美しい9枚の花弁を糸で表現！この時限りの特別な模様を作成します！
講師：小林睦子

講座について

その体験はまさに瞑想。老若男女楽しめる糸かけヨガ曼荼羅

木の板に釘を打ち付け、そこに糸をかけていく、ストリングアート、糸かけヨガ曼荼羅。その規則にしたがってシンプルに糸をかけていく行為が、まさにヨガの瞑想体験ということで、ヨガジェネレーションでは「糸かけヨガ曼荼羅」と呼んでいます。

一見あまりの美しさに、作成するのが難しそう…私にも出来るのかしら？

と感じる方もいらっしゃることでしょう。しかし、実は老若男女問わず、皆さん楽しんで頂くことが出来ます。心や体が疲れているとき、周りの人やモノ、情報が気になったりしたとき。人は「今この瞬間」に集中することができなくなります。

その「今」に集中することが出来るのが糸かけヨガ曼荼羅。手元で糸をかけていく瞬間瞬間は、そこに集中していなければ、この美しい曼荼羅模様にはなりません。

何もしない、ただ座っているだけの瞑想では、雑念ばかりになってしまい苦手…という方も、そこに対象があるだけで、集中することができます。糸かけをしながらの瞑想を楽しんでみませんか？

小林睦子が大賞を受賞。この時限りの「月の花模様」

今回作成頂くのは、30㎝×30㎝の作品。埼玉県立近代美術館ZEN展にて、講師：小林睦子が大賞を受賞した作品を皆さんと一緒に作ります。絵画や造形、書道などのあらゆる分野から175点集まった中からの大賞。

美しさはもちろん、注目したいのは「数の法則」。

今回の作品は、かけ算がベースのリズムがけと呼ばれるかけ方で行います。このかけ方をすることで、花模様が現れるそう。しかもかけ数の数字を変えることで、花模様もまた変わっていきます。この作品のタイトルは「月の花模様」。月は時刻や方位によって見える模様が変わります。その月の変化を表現されているのがこの作品なのです。

「数の規則」と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、講師が順を追って、丁寧に説明をするため、わからなくなっても大丈夫。ぜひ、楽しみながら作品作りをしていってください。

1色で描かれるあなただけの月の花模様

また、今回も使用するのは、京都、西陣の絹糸。この糸で出来上がる作品の仕上がりは一級品。どんな糸で作るより美しく仕上がります。今回の材料は全て、講師が準備をいたしますので、ぜひその美しさを堪能して頂ければと思います。

今回の作品は白い板に、ご自身のお好みの糸を1色選んで頂き、糸かけを行って頂きます。どんな色を選ぶのかによってもまた、全く違う表情を見せるのが、糸かけの面白いところ。ぜひ、皆さんのその日をこの作品に表現してください。

糸かけで得られる心の平穏。そして美しい作品

糸かけの作業は、シンプルタスクを繰り返していくことで、複雑に絡み合った脳の糸をほどき、心と体に静けさをもたらしてくれます。そして、更に、一点集中していく作業は、ストレス解消の方法にも。

何かに悩んでいるとそのことで頭が一杯になってしまうことはありませんか？そんな時は「全く別の何か、に没頭する時間」が大切です。糸かけをしている最中は、そこにぐっと集中をするため、他のことを考えることがありません。

この時間がストレスレベルを下げてくれるのです。

特に糸かけは「糸をかける」というシングルタスクをひたすら続けます。マルチタスクで生きている私たちにとって、こうやって、ひたすら同じことを繰り返す作業が脳内をすっきりさせてくれることも。

心の平穏と美しい作品、2つが手に入る糸かけ。初めての人も大歓迎です。ぜひ挑戦してみてください。