「指導者は、友人以上でも以下でもありません」
“Teacher is no more than a friend nor less than a friend. ”
—Mark Whitwell
「私がハートオブヨガで一番大好きな教えです。友人のように生徒に寄り添い、私のハートオブヨガを伝えていきたいと思います。」
そうお話してくれたのは、川原朋子先生によるハートオブヨガ指導者養成講座一期生の伊藤瑠美さん。最近、ハートオブヨガ指導者養成講座の卒業生の紹介記事を多く書かせて頂いているのですが、本当に皆さん熱い想いを語って下さるので、今回も<前編・後編>に分けてご紹介させて頂きたいと思います!
瑠美さんは、今回の指導者養成講座が、人生初の指導者養成講座だったそう。初めての指導者養成講座を受けた感想や同じように指導者養成講座が初めての皆さんへのメッセージも頂いていますので、お楽しみください!
ハートオブヨガとの出会い
―瑠美さんとハートオブヨガの出会いを教えて下さい。
私が朋子先生のクラスを初めて体験したのは英語deYOGA、その中で出会ったのがハートオブヨガでした。
ハートオブヨガに出会う前の私は上手にポーズを決めることこそヨガだと思い続けていました。しかし、初めてハートオブヨガを行なったとき、それまで好んでいたのとは違う心地良さを感じたのを記憶しています。
そして私がこれまでお世話になってきた先生方は全員素敵で大好きで尊敬をしていますが、朋子先生は何かが違うと感じていました。言葉で表せない何か。これも私がハートオブヨガに惹かれた理由のひとつです。
他人と比べなくていい。ハートオブヨガが教えてくれたこと
-ハートオブヨガを続ける中でどんな変化があったのでしょうか?
以前の私はいつも他人と比べ、他人の用意した正解を気にしていました。何かが足りなくて、苦しくなることが多くあったんです。
でも、ハートオブヨガに出会い、自分は既にハタヨガとして存在していて、生命の叡智であるということ。他人と比べる必要はないということ。正解は一つではなくて、自分が選んだものが正解であるということがプラクティスを重ねるごとに、一つ一つがだんだんとクリアになってきたと思います。
他のレッスンでも自由にヨガが楽しめるように
―他のレッスンでもハートオブヨガの教えが活かされているとお聞きしました。
そうですね。ハートオブヨガ以外のレッスンを受けに行くこともありますが、以前は先生のデモ通りできるか、インストラクションに遅れず着いていけるか、必死になっていた部分がありました。
今は変な人だと思われない程度に(笑)自由に動いています。いつも先生のカウントか自分の呼吸がずれてしまうのが悩みでしたが、アーサナは自分の呼吸のために動くのだとハートオブヨガで知り、随分と楽にもなりました
美しいアーサナを目指すことが決して悪いわけではありません。しかし、大好きだったはずのヨガがどんどん自分を苦しめるものになってしまうのはとても残念なこと。ハートオブヨガで伝えているプラクティスの方法は、周りに合わせることや外側に向きがちな意識を内側へ自分自身へと戻してくれます。
ハートオブヨガを続けていくと、たとえどんな流派のレッスンやスポーツジムのクラスでも、自由に動いて楽しめる。つまり、「〇〇のヨガスタジオでなければ、ヨガができない」ということがなく、どこにいても自分のヨガが楽しめるようになります。
次回はいよいよ指導者養成講座のお話を聞かせて頂きます。皆さんお楽しみに!