女性なら誰もが気になる“女性特有の病気”
 現役産婦人科医から“本当のこと”を学ぼう!
こんにちは。ふなもんです。
今日も良いお天気で、海にでも行きたくなるような1日でしたね!
 ようやく梅雨も明け、夏気分です♪
さて本日、オハナスマイル駒沢大学店では
 産婦人科医 高尾美穂先生による女性の体の基礎講座が開催されました。
テーマは本日初公開の「女性特有の病気を知ろう」。
 女性特有の病気って聞いたことはあるけど実際にはどんな症状?
 予防方法はあるの?など分からないことも多いテーマ。
そんなヨガをやっていなくても気になるテーマの
 講座の様子をお伝えしたいと思います!
女性特有の病気とは?
雑誌やテレビ、生命保険のCMなどでも耳にすることが多い“女性特有の病気”。
 具体的にはどんな病気なのでしょうか?
今回の講座では様々な種類の女性特有の病気の中でも
 産婦人科を受診される方が多いものを高尾先生が紹介してくださいました。
その一例がこちら。
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
- 卵巣腫瘍
- 子宮頸がん
- 性病
- 不妊症
- PMS
一例といえどかなりたくさんあるんですね。。
 なんだかすごく怖い!けどまさか自分にはと思ってしまいがちなこれらの病気。
 しかし実は誰もが発症する可能性を持ってるものも少なくありません。
例えば子宮筋腫。
 これは良性の腫瘍ですが、特に40代以上の女性では症状の有無によらず
 かなり多くの方が腫瘍があるそうです。
また子宮頸がんの場合、発症してはいないものの、病気の原因となる「HPVウイルス」に
 感染したことのある女性は、性交経験のある女性だとなんと80%というデータがあるそうです。
他人事だと思っていたこれらの病気がなんだか自分ごとに感じられ
 少し怖くなってしまいました。

しかし高尾先生いわく、それぞれの病気に予防法があるし
 また、遺伝的になりやすいと分かっている人は特にそうですが、
 定期的に検診をきちんと受けることで早期発見・治療が可能な
 病気がほとんどだとのこと。
講座ではこれだけはぜひ受けて欲しいと高尾先生が考える
 検診も教えて頂きました。
 早速予約をしたいと思います!
子宮内膜症と逆転のポーズ
この講座のテーマでもある、”ヨガ×女性の体”。
 その中でも興味深かったのが、子宮内膜症と逆転のポーズについて。

よく生理中は逆転のポーズは良くないということは耳にしますが、
 医学的にはなぜ?どんなことに良くないの?と思ったことはありませんか?
講座では子宮内膜症と逆転のポーズについてのお話がありました。
 逆転のポーズをすると逆流血が子宮の中に広がり子宮内膜症の原因になるという話は聞いたことがあるのではないでしょうか?
私も聞いたことがあったのですが、ちょっとくらい大丈夫じゃないのかな?
 そもそも医学的に本当なの?と少し思っていました。
しかし今回、高尾先生の講座を聞いて、1回逆転のポーズをしただけで必ずしも子宮内膜症になるわけではないものの、子宮内膜症の原因となるものの1つが逆流血であることは分かっているという話を聞いて、やはりそうなんだと思いました。
聞いたことはあったことでも、高尾先生に直接聞いたことで
 すごく説得力あり、子宮内膜症に限らず、さまざまなことの医学的な
 立場での意見聞くということ、正しい知識を知るということは大事だなと思いました。
メディアの膨大な情報に流されるのではなく、信頼できる人に聞き、
 学ぶことの重要性を新ためて感じました。
不妊に関して
産婦人科医としてたくさんの患者さんを診てこられた高尾先生。
 不妊に関して、先生が見てこられた方の傾向からトライする
 タイミングや頻度についてのお話がありました。
周りにも不妊で悩んでいる人がいたり、いつか自分も子供をと
 考えている方にとっても参考になるトピックスだったように思います。
その中でも印象的だったのが、不妊治療のゴールについて。
不妊治療のゴールは妊娠することではなく
 パートナーとの幸せな生活、そこに赤ちゃんも一緒にいるといいな
 ということだと高尾先生。
確かに時間もお金もかかる不妊治療だからこそ、
 何をゴールにするのか、そしてパートナーとどう不妊治療に向き合うのか
 という話は、とても心に残りました。
知っているようで意外と知らない女性特有の病気。
怖がるだけではなく、正しい知識を得て、日々の生活で気をつけることや予防のための検診など、私たちができることはまだまだあるということを知るのも大切な一歩。またメディアの情報に流されず、正しい情報、きちんとした知識を専門家に聞くという姿勢を持つことも重要です

 
                             
                     
         
         
         
         
         
         
     
    