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こんにちは、ひぐっちゃんです!
アシュタンガヨガを最近始めた人、これから始めたい人必見のケンハラクマ先生による「アシュタンガヨガ1日集中講座」。丸1日アシュタンガヨガのシークエンスを学び、練習し、ポーズを極める講座…と思っていませんか?「ハードな講座で、体力が持つか不安…」と思っていませんか?
さらに、アシュタンガヨガの日本の第一人者と名高い、ケン先生の講座となると、ベストコンディションで参加しなければならない…というプレッシャーを感じてしまってはいませんか?
実はそんなことはないのです。本講座では、ハードだと思われがちなアシュタンガヨガをどのように日常生活の中で「歯磨き感覚で」取り入れられるか、現代のライフスタイルに合ったアシュタンガヨガの実践方法について、考えていきます。
その上で大切な知識が、アシュタンガヨガの基礎知識、歴史や哲学的観点、初級シークエンス(プライマリーシリーズ)の理解です。本講座は【基礎編】【歴史編】【練習編】【実践編】の4つのパートに分けて、その知識について学んでいきます!
それでは、各パートの講座の様子をご紹介させていただきます♪
【基礎編】あなたは今日、ヨガをしましたか?
今日、ヨガをした人?
ケン先生が受講生に問いかけました。みなさん、朝一番のこの質問に戸惑いを隠せない様子。その戸惑いに気がついた先生は、次のように問いかけました。
みなさんにとって、ヨガをしたと言える基準は何ですか?
そうすると、ポツポツと挙手をする方が出てきました。ヨガマットを敷いたら、ヨガをしたことになる、少しアーサナの練習をしたらヨガ…など、一人一人、いろいろな見解をお持ちでした。
しかし、ケン先生の「ヨガをする」に対する考えは、もっと広義でした。
生きていることがヨガ。そして、どう生きるかが、ヨガを深めること。
受講生のみなさまは「なるほど~」という表情で、先生の言葉に大きく頷いていました。この先生からの問答が、改めて「ヨガとは何か」考えるきっかけとなりました。そして、この疑問を講座中に念頭に置くことこそが、より本講座の理解を深めることに繋がるのです。
【基礎編】では、上記のようにヨガの本質について考えることの他、プラナヤマ、瞑想、太陽礼拝の実践と質疑応答の時間があります。
アーサナの種類別の呼吸の入れ方、朝と夜に実践するヨガの違い、食事を取るタイミングなど、知っているようで知らなかったことを知ることができる、貴重な時間です。目からウロコの受講生も多かったはず!
【歴史編】なぜアシュタンガヨガを実践するのか?
ヨガの起源は約5,000年前と言われていますが、アシュタンガヨガはいつ、何のためにできたのでしょうか?ケン先生は、アシュタンガヨガをどのように学んできたのでしょうか?
ケン先生によると、現在はアシュタンガヨガと呼ばれることが多いですが、本来はアシュタンガヨガ ヴィンヤサシステムと言うそうです。
アシュタンガヨガは、パタンジャリのヨーガスートラ(ヨガの経典)に記載されている、アシュタンガヨガ(ヨガ八支則)を実践するために作られた、アーサナに特化した練習方法です。
その基礎は現代ヨガの父、クリシュナ・マチャリア師によって築かれ、シュリ・K・パタビジョイス師に受け継がれ、1990年代に系統化されました。
ケン先生はパタビジョイス師の下で学び、正式指導者としての認定を受け、日本のヨガ業界にアシュタンガヨガを広めました。
【歴史編】では、ケン先生がパタビジョイス師からどのような指導を受けてきたか、ヨガ八支則の解説、ヨガ哲学をベースとした人生相談(?!)の時間があります。
本講座を通して、家族や友人との良い付き合い方、自分のマインドの持ち方を発見した受講生がいたほど、歴史編は学びの多い時間です!
【練習編】アシュタンガヨガのアーサナには、どんな種類があるの?
いよいよ、アシュタンガヨガのアーサナの練習に移ります。アシュタンガヨガはポーズの順番と呼吸の回数が決められていますが、知らなくても、覚えていなくても大丈夫。
本講座では、ケン先生が作成したプライマリーシリーズ(初級)とフィニッシングシークエンス(仕上げのアーサナ群)の資料が配布されます。その資料を見ながら、プライマリーシリーズのアーサナをケン先生が一つ一つ解説していきます。
【練習編】の特徴は、ケン先生との距離感です。アーサナごとに受講生をモデルにして、ハンズオンで解説していきます。
モデルとして選ばれるのは「そのアーサナが苦手であると挙手した受講生」。ケン先生ならではのユニークであり、納得できる選抜方法ですよね!
先生は挙手した受講生のもとへ行き、悩みを聞きながらひとつひとつ丁寧に指導してくれます。その様子を他の受講生も一緒に見て、学んでいきます。
プライマリーシリーズに出てくるアーサナは、強い後屈や逆転のポーズではなく、日頃の練習で扱う代表的なアーサナが多いのが特徴です。例:ヴィラバドラアーサナAB(戦士AB)、トリコナアーサナ(三角)など
そのため、アシュタンギ(アシュタンガヨガを実践する人々の呼び方)でなくても、参考になる、アライメントやコツが盛りだくさん!
積極的に質問している受講生が多く、とてもアクティブな時間が、【練習編】です!
【実践編】アシュタンガヨガは誰でもできる?
「アシュタンガヨガ1日集中講座」の集大成となるのが、【実践編】。
ここでは、【練習編】で学んだ、プライマリーシリーズ(初級)の半分、ハーフプライマリーシリーズをフィニッシングシークエンスからシャバーサナまで実践します。これが、アシュタンガヨガの練習方法の一つである、レッドクラスです。
アシュタンガヨガの指導は、マントラを唱えることから始まります。先生が区切って唱えてくれるので、それを復唱していきます。
マントラの後は、サンスクリット語のカウントで進めていきます。ケン先生が、私たちにはあまり耳なじみのないであろう、サンスクリット語でのインストラクションを淡々としていきますが、不思議と体がついていきます。
自分にもアシュタンガヨガができるかもしれない、これから本格的に始めよう、そう思えるようなラストを迎えられる時間が【実践編】です!
東京だけじゃない!大阪でも開催しています!
いかがでしたでしょうか?
本レポートが「アシュタンガヨガ1日集中講座」の内容や雰囲気、ケン先生の人柄について知る、興味を持つきっかけとなれば幸いです。
本講座は東京だけではなく、大阪でも開催されているので、ぜひ講座ページで開催日をチェックしてくださいね♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました!