高尾先生が満面の笑顔で話をしている

「どんなことに幸せを感じますか?人生設計したことありますか?」と隣にいた先輩に聞いたところ、「過ぎてしまったことが多い・・・いまは、なんでもないことが幸せかな。」と言われて、ちょっぴり切なくなったざっくです、こんにちは!
皆さんも、人生で一度くらいは「あの時にこうしておけばよかった」という経験をしたことがあるのではないでしょうか?今回は高尾美穂先生による『女性のカラダの基礎知識』に潜入して学んだ、今すぐ人生設計すべき理由をシェアさせていただきます!!

その1:女性には、タイムリミットがある

壁に写るスライドを指差して説明をしている高尾先生

女性には、タイムリミットがあります

そうお話してくださったのは、産婦人科医の高尾美穂先生。高尾先生は分かりやすい例の一つとして、”妊娠”についてお話ししてくださいました。女性も社会で大きな役割を持って働くようになった現代。仕事に追われる日々を過ごしていると、「妊娠は、いまじゃない」「いま妊娠したら困る」という風に、見てみないふりや、考えることを後回しにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

例えば、ある一定の年齢を境に、妊娠する確率が下がるということや、実際にそれは何歳からなのか?ということを知っているのといないのとでは、人生設計は大きく変わってきますよね。

その2:誰も何も言ってくれない、教えてくれない

10年前、20年前、働く女性たちは「妊娠をしたいなら早めに計画しておくべき」ということを知りませんでした
だからこそ言えること、それは「早いうちから人生設計しておくことがとても大切」だということです

かつては両親や親戚などから「子どもはまだ?」とせっつかれるシーンが多く見られましたが、女性の選択肢が多くなっている現代は、自分が何を選ぶかを自分で考えて決める機会も多く、妊娠についてだけでなく、人から何かを言われて方向性やタイミングを決めるという機会は少なくなっているかもしれません。

早い方がいいと漠然とはわかっているものの、様々な要因で、やっぱりどこか後回しにしてしまう場合もありますよね。でもそんな私たちに対して、高尾先生は産婦人科医として、「何故早い方がいいのか?」という理由も一緒に説明してくださるので、自分事としてより真剣に向き合うべきだと気付かされました。

その3:人によって幸せは違う

壁の前で話をする高尾先生と壁に向かって座っている生徒さん

それぞれの人にとって、幸せって違うと思います。違っていいと思います

一方で高尾先生は、幸せは人それぞれ違うことが当たり前だということも教えてくださいました。

ついつい私たちは、他人と比べてしまいがちです。上記では、「妊娠したい」という気持ちがあることを前提としてお伝えさせていただきましたが、まずは、いまの自分や将来の自分にとっての幸せとは何か?それを現実にするために優先順位は何か?を考え行動することが大切だと教えてくださいました。

なんとなく過ごしてしまっていることも、自分が選んでいる

全ての女性によりよい未来をと映し出されているスライドの前で話をしている高尾先生

「仕事、結婚、妊娠」これらの両立は現代で生きる女性にとって大きなテーマの一つですよね。すべて自分の思う通りにものごとが運べば、それが一番ですが、そうはいかないこともあります。

「分かっていて、選択しなかったこと」と「知らないで、選択できなかったこと」は、結果だけを見れば同じかもしれませんが、心に対する影響は違ってきます

これまで数多くの患者を診てきた高尾先生が、経験談を交えながらお話されたこの言葉は、私だけでなくその場にいた受講生皆さんの心にも響いていたように思います。

また、「ちょっとお節介なくらいがちょうどいい、自分の周りにいる人も巻き込んでいきましょう!」と微笑みながらお話している高尾先生を見て、自分が実践するだけでなく自分の周りの人にも、高尾先生に教わったことをシェアしていきたい!と純粋に思いました。