クリシュナ・グルジ、お休み前のワークショップ第2弾はハタヨガのセルフプラクティス。自分で出来るハタヨガのプラクティスを教えてもらいましょう！
講師：クリシュナ・グルジ

講座について

グルジのハタヨガ。肉体とエネルギーのセルフプラクティス

2015年にヨガジェネレーションで初開催となった「クリシュナ・グルジによるインド政府公認校認定ヨガ指導者養成講座」。2021年には新たに瞑想コースが開設され、ヨガジェネレーションでも圧倒的な人気を誇る講座となりました。中でも、毎年、1番に満員になるのが、ハタヨガコースです。コースは、1回の講座が8時間。丸1日かけて、学ぶトレーニングですが、皆さん、

グルジのハタヨガは1日中受けてても全然疲れないんですよ！

とおっしゃいます。毎月開催している90分クラスもいつも満員御礼。コロナで人数制限もしていますが、公開したらすぐにお申込みが入り始めます。

グルジが長期でお休みに入る前に、毎月クラスを受け続けてくれている皆のために、「自分でできるプラクティスの方法を教えてほしい」とグルジにお願いをして、開催してもらうのが本講座。

グルジがお休みになっても、皆さんヨガの練習を続けましょう！

エネルギーのバランスを調和させる本来のハタヨガ

日本のヨガスタジオでもクラス名として使われることが多い「ハタヨガ」。一見、体を動かすことが目的のように見えますが、本来は、それ以上の意味があります。

私たちの身体の中にはプラーナという生命エネルギーが流れています。これは生命活動を維持するために欠かせません。

人体の2つの主要なエネルギーである「ハタ」。

つまりハタヨガとは「ハ（太陽のエネルギー）」と「タ（月のエネルギー）」、この2つのエネルギーに調和をもたらす事を指しているのです。

そして、この体内を流れるプラーナの通り道がナーディです。私たちの体には3つの重要なナーディが存在します。それがイダ、ピンガラ、スシュムナーです。

このうちの1つであるイダナーディは、月のシステムとしても知られています。例えば 満月の日には、満潮となり、海面がより波打つのが見えてきます。これと同じように、月のエネルギーは、私たちの心と感情を絶えず変化させ、影響を及ぼしていると云われています。

又、イダ ナーディは、 2つ目のエネルギーチャンネル ピンガラ ナーディとして知られている太陽と対になっています。太陽はいつも変わらず安定しています。太陽は火の象徴であり、私たちの活動、意思決定を支配し、精神的な明快さを与えていくれています。

そして最後にスシュムナーナディは脊髄と中枢神経系に関連しています。私たちの意識は、この中央脊柱管路を通って連続的に流れています。意識とは魂の光と輝きとも云えるのです。

では、どうすれば 私達の体の中にある、これら3つのエネルギーのチャンネルにバランスと調和をもたらす事が出来る様になるのか？ 講師クリシュナ・グルジはこう話してくれました。

「それは『ハタヨガの練習を積むこと』に尽きます。」

自分でエネルギーのバランスをコントロールできるハタヨガの練習法をグルジから教えてもらいます。

心と知性のバランスを取り戻すハタヨガの目的

「ハタヨガとは、”心と知性のバランスを取り戻すこと”」

グルジはよくこう話してくれます。心と知性の完璧なバランスとコントロールがあると、意識が目覚め始めます。その結果、内なる平和、内的満足感、精神的明快さを見つけることができます。

2014年9月。クリシュナ・グルジがヨガジェネレーションと共に初めて行った講座は「ハタヨガ基礎講座」でした。インドの本流のハタヨガをインド人講師から日本語で聞くことができる講座は、当時の日本では貴重な講座。たくさんの方にご受講頂きました。あれから8年。その間にもグルジの講座はたくさんの種類が増え、そしてこれまでたくさんの生徒の皆さんにご受講を頂きました。

また、ワークショップの初開催から1年後に始まった、インド政府公認校認定ヨガ指導者養成講座1年コースは、4コース合わせて668名もの方々にご受講頂き、その皆さんがグルジの教えを受け、そして、自分の生徒に受け継いでいってくれています。

このワークショップをもって、グルジは長期のお休みに入りますが、どうか皆さん、グルジが教え続けてきたの教えを忘れず、ぜひご自身とその周りの人のために役立てていってください。

そして、また、グルジがヨガジェネレーションに帰ってくる日には笑顔でグルジをお迎えしましょう！