苦手な人が多い後屈。ヨーコ・フジワラからポイントとコツを学んでみましょう。
講師：ヨーコ・フジワラ

講座について

ヨーコ・フジワラ直伝。後屈マスターのポイント

「前屈と後屈どちらが苦手ですか？」という問いに、3分の2の人が手を挙げるのが後屈です。苦手な理由は人それぞれ。

私たちは日常生活で前傾姿勢をする機会は多くても、背中を反らす機会はあまりありません。また、私たちの目が体の前面についているため、視界が極端に変わる、後屈に恐怖を抱くという方も。

そんな後屈を克服したのが、今回の講師、ヨーコ・フジワラ。

驚くようなアドバンスのポーズを次々行っていくヨーコ・フジワラの体は、日々の練習の賜物でもありますが、自分の感覚を観察する能力とそれを理論へと結びつける応用力が凄まじい。

日々、自分の体で研究し、編み出されてきた後屈のエッセンスは、絶対に他では聞けないポイントがたくさん詰まっています。また、年々進化していることもたくさんありますので、何度受けても楽しめるはず。ぜひ、本講座で後屈への苦手意識を克服しませんか？

後屈ができないのはなぜ？自分の体を研究してみる

そもそも後屈が苦手な原因は何でしょうか？

• 腰が反れない（腰を痛めそう）
• 足の使い方がよくわからない
• 胸・肩周りが硬い
• 背筋が弱い
• 後ろを向くのが怖い

他にもあるかもしれません。そもそも、人間の動作とは何か一つが原因で出来ないと決まるものではありません。あくまで総合的なものというのが大前提。

しかし、コツを掴むと急に様々な部位が刺激され、できなかったことができるようになる、というのも事実です。本講座では、ヨーコ・フジワラと共に後屈の仕組みを解剖学的な側面から学び、そして、呼吸とバンダの使い方と共に実践していきます。

実践時間が多くなっているのも大きなポイント。苦手なポーズがどうしてできないのか、この機会に自分の体ともう一度向き合い、そして、苦手を克服しましょう。

苦手なことと向き合う。その過程が何よりの財産に

もちろん、ヨガはアーサナが出来る、出来ないというところを競うものではありません。しかし、体と心は繋がっています。物質的な体と繋がり、コントロールできるようになることで、自分の内側とも繋がりやすくなります。

大人になると、逃げることが上手くなる。苦手なことをやらなくても、何となく過ごせてしまいます。でも、それは、良くも悪くも自分の可能性を狭めてしまうことにもなりかねません。

皆さんは出来ないこと、苦手なものと向き合ったときにどう感じるでしょうか。

• 苦手だからやらない
• 嫌いになる
• 力ずくでやる
• 仕方がないと思う
• できないことで落ち込む
• いつかできるさと思う
• ヨガなんてたいしたもんじゃないんだからと気にも留めない

まずは、その自分に気づくこと。湧き上がる感情には、正解も不正解もありません。しかし、マットの上は人生の縮図。その苦手に対し真摯に取り組む過程こそがヨガなのです。

もしかすると時間がかかるかもしれないし、明日にはあっさりできるようになるかもしれない。そこでも色々な感情を経験することになるでしょう。でも、その1つひとつと丁寧に向き合うことで得られる、経験こそが皆さんの財産になるに違いありません。