陰ヨガ講師の濱田さやか先生

陰ヨガは、形そのものは難しくないけれど、普通のヨガに比べてポーズの保持時間が長いという特徴があります。

シンプルだけど奥が深い。それが陰ヨガ。
ただし、シンプルだからといって“楽”なわけではないんですよね(笑)

こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。

今回、久しぶりに陰ヨガの担当をすることになりました。数えてみたら実に7年ぶり! 自分でも驚きましたが、新しく担当の先生が増えるのも久々でワクワクしています。

今日は、先月から始まった陰ヨガクラスの様子をレポートします。

正しい体の使い方。無駄な力を抜いてホールドする

陰ヨガを指導しているさやか先生

形は難しくないし、ハタヨガと似ているポーズも多いんですが、体の使い方や意識するポイントが少し違ってきます。

と、さやか先生。

写真や動画で見ると「これ知ってる!」というポーズに見えるのに、陰ヨガ特有の使い方があるため、見た目だけでは習得が難しいのが特徴です。

私が一番衝撃を受けたのは、まさかのチャイルドポーズ(笑)陰ヨガでは“休むポーズ”ではなく、しっかり作用するポーズだったんです。休憩のつもりでいた私は、本当にびっくりしました。

“地味にキツイ”が陰ヨガ

陰ヨガのチャイルドポーズ
陰ヨガのチャイルドポーズは脱力ではない!

きついポーズのときとはまた違ったキツさですが、頑張りましょう〜

と笑顔で声をかけてくれる先生。でも、本当にそう。陰ヨガって、地味にキツイ。

ただ、さやか先生いわく――

違和感がある場所は、どこか滞っているサインなので、練習を続けていくとその感じは少なくなって、どんどん快適にポーズが取れますよ。

とのこと。

普段のハタヨガではあまり意識しない部分に働きかけてくれるのが陰ヨガ。


私も初めて受けた日の帰り道、足裏が大地をしっかり踏みしめる感覚がいつもより強くて、歩くだけなのに安心感があったのを思い出します。

足がちゃんと地面を踏んでいるだけで、こんなに安心感があるんだ…と驚いた記憶がよみがえりました。

硬いところにプラーナを流すイメージで

陰ヨガをスタジオで受けている様子

体の中を流れるプラーナ(気)がスムーズに巡っていると考えると、どこか流れが悪い場所があるとストップしてしまうんです。血液や水が流れるところにプラーナも流れますからね。自分の体の状態を観察しながらポーズを取ってみてくださいね。

そう語る先生のお話を聞きながら、初めて陰ヨガを受けた頃の私はきっと、あちこちが硬く、陰ヨガを受けることによって一気に流れが良くなったんだろうな…としみじみしました。

今では陰ヨガにもさまざまなスタイルがあります。時代とともに形を変え、広がっている陰ヨガ。

さやか先生の陰ヨガは、外から見ると静かだけれど、内側はとてもアクティブ。プラーナの流れが良くなるので、自分の内側の変化を観察するのもとても面白いはずです。

日々の体づくりに。陰ヨガを受けてみよう

リラックスしているけれど、ただ脱力しているわけではない――。
“ちょうど良い集中力”が生まれるリラックス。
この状態が日常で保てたら、仕事も家事もパフォーマンスが上がるかもしれません。

基本的な体づくりとしても、陰ヨガは本当におすすめだなと改めて感じました。

来年のクラススケジュールもすでに公開されていますので、気になる方はぜひご参加くださいね!