笑顔の高尾先生

女性のカラダと向き合うヨガインストラクターが次世代に伝えるべきこと
〜産婦人科医 高尾美穂先生による女性のカラダの基礎知識講座レポート〜

こんにちは、kayaです。
先日、日曜日に産婦人科医でありヨガ指導者でもある
高尾美穂先生の「女性のカラダの基礎知識講座」に参加してきました。

私は高尾先生の講座は2回目の参加であり、1回目は
人気の理由に迫った!常に定員いっぱい、高尾先生による女性のカラダの基礎知識講座
というテーマでレポートをしました。

今回も高尾先生の魅力を伝えながら、ヨガインストラクターの役に立てる情報をお届けしたいな、と思いレポートに挑んだところ、1回目には伝えきれなかった先生の魅力を見つけてしまい、講座の前半が終わる頃には3000字ほどのレポートになっていました。

お昼休みには「どうやって短くしようかなー」と考えていたのですが、後半の講座を終えて「もう一度ゼロから書き直そう」と決めて、今PCに向かっています。

「女性特有の病気」への関心が低いのが現実

この講座は4つのテーマで開催しており、今回は「テーマ3:女性特有の病気」にあたるものでした。
先生は「本当の基礎知識はテーマ1と2で話しているから、3と4はおまけだよ」と軽い感じで言われており、実際ヨガジェネレーションユーザーさんの関心も今回の「病気」に関しては低かったように思います。

というのも、12月に開催する「テーマ4:ヨガ×自律神経」に関しては興味をお持ちのかたが多く、10月後半には早々に満員御礼になっていたのに対し、今回の11月の講座は残り3枠を行ったり来たりしていました。

「病気」というと、確かにあまり自分ごとな気がしないですよね。
「関係ない」と考えている人も実際多いのではないでしょうか?

実際に受けてみた感想をお伝えすると、確かに前半は女性特有の病気に関するお話が多く、身近に病気になった人がいない人にとっては興味が湧きにくいのかな?という印象を受けました。

でもそれは、私もみんなと同じように「病気」と「自分」が無関係だったからだと思います。

「病気」を考えることは「自分」や「人生」を考えること

講座風景
この日、午前中に先生が話されていた病気に関することはもちろんどれも大切なことです。
私も「その知識がどのくらいヨガの先生にとって必要か」というレポートを書いていたのですが、それを全部消してまでレポートを書き直したいと思ったのは、午後からの先生からのメッセージがあまりに強くて、熱かったから。

それは一緒に参加していたスタッフ仲間のレッドちゃんも「後半の先生の講義、泣きそうになっちゃった。」と言っていたほど。
何がすごいとか、感動したとか、そういうわけではないんです。

ただ、女性のカラダを知ることは、自分のカラダを考えることであり、自分のカラダを考えることは自分だけじゃない、好きな人やパートナー、家族を考えること、そして将来や「生きること」「死ぬこと」を考えることなんだと、それが先生の言葉を通して伝わってきたからです。

「病気」を知り、考えるからこそ、検査を受けようと思う

「発見が遅いと助けられない命がある。」
「検査を受けないことで、子供という夢を諦めなきゃいけないことがある。」

そんな酷で悲しい、先生が実際に体験された裏話もたくさんありました。
助けられなかった命や悔しい想いをした経験があるからこそ、先生の言葉はリアルでした。

こういった話を「自分には関係ない」と、そんな風に思って良い女性は世の中に1人もいなくて
病気は待ってもくれないし大切なものを奪うこともあるのが現実なんだと、先生の言葉一つひとつからヒシヒシと感じました。

自分や夢やパートナーの幸せの可能性を残すためにも、やらなければいけない検査があり、知っておかなければならない知識があります。

次世代に伝えていくことを学べるのがテーマ3の「女性特有の病気」です。

説明する高尾先生

先生が「今日伝えたことは、多くの女性と接するみんなから次世代に伝えていって欲しいこと」と
最後に言われていましたが、ヨガの先生は医者ではありません。

病気に関して言葉にすることをためらう気持ちもあるかもしれません。

でも、自分が学んだこと、心に残ったこと、例えば大切な親友や娘に教えてあげたいと思ったこと、
それを伝えていくことはできるのではないでしょうか?

学べば学ぶほど、女性のカラダのすごさに驚かされます。
でも一方で男性にはない脆さもあります。
それを教えてもらった時間でした。

「興味があるテーマだけ学ぼう」というのももちろん有りだと思います。
でも、この「女性特有の病気」の講義は、全ての女性に「女性として生まれた自分の人生」と本気で向き合うつもりで、一度聞いていただきたい、そして考えていただきたい内容になっています。

集合写真
ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!!

kaya