「今日一日かけて肩甲骨はもう十分勉強した!」と言えるくらい、理解を深めることにあります。どんな講座なのか順を追ってご紹介します☆

そもそも肩甲骨をどれくらい知ってますか?

現代病ともいわれる肩こり。平成25年度の厚生労働省による国民生活基礎調査では、男性は15人に1人、女性は8人に1人が肩こりの自覚症状があるとされています。
(参照 平成25年度の厚生労働省 国民生活基礎調査 30ページ
グラフそんな国民病とも言える肩こり解消に役立つ事から、肩甲骨のストレッチがテレビでよくみかけます。

「肩甲骨」という言葉を知っているし、動かすのも健康に良いとは知ってるものの、肩甲骨がどんな形でどう体に位置しているのか、どんな動きをしているのかまでは、なかなか知らないかたも多いのではないでしょうか?

肩甲骨の形と位置を知ろう!

肩甲骨
ここから講座の様子紹介です。

皆さん、肩甲骨の模型を触ったり絵に描いてみたり、体に当ててみながら、形と向きを確認してます。模型を持った最初は右か左かすらわかりません。どこまでが肩甲骨で、どのような動きをするか、知らないことばかりで、皆さん楽しそうです。

肩甲骨と腕の関係を理解する。

肩甲骨のことを一通り理解すると、今度は肩甲骨とその周辺の組織との関係を探っていきます。

例えば、肩甲骨と同様に腕の骨=上腕骨の構造や、骨の向きなど骨自体の理解を深めたら、肩甲骨と上腕骨との関わりを作っている組織も同時に学んびます。

上腕骨が肩甲骨との連動によってどのように動くのか、どう動かしたら怪我に繋がるのか、どうすると稼動域がひろくなるかなど、ここからかなり具体的な内容になっていきます。
※怪我についての詳細はもちろん実践ヨガ解剖学講座『怪我をしない、させない』 2日間集中講座でじっくりやりますよ☆
講座風景

内田先生の肩甲骨セラピーだからこそ!!他では味わえない”ほぐし”とツボ!

人がそれぞれ体格が違いますから、出来るだけ多くの身体に触れて欲しいということで、グループワークで触ったり触られたりしながら、座学ではつかみきれない感覚を体感して学んでいきます。

そんな中、すご~く効果のある“ほぐし”を、内田先生から皆さんに伝授!!これは肩甲骨セラピーだからこそ学べる”ほぐし”だと思います!肩甲骨と上腕骨の関係や組織なんて、なかなか学べる機会ないですからね。

そしてみんなでやる側と受ける側を体験します!!体験するというのが、内田先生のクラスのポイントですね☆頭で記憶するよりも遥かに効果的に身に付きます。

「ためしにきてごらん」とお誘い頂き、私もやってもらいました!(なんて贅沢♪)

するとどうでしょう?
こんなにも可動域が広がったのです!!

もちろん”ほぐし”をうけたのは左側。たったの20回”ぐっぐっ”と”ほぐし”を受けただけで、こんなにも違いがでるなんて驚きです!
可動域が広がった
やみくもな根拠のない”ほぐし”ではこうはならないかもしれませんね。肩甲骨と上腕骨、その周辺の組織を理解しているからこそ可能している結果だと感じました!

講座が進むと内田先生の経絡の知識を活かした、ツボ押し体験がありました。腕を上げたときについつい「首が詰まってしまう」という感覚ありませんか?

それがあるツボを押してもらいながら手を上げると・・・すーっと首が長くなったかのように肩がすっと落ち着いていきます。
首と肩の間にふんわり空間が出来る感じ。スタジオ内は「おー!!」「わー!!」「きゃー!!」の歓声で大盛り上がりでした!!

まとめ
いかがでしたか?
書かせて頂いた内容はクラスのほんの一部にしかすぎません。肩甲骨とその周辺の組織まで十分に理解を深めた上で、アーサナとその際の注意点などを実践して学び、ヨガに活かせる知識へと昇華させていきます。面白くて為になる、本当にすごい講座です!!

同じく1日集中講座の骨盤セラピーには、その場でお申し込み頂いたかたが多数いらっしゃいました。参加された皆様のその行動が、流行(はやり)ものの「肩甲骨」だからではなく、内田先生の講座がいかに有意義だったのかを物語っているなぁと感じました。
内田先生が良く用いる一言「使いこなせる知識」は肩甲骨セラピーでも健在でした!!