あなたが生徒さんに伝えている情報、本当に正しいですか?

こんにちは。レッドです。
ヨガ解剖学テーマ別ワークショップ『骨盤セラピー』についてご紹介します。

ヨガ解剖学テーマ別ワークショップは、肩甲骨や、膝関節、また足裏アーチなど、それぞれテーマに沿って解剖学を深めていくという講座なのですが、中でも今回開催した「骨盤」というテーマは最も人気のあるテーマになっています。

講座風景
特にヨガに親しんでいる方なら、「骨盤」と聞くと、割となじみ深いのではないでしょうか。
ヨガクラスの中でも先生が「骨盤を〇〇して」と言ったりしますし、「骨盤」がつくヨガのスタイル・・・例えば「骨盤〇〇ヨガ」といった名前でヨガクラスを開催されている方も多いでしょう。
しかし、実際に骨盤の構造を正しく理解しているヨガインストラクターは全国にどれだけいるでしょうか?

実は解剖学にみると「あれ?」と思ってしまうような骨盤に関する情報が世の中には溢れています。今回はそんな世の中の骨盤事情にメスを入れるべく、骨盤セラピーの講座を少しご紹介したいと思います。

骨盤は本当に歪むのか!?

骨盤
皆さんは、今までこんなことを聞いたことありませんか?
「朝、骨盤が開いて 夜になると骨盤が閉じる」
「骨盤は月経周期にあわせて開いたり閉じたりする。それによってホルモンバランスを調整している」
「骨盤の″歪み″が原因で肩こりや腰痛になる」

骨盤の歪み、開閉、ねじれ・・・
インターネットやテレビ、雑誌でそんな言葉が飛び交っています。でも、その真偽を疑ったことがありますか?

結論から言うと・・・骨盤自体は、歪まないし、ねじれないし、開いたり閉じたりはしません。
講座に参加してくださったのはヨガインストラクターの方が多かったのですが、皆さんからは、「ヨガの先生から骨盤が朝と晩、一年を通しても動くと教わりました」とか、「整体でそういわれました」といった声があがりました。
そして、なんとなく「どうなんだろう?」と思ってはいながらも、「なぜなのか」、「本当はどうなんだ」といったところまで、実際に踏み込んで調べてみたりした方はいなかったようです。

今、私たちに必要な学びとは

講座風景
講座の中では、インターネットやテレビで刷り込まれた情報を一度はずして、ゼロベースで模型や人の身体に触れて自分で答えを導きだすという作業をしていきました。
実際、実物大の骨盤模型がこれだけの数そろっているヨガスタジオも日本全国なかなかないと思いますよ^^

ペアワークで実際に隣の人の骨盤に触れて、それぞれの骨の位置を確かめたり、動くのか動かないのかを確かめたり、またお尻にある腰痛に効くというツボを確認していきました。
内田先生は講座の中で、「触察」という言葉を使われていました。触れて、観察する。指先の感覚で物の形状や様子を理解すること。
そこで「個体差・個人差」というものも同時にみえてきます。
骨盤の位置やかたちも人によって微妙に違う。もちろん男女差は一番大きな違いですよね。
グループをかえて、シャッフルして、何人もの人の身体を見て触れるということを惜しみなく行っていきました。

実際に見て、触れてわかることと、誰が発したか分からないインターネット上の情報。皆さんはどちらを信じますか?答えは明白ですよね。
自分の目で見て、触れて、体得するという学びは年齢や時代とともに少なくなってきているからこそ、こういったワークはとても貴重なのではないでしょうか。

ヨガインストラクターとしての真摯さとは

講座風景
骨盤に限らず、整体にしてもヨガにしても、先生から言われた言葉って、すごく影響力があると思います。
だからこそ、ヨガインストラクターという立場にある私たちは、発する言葉一つをとっても、そこに誠実さ、真摯さをもつべきなのではないでしょうか。

様々な方法で簡単に情報を手に入れられる時代だからこそ、その情報の信ぴょう性を確認することに、もう少し注意深くなっていく必要があると思いました。

「知っているつもり」にならず、謙虚に学ぶこと。正確な情報を伝える努力を惜しまないこと。
それがヨガを伝えることに対する真摯さにつながるのではないかと思います。

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