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やり過ぎない、疲れ過ぎない
最低限の努力でそれを実現する。必要以上に頑張らない!
サントーシマ香先生が、アーユルヴェーダを勉強しているときに知って衝撃を受けたことだそうです。
現在開催中の全米ヨガアライアンス認定指導者養成講座RYT200、アーユルヴェーダの講義の中でおっしゃいました。
こんにちは。ヨガジェネレーションの琴美です。
スタッフはいつもオンラインで開催されている講座を、何かトラブルが起こらないかモニタリングをしながら並行して、通常業務をこなしています。なので、普段は名前を呼ばれるまで聞き流していることがほとんどなのですが、この言葉が耳に入ってきて、私はハッとしました。
「おい!わたし!無駄な努力をしていないか!?」と自問自答していました(笑)
「ボディ(体)・マインド(心)・スピリット(魂)」を健やかに保つために大切なこと
アーユルヴェーダでは「〇〇し過ぎない」という考え方があるそうです。
何かを成し遂げようとするためには必死になって頑張らないと!
というのが、何となく私たちの定説になっていないでしょうか。(いや、もしかしたらこれは私が昭和生まれだからかもしれませんが汗)
「やり過ぎない、疲れ過ぎない」というのは、決してサボったり、ラクをしたりするという意味ではないと、香先生。日々のタスクをこなしたり、夢を実現したりするには、最低限の努力で行うこと、身体やマインドや魂を健やかに保つことがなにより大切だということです。
「頑張ること」が自分を守る術である人もいる
とはいえ一方で、「頑張らないといけない状況」の人たちもいるわけで、
決して〇〇し過ぎることを否定するものではありません
とも香先生はおっしゃいます。
マルチタスクで育児や家事をしているママさんや、限界突破で目標をクリアしてきた人たちなど、「頑張ることで身を守る」では無いですが、頑張ることが当たり前になっている人も少なくはありません。
香先生はこんなこともおっしゃいます。
ただ、無理を続けると身体や心が負担を溜め込んでSOSという形で悲鳴をあげて知らせてくれることで初めて気づく場合もあります。
自分をケアする第一の人物が自分であることを忘れずに、やみくもに頑張る昭和的なアプローチから進化する流れが、いま自然発生的にあちこちで起きているように感じています。
自分の身体や心に耳を澄ませると、悲鳴を上げているかもしれない。身体や心からのサインをキャッチして対処することの大切さが広がるのはとても良いことですね。
令和に求められるヨガインストラクターとは?キーワードは「サスティナブル(持続可能)」!
「サスティナブル」という言葉を最近よく耳にします。
未来の世代に平和で美しい地球を残すための、世界的な取り組みとして、2015年国連が「SDGs~Sustainable Development Goals~(持続可能な開発目標)」を採択したあたりから、世の中に浸透してきました。
「サスティナブル(持続可能)」という言葉は、頑張りが効きづらい今の世の中、個人も意識するべき言葉でもあるのではないでしょうか。
そしてこれは、これからの時代に生きるヨガインストラクターに求められる考え方の1つでもあると思います。
では、ヨガインストラクターとしての「サスティナブル」とはどんなことが考えられるでしょう。
一つは、自分自身がサスティナブルな状態であるということ。
ヨガを伝えることを生業(なりわい)にする身として、自分自身が無理なく、心の状態が安定しているということは、とても大切なことです。
もう一つは、香先生がご自身のあり方としておっしゃっていたこと。
持続可能性。みんなが幸せになっていくような、命の使い方をしたい。地球のエネルギーを消費していくばかりでなく、全体にとって価値のあることに自分の命をつかっていきたい。
1人1人がかけがえのない存在だと気づかせてくれる学び
サントーシマ香先生がメイン講師のRYT200は、ヨガを伝える上で必要な技術、知識をしっかり学べます。それは、ゲスト講師として現役医師や理学療法士、臨床心理士の先生方を招いていることからも伺えます。
このRYT200は、エビデンスに基づいた学びと同様に、ヨガインストラクターとしての根っこの部分、ヨガを伝える人としてのマインドの育成も、とても大切にしています。
とはいえ、香先生は決して指導者としてこうあるべきだ、ということは講座の中で言いません。「人に強要しない、押し付けない」といことを大切にされています。
心理学、倫理、人生観などを交えながら、生徒さん一人ひとりの背景を慮りながら、言葉を選んで生徒さんに伝えます。
香先生自身の考えをシェアした上で、1人1人、湧き上がってくる自分の感覚を大切にして欲しいと、個々に考えた意見を出し合うことに時間をたくさん割いているのも、この講座の特徴と言えるのではないでしょうか。
香先生は、1人1人のこれまで生きてきた背景が、尊く、既にかけがえのないもので、一人として劣っている、良い悪いというジャッジはされるものではない、ということをなんども講座でおっしゃいます。
それぞれの人生の背景をベースに、生活に取り入れやすく、再現性の高い「疲れない、やり過ぎない、疲弊しない」ためのツールとしてのヨガとアーユルヴェーダを伝えています。
このRYT200は、そんな香先生の想いに共感し、同じように周りに伝えていきたいと思っている方に受けて欲しいトレーニングなのです。
ヨガジェネレーションの「誰から学ぶか」ということを大切にするRYT200
コロナ前ではリゾート地で観光のついでに取れるRYT200、コロナ後はオンライン化も手伝い、「〇日でヨガの先生になれる!」というRYT200が席巻しています。
心機一転、何かを始めようという方の区切として海外で資格を取得したり、忙しいから短時間で資格を取りたい、という方にとってはもしかしたらメリットがあるのかもしれません。
しかし、ヨガジェネレーションが大切にしていることは、「ヨガを伝える」ことへの責任です。
「ヨガ」というその人がより良くなる情報や知識を伝えられるようになることは大前提として、それが中途半端であったり、正確なことでは無かったりすることは避けたいと考えます。
ヨガジェネレーションがラインナップする指導者養成講座は、深い知識を持った先生方が、それぞれの専門性を活かし、想いを持って伝えている講座ばかりだと断言できます。
ヨガのインストラクターを目指されている皆さまは、是非ヨガジェネレーションの指導者養成講座のページを覗いてみてくださいね。
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