この時期になると、取材でよく聞かれるんですよ。「セルフケアとしてヨガでどんなことをしていますか?」って。そしたらヨガニードラって答えていますね。
そんなお話から始まった、サントーシマ香先生のヨガニードラ養成講座。1年の終わりも近づき、忙しさが増してくる季節です。
皆さんは、どんなセルフケアをされていますか?
こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。
香先生が大阪でヨガニードラ養成講座を開催してくれるのは本当に久しぶり。最後の開催はコロナ前だったので、時の流れの速さに驚かされます。
動き過ぎているとき、疲れたときのケア

講座の冒頭では、香先生がヨガニードラとの出会いや、どんなときに取り入れているのかをいつも話してくれます。
もちろん、運動することにはメリットがあります。でも動き過ぎたり活動量が多すぎると関節を痛めてしまうこともある。ヨガニードラには、そういった心配はありませんよね。
と香先生。仕事で疲れていたり、普段は別の運動をしていたり、「ヨガでも頑張りたくない」という人もいますよね。
そんな人にとってヨガニードラはとても有益なプラクティス。私自身、朝は毎日アシュタンガヨガをガシガシ練習していますが(笑)、ヨガニードラも大好きです。疲れたときに短い時間行うだけで、エネルギーが戻ってくるのを感じます。
ヴァータが乱れる時期を落ち着かせてくれる

私は35歳で上の子を、38歳で下の子を出産しているんですが、産後ってアーユルヴェーダでいう『ヴァータ』が乱れる時期なんです。そのとき、ヨガニードラの良さをしみじみ感じました。
アーユルヴェーダでは、人はヴァータ・ピッタ・カパという3つの性質(ドーシャ)で成り立っていると考えられています。
そのうちヴァータが乱れると、不安や焦り、落ち着きのなさ、考えすぎなどが起きやすくなり、体にも乾燥や痛みが出ることがあります。
ヨガニードラは万人に必ず効くわけではありませんが、乱れたヴァータをケアする助けになります。
自分には欠けているものはない。充たされる感覚

ヨガには『自分の本質はすでに充たされている』という考え方があります。ヨガニードラを行うことで、“自分には欠けているものなんてない”という感覚を思い出す。それだけで、ほんの少しだけ周りに優しくなれるんです。
忙しい日々の中、私たちは自分の不足ばかり見てしまいがち。
できていない自分、至らない自分、細かい粗ばかり目につくときもあります。
でもヨガニードラを通して自分の本質に触れる時間を重ねると、穏やかで純粋な自分に戻ることができます。
みんなそれぞれ尊い命なんだとわかれば、世の中はもっと平和になると思うんです。
と香先生も話してくれました。
心がささくれ、いつもより相手に強く当たってしまうようなときでも、ヨガニードラは落ち着きを取り戻す助けになります。
ポーズが出来ない日でもヨガの恩恵は受けられる

ヨガといえば、「ポーズを取って動く」というイメージが主流。でも、疲れ切ってヨガのクラスに行けない日のほうが、むしろヨガが必要なこともありますよね。
香先生も、
疲れ切って何もしたくない、ポーズもできない、そんな人にもできるのがヨガニードラです。
と話してくれました。
ヨガニードラは、クラスに組み込むことも、一つの練習として行うことも可能。自分でできるようになれば、日常のセルフケアにもなります。
冒頭で香先生が話していた通り、ヨガニードラはセルフケアにも最適。
皆さんもぜひ学んでみてください。
大阪では1月にワークショップを開催予定。さらに2月のヨガボンドでは、香先生が昼・夜2クラスのヨガニードラを担当してくれます。ぜひ体験してみてくださいね。
新春ヨガニードラワークショップ
大阪&オンライン|2026年1月25日(日)13:00-15:00

ムーンサイクルヨガ指導者養成講座2.0
東京&オンライン|2025年12月5日(金)&12日(金)
