マーク・ウィットウェル先生、Jブラウン先生、そして通訳に川原朋子先生という豪華なメンバーでお届けしたハートオブヨガ指導者養成講座も今日が最終日。
あっという間の後半3日間。卒業というのは、ここに新たなハートオブヨガティーチャーが生まれたのだという喜びの半面、寂しく名残惜しい…。こんにちは!ヨガジェネレーションのべーです!
今回は特別なカリキュラムだっただけに、毎日がサプライズ!
川原朋子先生のプラクティスの時間があったり、マーク先生のアシスタントであるロザリンド先生のお話を聞く時間があったり。
毎日、様々な角度からハートオブヨガを学べる指導者養成講座となりました。
今日は、最終日、マーク先生が生徒の皆さんに送った言葉を3つピックアップしてお届けしたいと思います!
先生と生徒の間に生命の優劣はない。横並びの関係性
上からおさえつけるのではなく横並びの関係でヨガを伝えていってください。
川原朋子先生が以前書いてくれた記事の中にある言葉で、
「ヨガ指導者は友人以上でも以下でもありません」という言葉があります。これは、先生と生徒さんは信頼できる友人同士のような関係性を築くという意味だけでなく、命としての優劣はないというお話です。先生だから、生徒だから、といって私たちの尊い命は変わらず、神聖で完璧なもの。
先生だから、すごい。先生だから上で生徒だから下ということはありえない。
とお話されていました。
実際マーク先生もいつも生徒さんと同じ目線で、生徒さんの言葉に耳を傾け、お話されていらっしゃいました。だから、マーク先生の言葉はまっすぐ生徒さんのハートに響くのだと思います。
先生だからと背負わなくていい。等身大の自分で伝える
先生として、こうあらなければならないと背負う必要はありません。自分が知っていることを目の前の人に正しく伝えていってください。
私たちは、「先生なのだから人より多くの知識がなければならない。」「先生なのだから、難しいポーズができなければならない。」と勝手に先生という役割をすごい人、素晴らしい人のとして作り上げ、自分もそうならなければならない、と感じてしまいます。
そして、その理想に辿りつけずに苦しくなってしまうことが多々あります。先生は偉い人、すごい人、周りよりも優れている人。これはこれまで培ってきた固定観念でしかありません。
ヨガを伝えるとは、すごい人になることではなく、自分が経験してきたこと、自分が伝えられることを等身大の自分で伝えていくことなのだとマーク先生は教えてくれました。
「いつか教えたい」から「今から教えよう」に
このトレーニングが終わったらすぐにでも教え始めて欲しいと思います。大切なのは、その人に当てはまるヨガを本当に相手のことを想って、愛情を持って伝えることです。
もっと勉強したら教えよう。もっとポーズが上手くできるようになったら教えよう。と考えてしまう気持ちもわかります。しかしマーク先生は終わったらすぐに教えなさいとおっしゃっていました。
本当に大切なことは、知識やポーズのスキルを上げていくことではない、ということです。自分の中にある真実を自分の言葉で、相手に伝わるように伝えていくこと。
背伸びせず、このトレーニングで学んだこと、気づいたことをどんどん広めていってほしいと思います。人は自分を良く思われたいし、褒めてほしいし、すごいねって言われたい。そういう生き物です。だから、少し背伸びもしたくなるし、自分を大きく見せようとしてしまう。
だけど、格好悪くても、汚い部分やずるい部分があっても、それも自分です。そのままの自分が伝えられることを相手に伝えていきましょう。今のあなたにしか伝えられないこともきっとあるはずです。
マーク先生のこのお話を聞いて、きっと今日の受講生の皆さんの中にも「いつか教えたい」から「今から教えよう」にマインドが変わった人もいたはずです。
今回のハートオブヨガ指導者養成講座は、マーク先生から直接色々なお話を聞くことができ、改めて、face to faceのすばらしさを感じました。
本当に唯一無二のトレーニング。またいつか必ず実現したいと思いました。24名の受講者の皆さま、ぜひ、ここでの学びを次の世代へつなげてほしいと思います。
皆さん、卒業おめでとうございます!そしてお疲れ様でした!