みなさん、こんにちは。
少し肌寒い日もあるものの、だんだんと春の陽気になってきましたね!
23日、東京では桜の開花宣言があり、お花見がてら外ヨガなんてのもいいですね♪
さてそんな春のポカポカ陽気の中、祐天寺店では高尾美穂先生によるヨガ指導者に知ってほしい女性のカラダの基礎知識 1DAY集中講座が初開催されました!
公開後すぐにキャンセル待ちとなったこの講座、参加者のみなさんも楽しみにしながら来ていただきました♪
男女の体の違い
1つのテーマを1日で学ぶこの講座では、全部で4つのテーマがあります。
初開催の今回のテーマは「女性ホルモンの基礎知識と更年期について」。
このテーマに入るにあたって、男女の体の違いを学びます。
骨盤をはじめ男女の体の構造が大きく異なるのはよく知られていますが、同時にホルモンの違いによる影響も多いと高尾先生。
ホルモンの影響で男女では怪我のしやすい体の部分も違ってくるということは、ヨガインストラクターとして目からウロコだったのではないでしょうか。
PMSや生理痛だけでなく、ホルモンの及ぼすは多岐に渡るのです!
特に女性の生徒さんに指導する際に注意すべき点が改めて確認できたようでした。
ホルモンと更年期
男女の体の違いとホルモンの関係について学んだところで本題の「更年期」について。
更年期と聞くと閉経後をイメージされる方が多いと思いますが、実は閉経をはさんだ前後10年が更年期の本来の定義するところです。
また、一口に女性ホルモンと言っても「女性らしさをつかさどるホルモン」と「妊娠初期をつかさどるホルモン」の2種類があります。
ヨガのクラスの中で「このポーズは女性ホルモンにいいですよ」なんて言ったりしていませんでしたか?
ホルモンについてきちんとした知識を学ぶことの重要性を改めて実感しました。
さて、女性ホルモンには2種類のホルモンがあると言いましたが、その1つ「女性らしさをつかさどるホルモン」の減少が更年期の体の変化に大きく影響を与えています。
講座ではこの「女性らしさをつかさどるホルモン」の欠乏によって起こる症状・障害の例や自分自身が今どんな状態化をチェックしていきました。
簡単なチェック項目である程度の状態が把握できるので、実際にクラスに来た生徒さんから相談をされた際にポイントを押さえて質問していくことで、指導者としてできるアドバイスもぐっと深まります。
更年期におすすめにポーズを考えよう!
午後からはグループに分かれて、更年期の方におすすめのポーズを考えます。
午前中に学んだ症状の原因となるホルモンの影響を思い出しながらのグループワークです。
今までどこかで聞いたから、何となくいいはず、と思って提案していた更年期に良いポーズが講座を通じて、何が原因でどんな症状が出るかが明確になったことで、どのグループもとても活発に意見を出し合って、動いていました!
各グループで出たポーズを共有した後は高尾先生への質問タイム!!
「こんな質問を生徒さんにされたら時、なんて答えればいいの?」という質問からご自身の体のお悩みまで質問は尽きませんでした!
最後は皆さん笑顔で!
ご参加頂いた皆さん、高尾先生ありがとうございました!!
女性ホルモンには「女性らしさをつかさどるホルモン」と「妊娠初期をつかさどるホルモン」の2種類があり更年期に減少するのは「女性らしさをつかさどるホルモン」。
この「女性らしさをつかさどるホルモン」の働きや欠乏による症状・障害をきちんと理解することで生徒さんへのアドバイスや何をヨガで提案できるかの幅がグッと深まるはずです。