はじめまして、ヨガジェネレーションの樋口ことひぐっちゃんです!今年の2月に入社し、あっという間に1ヶ月が経ちました。講座の受付で皆さんとお話しできるようになってきて、少しずつヨガジェネライフを楽しんでます♪ どうぞよろしくお願いします!
さて、この度は初めての講座レポートとして「アーユルヴェーダ療法”マルマセラピスト”養成講座」に潜入しました。
何を隠そう、私もアーユルヴェーダについて日々勉強中の身です。毎朝日の出前に起床し、お弁当として自家製キッチャリー(インド風豆粥)を持参しているくらい好きなんです!
なので、講座に参加された皆さんと同じくらい興味と熱意を持って聴講させていただきました!それでは初の講座レポート、スタート☆
原因不明の体調不良にも効果的なマルマセラピーとは?
肩こり頭痛、気分の落ち込み…なぜか心や体が重くてだるい時ってありますよね。お気に入りのアロマを焚いてリラックスしようとしてもあまり不調は解消されず、蓄積されるばかりの疲れに困り果てていませんか?
アーユルヴェーダでは、消化と代謝が正常に行われ、老廃物や毒素が排出されて体内でエネルギーが滞りなく循環することで健康な心と体を保つことができると言われています。
つまり、体の痛みやだるさ、気持ちの落ち込みの原因は溜まった老廃物や毒素であると言えます。
マルマセラピーとはアーユルヴェーダの自然療法の一つで、108箇所のマルマポイントと呼ばれるエネルギーポイント(ツボ)を適度に刺激して体内を流れているエネルギーの滞りを解消し、溜まった老廃物や毒素を出して心と体の調子を整えます。
マルマセラピーは即効性がとても高く、施術直後や最中に便意を催したり、ガスが出たり、溜め込んでいた感情が流れて涙が出たりすることもあります。他にも夜ぐっすり眠れる、翌朝すっきり目覚めることができるなどの効果があります。
さらにお気に入りのアロマオイルをセサミオイルと混ぜて使用することでデトックスだけではなく、リラックス効果を上げることができます!
それでは、マルマセラピストになるにはどのような勉強が必要なのでしょうか?ここからは「アーユルヴェーダ療法”マルマセラピスト”養成講座」の様子を一部ご紹介します♪
【セルフチェック】気づきはデトックスの始まり
「今日の体調はいかがですか?」講座の冒頭で福田真理先生は全員に問いかけます。この日は養成講座2日目。受講生の皆さんは前日にマルマセラピーを体験していて、早速デトックス効果を実感していました。
【受講生の声】
- 朝から排便が3回あった
- 排尿回数が増えて、それに伴い水分補給の回数が増えた
- いつもより寝つきがよく、ぐっすり眠れた
- 肩回りが軽くなった
効果の内容を聞くと、まるで全身の施術を受けたように思いますが、実は前日の演習は頭と顔だけ!直接触れていない体のパーツの疲労が緩和されたり、排泄が促されたり…マルマセラピーがとても強力な療法であることが分かりますね!
しかし、真理先生が生徒の皆さんに体調や感じたことを共有してもらっているのは、マルマセラピーの効果の高さを実感させるためだけではありませんでした。
真理先生によると、自分が感じたことを溜めてしまうのは体に良くないとのこと。感じたことを言葉に出して、自分の心や体の変化に気づくことが毒素を溜めないことの最初の一歩なんですね!
【セルフチェック】気づきの習慣化は感覚を研ぎ澄ます
講座ではマルマセラピーの実技はもちろん、チャクラをイメージしながら瞑想する時間もあります。どんな実技の後でも真理先生は必ず全員に感じたことを聞いていきます。
感じたことをクラスで共有することを繰り返しているうちに皆さんの感覚が研ぎ澄まされ、心と体の微細な変化にも気づくようになっていました。
たとえば、午前の講義でのそれぞれの体調をシェアする時間では、排泄の回数や睡眠の質など分かりやすい変化が挙げられていましたが、午後のマルマセラピー実技の感想では、生徒の皆さんが体の表面だけではなく内臓から心の中まで感じ取れるようになったことが分かります。
【ペアワークで施術を受ける側】
- 自分の胃が動くのを感じた
- 自分の体温が少しずつ上がっていくのを感じた
- 指圧の微妙な強弱に気がつき、心地よいと感じた
- 相手の緊張や一生懸命さが伝わってきた
【ペアワークで施術をする側】
- 相手の小腸が冷たいと感じた
- 相手の体温が少しずつ上がっていくのを感じた
- 自分の施術しやすい体勢が分かった
また、午前のマルマの実技では皆さんだいたい同じような手順で施術をされていましたが、午後の実技では頭部から始める人がいたり、背面から始める人がいたり…相手の心と体の声を感じながら施術をされている様子でした。
さらに、午前に引き続き皆さんアロマオイルを使用されていて、スタジオは優しい香りに包まれていました。聴講していた私もすっかり癒されてしまい、仕事中なのにリラックスモードに突入してしまいました☆
このように、マルマセラピーでは感覚が研ぎ澄まされていることが大切であり、セルフチェックの習慣化が感覚を養うのに役立つことが分かりますね!
真のデトックスはセルフチェックから
マルマセラピストになるには訓練が必要ですが、セルフチェックは今からでも始められます。自分の体調や気分を言語化しメモを取ることで、行動や思考のクセに気がつくことができます。
私は自分の食事と就寝・起床時間の記録を1ヶ月続けていますが、目覚めが良い日は前日の食事内容と関係していることに気がつきました。食事内容を気をつけていたら目覚めだけではなく便秘も改善され、徐々に体がデトックスされていることを実感しています。
マルマセラピーはマルマ(エネルギーポイント)を刺激するので即効性がありますが、同じような生活を送っていると再び毒素が体に溜まって不調を引き起こします。
「マルマセラピーの知識をつけて即解決!」ではなく、マルマセラピーを通じて自分の心と体の現在地点と変化を知ることが健康でいることの秘訣なのです♪