朋子先生がデモをしているスタッフにアイピローを乗せている

こんにちは、ざっくです!
この日を待ち望むこと数ヶ月!!初開催!川原朋子先生による『リストラティブ・ヨガ:集中講座』に参加してきました。以前、レポートでお伝えしているのですが、朋子先生のリストラティブ・ヨガを初めて受講した時から、どうしても朋子先生からリストラティブ・ヨガを学びたい!と思い、自分へのご褒美!という名目で、参加してきました。さっそく、講座の様子をレポートさせていただきます!

多くの人は自分が思っているよりも、リラックスできていない

川原朋子先生が仰向けになっている生徒さんの額の上にアイピローを乗せている

「なんだか疲れが取れない」「動き出すパワーが出ない」というように、体も心も疲れてしまう時ありますよね。実はこれ『自律神経』と大きく関わりがあるそう。現代に生きる私たちは、活動を司る”交感神経”が優位なライフスタイルを送っている人がほとんど。その”交感神経”の反対の”副交感神経”が優位になった時に私たちはリラックスすることができるそうです。

リストラティブ・ヨガは別名『究極のリラクゼーション』と呼ばれています。「ポーズに入ることで、副交感神経を優位にし、副交感神経が優位になることで、自己治癒力が高まるメカニズムのスイッチを、自分で入れることができる。つまりは、深呼吸に変えることで副交感神経が働く。呼吸の仕方は意識的に”自分で変える”ことができる。この”自分で”というのが、究極と言われる所以です。」と朋子先生は教えてくださいました。

動かないヨガ!?リストラティブ・ヨガをする理由

リストラティブヨガのポーズに入っている生徒さんたち

写真のようにポーズを取っている姿を見ると、「寝ているだけなのになぜクラスに参加する必要があるの?」と思う方も、ヨガの経験を問わずいらっしゃるのではないでしょうか?何を隠そう、私自身が少し前までそう思っていたのです。体を動かしたい時にヨガクラスに行く、癒されたいならマッサージに行くというように、以前まではヨガクラスへは動くことのみを目的に参加していました。そんな私にとって衝撃的だったのが、朋子先生のクラスでした。

自分にとって心地の良いポーズは、自分にしか分かりません

ブロック、ボルスター、ブランケットを使って、自分にとって一番心地良い状態を見つけていく、それが自分のポーズの完成形となります。ポーズを覚えてしまえば、自分で行うことができるのもリストラティブ・ヨガの魅力のひとつ。朋子先生はクラスの中で何度も”自分で自分の心地良さを見つける”ことの大切さを私たちに伝えてくれました。

気づいていないだけ?人は自分で自分を癒すことができる

切り傷をした時に、血が出て、止まって、かさぶたとなり、また新しい皮膚が生まれるという素晴らしい機能が私たちの体には備わっています
このように私たちには、自分で自分を癒す力があります

というように、朋子先生は”セルフケア”できることの大切さや素晴らしさを、表現を変えて何度も教えてくれました。精神的なもの、身体的なもの問わず、人は自分の中に問題があっても、外側から何かを得ようとしてしまう時があると思います。

一方リストラティブ・ヨガは、そんな外側に向きがちな意識を、ポーズに入ることによって自然と内側に向かせてくれます。2日間の集中講座を通して、私だけではなくその場にいた多くの受講生が今までに感じたことのない『極上のリラックス体験』をしていました。

シンプル&スローダウンすると、自然とやる気が出てくる

笑顔の川原朋子先生

ホームワークは”スローダウン”です

と朋子先生から1日目の最後に言われた宿題のお陰で、とても貴重な体験をすることができました。いつもどこか頭の隅で「あれをやらなきゃ、これをやらなきゃ」と無意識のうちにやることに追われ、気持ちだけで疲れてしまい、毎日家に帰る頃にはクタクタになっていました。でも朋子先生から言われた宿題を思い出して、「今日はあれもこれもやらなくて良い。ゆっくり過ごそう」と”自分をスローダウン”させることを許せたのです。

すると、いつもなら夕食を作ってご飯を食べ終わる頃にはヘトヘトになってしまっていたのに、その日の夕食の支度中に急に”バナナケーキ”を作りたい気分になり、気分良く作り始めてしまいました。心と体を休めることに意識を向けてあげることで、自然と次に動く力が湧いてきたのです。ゆっくり過ごしていたはずなのに、結果的にはいつもより出来ていることが多かったのには驚きでした。

忙しい毎日を送っているからこそ、その忙しいサイクルをより快適に循環させるためのツールのひとつとして、自宅でも簡単に実践できるリストラティブ・ヨガを取り入れてみてはいかがでしょうか?