こんにちは、ヨガジェネレーションのかめこです。最近、ぐっと冷え込んできましたね。
先週末、オハナスマイル祐天寺店で、中島正明先生がメイン講師を務める「RYT200ヨガ指導者養成講座(以下ヨガジェネTT) 東京19期」が終了しました。私が陰ながら見守ってきた20日間のトレーニング。最近の冷え込みが、「東京19期のみんなはもう卒業したんだなー・・・」と実感さえてくれます。秋ってセンチメンタル・・・(*´ω`*)「もう19期のみなさんは受講生としてはオハナスマイルには来ない。」というさみしい気持ちと、「19期の今後を応援したい」という晴れ晴れした気持ち。その二つの気持ちが混在しています。
ヨガとは何か?をはっきりと体験する最終日
ヨガの経典「ヨガ スートラ」の1章2節にヨガの定義があります。
Yogas Chitta Vritti Nirodhah |ヨーガシ チッタ ブリッティ ニローダハ
日本語訳:ヨガとは心の作用を死滅させること
どういうことかというと、生きた分だけ積み上げられた「私は〇〇である。」という一つ一つをすべてない状態にすること。過去の経験から培った知識・立場・プライド・偏見・好き嫌い・名誉などすべてのものがない状態にすること。
私がヨガジェネTTの担当スタッフになってから、14回の最終日に立ち会ってきました。毎回、感動してこっそり泣いています。それが、このヨガの定義を参加者のみなさんが体験している時なのです。その空間にあるのは「生きている」ということ。それだけ。ただそれだけ。それが情報や欲望や感情にまみれた現代でどれだけキラキラと輝いていることか・・・!
体験していなことは伝えられない
ヨガジェネTTが大切にしていることは、「(参加者のみなさんが)ヨガの本質を体験すること」です。それは20日間、スタジオで講師から学ぶこと、同期のメンバーと一緒にヨガを練習すること。それはもちろんなのですが、スタジオで学んだことを持ち帰り、日常生活が変わること。人間関係の見方が変わること。悩みの捉え方が変わること。スタジオと日常生活のすべてが体験となるのです。
自分の体やアーサナが変わる体験はもちろん、ヨガが心にまで響くものであるという事を、知識としてでなく体験として知ること。
ヨガの本質を体験する。それを積み重ねていくことで、「自分らしくなる」。自分らしくなると、「私はこういうヨガを伝えていきたい!」「ヨガを通じて〇〇という想いを届けたい」という「〇〇したい!」ということが明確になります。
中島先生は、生徒に決して「ヨガを教える人になりなさい。」とか「こんなヨガを勉強しなさい。」とは一切言いません!生徒一人一人が、それぞれにワクワクしたことをするのが最も大切だと考えています。
それぞれのワクワクで胸がいっぱいになる最終日。毎回、違うけど、そこは毎回一緒。それがヨガジェネTTです。
ワクワクで動いていますか?
修了式では、一人一人が感想を話します。
ヨガジェネTTの受講を決めた際に、「半年先まで週末の予定が決まったことが、ストレスだった。」と言った方がいました。そして、「でも、ヨガジェネTTに来るのがいつの間にか楽しみになっていた。終わるのが信じられない・・・」と。
その方をそうさせたのは、大好きなヨガを学ぶ楽しさを知ったこと・同期のメンバーと過ごす時間・ヨガの叡智に触れてもっと勉強したいという感情・そして、それを受け入れた本人なのだと思います。
「〇〇しなれればいけない」、と思うだけで体は本来持っている力を発揮できないそうです。でも、「したい!」と心からワクワクすると人間は持っている以上の力を発揮できる。脳科学でもそう証明されていると中島先生。
ちなみに、この方はヨガを教えるつもりはなかったそうですが、卒業後は教えていく気持ちになったそうです。
東京19期は、立ち返る場所
20日間のトレーニングを謳歌して、最終日にはヨガとは何か?をしっかり体験し、新しい世界を見ている東京19期のみなさん。
中島先生もヨガジェネレーション代表:MIKIZOも、この卒業が本当のスタートと言います。
きっとこれからも同期の絆は続くし、自分が体験したことは自分の一部として存在します。でも、いろんなことがあったり、時間が流れるとそんなことを忘れてしまうこともあると思います。
ヨガを続けていく上で、そして、生きていく上で、東京19期のメンバーであったこと、東京19期で学んだことは、必ず立ち返る場所になるはずです。
大切なことが見えなくなったら、この最終日で感じた気持ちを思い出してくださいね。
本当にありがとうございました。そして、またいつでもオハナスマイルに遊びに来てくださいね♪