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体を痛めず、柔らかくするにはどうすればいいのか
ヨガをしていると、必ずと言っていいほど頭をよぎるのが、自分の体の柔軟性について。
あとちょっとここが動けばいいのに。
ここが柔らかかったらうまくいくのに。
毎朝、何度もそう思います。
こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。
先日行われた、ヨーコ・フジワラ&MIKIZOによるインスタライブ。ご覧になりましたか?まだの方は下記のリンク先から!
https://www.instagram.com/tv/CdzgFbvFNqu/?utm_source=ig_web_copy_link
弊社の代表MIKIZOは、大体思いつきで、ライブ中に指示を出してくるので、企画部の担当はいつもライブを聞き逃すまいと張り付いています。先日も、
べー、聞いているやろ?『ハムストリング呪縛からの解放』これ、記事書いて。
とライブの真っ最中に指名され、仕方なく記事を書いております。(嘘です。真剣に書いてます。)
ここが柔らかかったらうまくいくのに!魔のハムストリング
ももの裏側にある筋肉で、坐骨から始まって膝の裏の腓骨と脛骨につながるとても大きな筋肉である、ハムストリング。ここの筋肉が硬いと、どうしても前屈のときに、突っ張ってしまい、ポーズ深めることができません。
特にアシュタンガヨガのプライマリーシリーズは、前屈のポーズが多い!
この筋肉の柔軟性に苦戦する人は大勢います。ここが硬いと、ダウンドッグの背中が丸まるし、パスチモッターナアーサナ(長座前屈)をしようにも腰が立たない。開脚前屈も同じです。
これが悩みの人は大勢いることでしょう。しかも、前屈が上手くいかないとバンダもうまく入りません。
ハムストリングのカルマ!?伸ばしすぎには要注意!
皆さ、ハムストリングのカルマじゃないけど、ハムストリング伸ばそう伸ばそうとするじゃん!膝曲げないでしょ?私全然膝曲げちゃっていいと思うよ!
とヨーコ先生。それに対してなぜかMIKIZO大爆笑。(インスタライブ1:08:17参照)何でこんなにウケてるのかが謎なんですが、(ハムストリングは、硬い人からしたら死活問題なのに!)確かに、皆、最初膝を曲げることに抵抗があるようで、曲げずにポーズをする人が多いように思います。
しかも、ハムストリングという筋肉、実は頑張って頑張って伸ばそうとし過ぎると、肉離れや筋損傷を起こす人が多いので、注意が必要です。
そのため、
膝を曲げてもいいし、あとは、やりすぎて峠を越えるとブチっていっちゃうから、自分の頂点ギリギリを探して練習していくのがいいと思うの。
とヨーコ先生はお話します。毎日そこを探していくのは、難しいけれど、面白い。膝を曲げつつ、どこまでいっていいのか、どこまでやると痛めてしまうのか…を自分の体と会話しながら続けるのがお薦めです。
大切なのは、呼吸。子供をあやすように体と向き合う
さらに、
あと呼吸ね!息が止まると人って死ぬって思うから、体が硬直しちゃう。呼吸してあげていると、脳が「まだ大丈夫」って思うのね。自分の体は子供をあやすように向き合うといいのよ。子供ってほら、『やりなさい!』って無理やりやらせると『やだ!』ってなるでしょ?だから呼吸をしつつ、『大丈夫だよね?大丈夫だよね?』ってだましだましやってあげると『あれ?大丈夫かも?』って思えてくるから。
とヨーコ先生。集中していたり、体に痛みが走ったりすると私たちは無意識に呼吸を止めてしまっています。ここに気づいて呼吸をしてあげることで、少しだけ自分の感覚に余裕が出るのがわかるはず。その余裕ができると、体と会話することがができます。皆さんも練習中の「呼吸」を大切にしてみてください。
ヨーコ・フジワラの生徒は体の使い方が上手い!
ちなみに前屈はハムストリングの硬さだけでなく、お尻周りの筋肉、ふくらはぎの筋肉の硬さも関係してくるので、なおのこと、ハムストリングだけを伸ばすというのは怪我の元となってしまいます。
ヨーコ先生は、太ももの裏を伸ばすような指示はせず、どちらかというと前ももを引き上げるように指導をしてくれます。前のももの大腿四頭筋は、ハムストリングの拮抗筋。ここをぐっと引き上げることで、ハムストリングの緊張が少しほぐれるのがわかるのではないでしょうか。
これこそ、ハムストリングの呪縛から解放される瞬間です。
こういったヨーコ先生の指導のおかげで、ヨーコ先生の下で学ぶ生徒は、体の使い方が上手いなあと思います。もちろん、日々の練習と努力は、生徒の皆さんがすごく頑張っているからこそです。これを読んでいる皆さんも、その仲間入りをしませんか?
インスタライブの最後にもお話がありましたが、いよいよ、6月よりヨーコ・フジワラ先生によるRYT200ヨガ指導者養成講座がスタートします。最後の説明会が来週に迫っていますので、ぜひ、皆さん、ヨーコ先生に逢いに来てくださいね!