こんにちは、ヨガジェネレーションのかめこです。今週末、オハナスマイル祐天寺店では、中島正明先生がメイン講師を務める「RYT200ヨガ指導者養成講座」の3日目と4日目が開催されていました。
この2日間で一番印象に残っているのは、中島先生が「意思力(=物事を決断できる量)」について話していたことです。ヨガと聞いて意思力にはなかなか結びつかないかもしれません。中島先生は「ヨガが人の可能性を開くもの」として、非常に有効だと考えています。それをきちんと説明するために中島先生は、脳科学や神経科学、そして、一見ヨガとは関係なさそうな物理学なども学んでいます。科学的な根拠を元に「ヨガの効果」を論理的に説明してくれるので、すっと理解できます。
スティーブ・ジョブスが毎日同じ服を着ていた理由
スティーブ・ジョブスが毎日Gパンと黒いタートルネックを着ていたのは有名な話ですよね。それにはちゃんとした意図があるのです。
人が持つ意思力は1日ごとに上限があるそうです。つまり、人は1日に考えられる量は決まっているのです。
そこでジョブスは、服を考えることにその意思力を使ってしまうのは、もったいない!と、朝、服に迷うことに限りある意思量を使ってはもったいないと、服を決めたようです。
中島先生は、意思力は体を鍛えることで上げられると説明していました。
私は最近、自分の意思力に不安を覚えていた時期だったので、「体を鍛えることで意思力が上がるのか・・・!」と、きらめく発見でした。
「やる」と決めたらあとはただやるだけ
なぜ、私が意思力に不安を覚えているかと言うと、「やろう」と思ったことを中途半端にしてしまったり、最後まで遂行できないことがあるからです。
中島先生は、「やる」と脳が理解して決断したら、もう何も考えず、体はそれを終わらせることをやるだけなんだそうです。もうそれは脳科学上、証明されていることなんだそうです。意思力が強く、「やる」と決めたら脳は未完了事項を作りたくないので、やるだけ。
それと同じことを私の上司であるMIKIZO(ヨガジェネレーション代表:酒造博明)からも同じことを言われているなと思ったので、中島先生のこの言葉が強く私の心に入ってきたのだと思います。仕事上でアドバイスをもらうことが多いですが、なかなかそれを実行できないことを心から申し訳なく思っています。
*写真はRYT200のプログラムに組み込まれているMIKIZOによる「ヨガビジネス講座」の講座風景
素直に楽しむことの大切さ
そのお話の後に、アーサナを練習する時間がありました。お昼休みに「私、ヨガ歴が短いし、みんなについていけるか心配なんです・・・」と、私に相談してきた方がいました。私はその方を注意深く見ていたのですが、とても楽しそうに練習をしていて、私は少し安心しました。
そして、それを自分に置き換えると私は素直に行動できているか?と思うと、それもできていないと思います。
RYT200に通う東京19期のみなさんのキラキラした笑顔を見ていると、いくつになっても素直さが大切だとしみじみ思いました。
ヨガが日常であると理解する
中島先生は、RYT200ヨガ指導者養成講座で、「楽に生きて行ける術」を本当に沢山教えてくれます。ヨガ哲学のお話や、アーサナのちょっとしたコツ、体の使い方などなどそれは多岐に渡ります。
中島先生は、スタジオで学ぶことは種まきであって、日常生活が本番であると話していました。スタジオで学ぶことを日常生活や、毎日のヨガの練習に活かすことで、人は変わっていく。
スタジオでの学びと日常生活を卒業まで繰り返すことで、「ヨガは生活・日常だ」、「マットの外でのヨガ」ということがよく理解できます。卒業までに、東京19期のそれぞれのメンバーがどう成長していくのか本当に楽しみです♪