こんにちは、ヨガジェネレーションのかめこです。今週末、オハナスマイル祐天寺店では中島正明先生がメイン講師を務める「RYT200ヨガ指導者養成講座」東京19期の5日目と6日目が開催されていました。昨日は懇親会もあって、みなさんの打ち解けた雰囲気です。

もう、お互いがお互いをサポートし合っています。「私はどうしてもできないポーズがあるから・・・」と落ち込んでいる方がいると、周りの子がコツを教えたり、励まし合ったり、同調したり、本当に人って暖かいなとしみじみ感動します(^ω^)

今日の午前中に行ったのは「力を抜く」こと。

力抜けていますか?

RYT200東京19期
ヨガクラスで、「力を抜きましょう。」とか「脱力しましょう。」とインストラクターの方が声がけすることがありますよね?みなさんはできていますか?

中島先生は「現代人は力を抜けない人が多い」と言います。その原因は身体にだけあるのではなく、心にもあるそうです。

例えば、「上手くやらなくてはいけない」「誰かに頼ってはいけない」そんな心の力みが、体を力ませ、抜けにくい状態を作っているようです。

どうして力を抜く必要があるのか?

中島正明先生の講座風景
中島先生は、力が抜けた状態の定義を「余分な力みがなく、自分のポテンシャルを発揮できる状態」とおしゃっていました。

これはすごく、的確で分かりやすい定義ではないでしょうか?

緊張している状態は、余分な力が入って、自分の可能性を十分に発揮できる状態とは言えないですよね?頭の中が真っ白になったり、汗が止まらなかったり・・・。

「力を抜く」とは、決してダラッとしている状態ではありません。余分な力みがなく、自分の持っている力を存分に発揮できる状態。

現代人は、自分に力が入っていることにすら気付いていない人も多いようです。だから、力が抜くために何をしたらいいかということを考えることすらしないのです。

中島先生はアーサナをする時だけでなく、毎日の生活においても「力が抜けた」状態がいいと言います。

どうやって力を抜けばいいの?


中島先生は、力が入った状態と抜けた状態の違いを実際に見せてくださいました。ヨガをする時に、どちらの状態がいいかは一目瞭然でした。もちろん抜けている状態です。

ある参加者の方が、腕を持ち上げられて、上にいった時に離されても、腕が落ちることはなく、腕の位置は変わりませんでした。これは確実に自力でがんばろうとして、力が入った状態です。

体の力を抜くのは練習したら、みなさん、うまくできるようになりました。

では、心の力を抜くためにはどうしたらいいのでしょうか?それは体からのアプローチが有効だと中島先生。

私もアシスタントの方にある筋肉をほぐしてもらうと、ホッとした気持ちになり、なんでもできるような気分になりました。

ここで先ほどと同じ、腕を持ち上げてもらって、持っている手を離されることをすると、絶対的に腕が重くなったような感じがして、まるで違う腕のようにストンと落ちました。

重くなる(気がする)のは、力が抜けている状態の証です。気がすると書いたのは、実際の重力は変わっていないからです。人間の体は本当に不思議ですね。

マットの外でも活かせる知識を学ぶ


中島先生は、このRYT200のトレーニングで決して、アーサナを取る方法だけを教えることはありません。

必ず、自分の生き方や生活・物事の捉え方を一緒に教えてくださいます。

今回のこの「力を抜く」というテーマに関しても、本当にそうでした。

マットの上でも、マットの外でも、その人がどうあったら「自分の可能性を発揮できるのか?」を中島先生は常に指導しています。

参加者のみなさんも、今日のテーマを通じて、学んだことは多かったのではないでしょうか?

来週は解剖学の野見山先生です。東京19期のみなさん、楽しみにしていてくださいね♪

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