- 要:事前講座
- 妊婦可
- 女性限定
- 修了証発行
- 初心者歓迎
- スタジオ開催
- オンライン
- 教材(郵送)
- 教材(データ送付)
痛みの革命!オーストラリアの理学療法士であるティム・コックスによる新しい科学に触れる時間
講師:ティム・コックス
講座について
お申込み・お振込み期限は5月9日(日)
本講座は、事前講義ビデオの視聴、テキスト郵送の関係上お申込み/お振込み期限を5月9日(日)とさせていただきます。
医療が進む現代でも、慢性的に痛みを抱えている人口は増加
長く続く痛みの苦痛は、耐えがたいもの。行動は制限され、楽しいはずの出来事を楽しめない、嬉しいことも素直に喜べなくなる。放置することで、体だけでなく心まで蝕まれるケースも少なくありません。
「いつものことだから」
慢性的な痛みを抱えている人の口癖です。医療は日々進化しているはずなのに、世界中で慢性的な痛みに悩まされる人は増加の一途をたどっているとも言われています。
皆さんのヨガクラスにもこんな人はいらっしゃいませんか?
膝痛、腰痛、片頭痛などはもちろんのこと、様々な病や疾患による痛み、複雑な幻肢痛や複合性局所疼痛症候群のような痛みに至るまで、痛みは老若男女問わず、「悩みの種」となっています。
オンデマンド&オンラインで学ぶ!痛みの新常識
本講座では、疼痛の困難や不快感を和らげるのに役立つ、新しい疼痛科学研究を学びます。全ての人が最先端の疼痛学の知識をわかりやすく理解できるように作られています。
履修時間は合計17時間。
オンデマンドによる事前学習のビデオ(11時間)と2日間のZoom(6時間)によるオンライン講座となっています。テキストは英語と日本語訳がついており、全てのビデオには字幕、もしくは通訳がつきます。
医療が進む現代でも、慢性的に痛みを抱えている人口は増加傾向にあります。そしてオピオイド(鎮痛薬)の副作用も世界中で問題が提起されています。
- 現代の医学的アプローチ、リハビリ的アプローチで改善されないのはなぜか?
- なぜ人は痛みを繰り返すのか?
- なぜ人は痛みを継続的に持ったまま生きているのか?
- なにが痛みを作り出すのか?
そういった疑問に、臨床と研究による的確な情報と共に現代の医療的アプローチに新たな視点をもたらしてくれるプログラムです。
今注目されている医療の考え方~生物心理社会モデル~
これまでの医療は「1つの病気には基本的に特定の原因が存在し、それが物理・化学的な因果関係の結果として特定の病気を引き起こす。」という考え方が主流でした。
しかし、例えば皆さんの周囲には、椎間板ヘルニアの手術をしたはずなのに、痛みが取れない、過去の交通事故の傷は完治しているはずなのに、雨の日には傷が痛む。という方はいないでしょうか?痛みを訴えて病院に行っても、
「痛み止めで様子をみましょう」
と言われて帰ってくるというケースが多いのも現実です。更に生活習慣病や慢性痛、様々なメンタルヘルスの問題、そして多くの免疫疾患や自律神経疾患など未だ原因がわからないまま、日常生活に支障をきたすほどの痛みに苦しんでいる人は大勢います。
そこで今、注目されているのが生物心理社会モデルという概念です。これは「人の健康状態は身体的、心理的、そして社会的要素がそれぞれ同じくらいの比重を持って影響し、複雑に絡み合うことによって作り出されている」という考え方。つまり、痛みの原因は1つの特定の原因ではないということ。
今回のこのプログラムは、この根本的な概念を基に勉強をしていきます。
痛みの概念が変わる。新しいヨガの在り方
今回ヨガジェネレーションにて、この講座を紹介させていただくには訳があります。
これまで、ヨガ業界で主流となっていたのは「痛みをケアするためのヨガ」の提案でした。しかし、今回提案するのは「痛みを起こさないためにヨガができること」を考える知識を身に付けて頂くことです。
痛みの原因は、その場所の疾患だけにあらず。ヨガによって様々なストレスなどのケア、心理的なアプローチ、人生とは?人とのつながりとは?を考えることで、「そもそも痛みを起こさない生活」を手に入れることが可能となります。
知識は力。今回お届けする、Explain Painコースは、全ての人が最先端の疼痛学の知識をわかりやすく理解できるようになっています。科学の難解な部分は多くの比喩表現や様々な例題へ落とし込まれており、基本的な考え方・視点の変化と創発の哲学によって成り立っています。
疼痛を理解するには2つのプロセスがあります。1つ目は、患者の疼痛のパターン、比喩表現やその裏にある様々な物語や論理だった分析。そして、それと同時に2つ目はその苦しんでいる患者に寄り添うこと。この2つがとても重要なことなのです。
なぜ、痛みが起こるのか、そしてその痛みにヨガができることは何か。新しく導き出してみませんか?皆さんのヨガ指導に確実に変化が起こるはずです。
講座プログラム
概要
1:恒常性システムとしての生物可塑性と現代の疼痛学、神経免疫学を基礎とした新しい疼痛とストレスの理論の理解
2:個人またはグループへの新しい理論に基づいた治療・教の構築
3:疼痛学とBPSモデル(生物心理社会モデル)における研究と科学的根拠
4:個々の患者を中心とした教育的な介入のスキルと比喩表現、例題、メディアなどの治療への活用
5:Protectometerのコンセプトと臨床活用
6:慢性疼痛、ストレスに悩む患者やほかの医療者へ新しい疼痛理論を基にした治療プランを伝えるための知識と自信
講座概要
開催日程 |
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受講料 | 99,000円(税込) |
講座主催者 | SASS Centrum, Inc. |
講座開催形式 | オンライン(事前ビデオ学習+Zoomによるライブ講義) ※ビデオ講義へのアクセス情報はSASSよりメールにてご連絡をさせていただきます。登録メールアドレスにつきましては、携帯アドレスはお控えください。また@sass-sd.comからのメールを受信許可設定にしてください。 |
テキストについて | ご登録頂きましたご住所にて送付をさせて頂きます。 |
ビデオ講義について | 5月22日、23日のオンラインライブイベントにご参加いただく前に全てのビデオ講義をご視聴いただき、当日は様々なグループワーク及び質疑応答を行います。セミナー終了後2週間はビデオ講義へのアクセスが可能となりますので、復習などのご利用ください。 |
注意事項
- レポート作成のため、写真撮影をさせて頂きますが、予めご了承下さいますようお願い致します。
- 録音・録画・撮影はご遠慮頂いておりますので、ご協力、お願いいたします。
お支払い方法
事前振り込み制です。
講座開催前日までにお振込ください。
原則は現金の扱いはございません。
前日申し込みの方で銀行振込が間に合わない方に限り、
当日受付にて現金でのお支払いをお願いしております。