こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。佐藤ゴウ先生の担当になって早1年。(はやすぎて恐ろしい…)「ヨガ指導者として人間力を高める講座」を何度も潜入する機会を与えて頂いています。そこで驚くのが「こんなにも会うと皆が好きになる先生がいるのか」ということ。
必ず皆さんのアンケートには恋文かのような素敵なメッセージが寄せられます。(読んでいるこちらが恥ずかしくなる。(笑))でも、これが人間力の成せる技なのか…と思うと、皆さんに紹介せずにはいられません!
悩んでいない?ヨガ指導者アルアル
「ヨガ指導者は〇〇でなければならない」そう思い、悩んでいるヨガ指導者の方々の声をよく聴きます。「ヨガ指導者はすごいアーサナができなければならない」「素敵なヨガウェアに身を包んでいなければならない」「皆が見惚れるような容姿でなければならない」などなど。理想とする現実と、今の自分とのギャップに苦しみ、自滅しそうになっていませんか?
しかし、今日はゴウ先生がこんなお話をされていましたよ!
根っこにある自分の声に耳を傾けよう
講座では、ゴウ先生の昔話や体験談を交えたおもしろいお話をたくさん聞くことができます。今日も
昔、アパレルブランドで働いていたのだけれど、『俺かっこいい』って人から評価されたかっただけなんだよね。売上も上げなきゃかっこ悪いから、服を売らなきゃいけないって思っていたんだよ
と、さらっと自分のお話をして下さいました。(正直すぎる発言に驚き…)
ちなみに、ヨガ指導者の方の中にもいるのではないでしょうか?「かっこいいヨガインストラクターになりたい」という想いが自分の中にある人が。だから、自分は「かっこ悪かったらいけない」「オシャレじゃなければいけない」と思っていませんか?
それは決して悪いことではありません。と前置きしておきます。しかし、実際それに気が付くと、赤面するほど恥ずかしいですよね。「えっ…私純粋にヨガが好きで『ヨガインストラクターになりたい』と思っていたはずなのに、実はそんなことを思っていたんだ…」と気づくと「うわーーーー!!!」ってなりませんか?
しかし、ゴウ先生はこれに気が付いてから変わったそうです。
〇〇になること。そこに成長の秘訣が隠されている!
俺、評価されたかったんだ…って気が付いてからは楽になったし、素直になったんだよね。似合わないものは『似合わない』ってお客さんに言うようになったし
とお話して下さいました。しかも、それを人に伝えるようになってからの方が、逆にお客さんから信頼されるようになり、売上は伸びたそうです。
確かに服を選ぶときに、なんでも「お似合いですよ」と言われるとかえって不信感を抱きがち。自分に本当に似合うものを正直に提案してくれる店員さんの方を信頼感は増しますよね。
大切なことはバランス。素直さは暴力にも
ただし、気をつけないといけないよ。素直さは人を傷つけることもあるからね。ちゃんと相手のことや全体像が見えていないとそれは暴力になりかねないから
ヨガでは「アヒムサ」という考え方がある通り、人にも自分にも暴力的な行為をしないことを伝えています。素直な意見は大切ですが、ちゃんと周りを見ること、相手のことを考えることも大切だということですね。
何事もバランスが大切だということです。
余談ですが、実は今日、「バランスが大切」というお話を聞き、私は反省しているのです。どちらかというと、正直に自分の意見を話してしまう私ですが(私の周りの人、ごめんなさい)、実は最近少しずつ後輩と呼べる人が増え始めました。一旦、考えてからお話するようにしなきゃいけないなぁと思っていた矢先のこのお話。
私も一呼吸おいてから言葉を発せられるような人になりたいと思ったのでした。