朋子

こんにちは。ヨガジェネレーションのがんちゃんです。
とにかく忙しくて疲れが取れない時、みなさんはどうしていますか?週末に寝溜めをする、日中に仮眠をとる、早く帰る日を作って早く寝るなど、睡眠で体力の回復をはかる人は多いのではないでしょうか?

そこで今日は疲労回復に最適な「リストラティブヨガオープンクラス」をご紹介します!横になったまま、ヨガブロックやボルスター、ブランケット等の道具(プロップス)を使って行う「リストラティブヨガ」のクラスは一体どのようなものなのでしょうか?

緊張状態が続き、リラックスするのが難しい現代

私たちは日々緊張し、ストレスに晒されています。常に頭をフル回転させ、長時間パソコンやスマホに向かい目を酷使し、家にいたらいたで次から次へと家のことをこなし・・・。睡眠時間が短かく、睡眠の質が低い人も多いでしょう。

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つで成り立っています。前者は活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時に働くもの。後者は休息している時、リラックスしている時、眠っている時に働くもの。この2つは、必ずどちらか一方が働く仕組みとなっています。

リストラティブヨガは”がんばるスイッチ”を切るのに最適!

講座風景
忙しい現代人がもっと力を入れるべきはこの「副交感神経」を働かせることです。ですが自律神経は筋肉などと違って自分の意思ではコントロールできません。だからこそリストラティブヨガのクラスのような環境に身を置くのは効果的なのです。リストラティブヨガは「頑張らねば!」といつも踏ん張っている自分のスイッチをOFFにしてくれます。

クラスの様子を見ようと潜入した私ですが、心地よいリラックス・ミュージックに柔らかな照明、先生の穏やかな導入のインストラクションを聞いて10分もしないうちに自分の意識状態の変化を感じました。自然と目をつむり、忙しく動いていたマインドが静まっていったのです。

道具を使うことで「力を抜く」「委ねる」を練習する

受講生
この日のクラスは体側を伸ばしたり、身体をひねったり、ゆったりとしたストレッチから始まりました。リストラティブヨガは仰向けになってとるポーズが中心。ポーズを維持する時間が長いため、先に身体をほぐすことが重要です。

そして徐々に道具を使っていきます。足をラクに組み、目の前にブロックを置きます。そして上半身を前に倒し、頭の重みをそのブロックに預けます。首の緊張が取れるため、マインドの沈静効果のあるポーズなのだとか。もしも身体が硬くて高さが足りない場合はブロックやブランケットをさらに積んで、身体に無理がないように調節します。

クラス中、講師の川原朋子先生はこうおっしゃっていました。「プロップの支えを信じて、身体の力をもう一つ抜いて」

大人は誰しも「まずは一人でやらねば」と歯を食いしばってがんばる癖がついています。プロップに身を委ねるのは、自分の”外”の支えや力を借りる練習のようにも思えました。

休むことを自分に100%許す至福のひとときを

講座風景
クラスが進むに連れポーズは移り変わり、使う道具も増えていきます。クラスの最後の方で再び潜入したら、明かりは完全に落とされ、参加者は全身をすっぽりブランケットに包まれていました。

こんなにもただ仰向けになり、”何もがんばらなくていい”90分は日常生活の中でない、とても贅沢な時間!場所は都内のヨガスタジオですが、まるでプチリトリートのような”非日常”の時間に感じました。

クラス修了後、「こんなに緩んだあとに皆さん歩いて帰れるかしら?」と思っていたのですが、参加者のみなさんの顔は血色がよく、すっかりリフレッシュした様子で爽やかに帰っていかれました!

「最近ストレスが溜まってるな」「がんばりすぎてバランス崩してるな」という方は、ぜひ参加してみては?