ヨガをする上で常に問われ続ける股関節の「柔軟性」。コンパスのポーズのような上級ポーズまでも可能にする、身体と心の正しい調整方法をマスターします。
講師：山本俊朗

講座について

水のような「柔軟性」を得る5エレメンツヨガ：水の要素

ヨガを初めた頃から上級ポーズを練習するに至るまで、常に必要とされてくるのは股間節の「柔軟性」。上級者といえども、この部分に悩みを持つ方も少なくないのではないでしょうか？
　
ヨガの練習に必要な身体の使い方と精神のあり方を自然界に存在する「空」「地」「水」「火」「風」の5つの要素で説明する5エレメンツヨガ。

今回学ぶのは「水」のエレメント。テーマは先述の「柔軟性」です。

例えば身体を前に折り曲げる前屈も、脚を頭の後ろ側に回して伸ばすコンパスのポーズのように股関節の柔軟性を必要とするポーズなども、実は腰に多大な負荷がかかりやすいポーズです。
　
しかしこの腰まわりの緊張を解放するための様々なコツを習得することで、自分でも想像もしないほど可動域を拡げることが可能となります。
　
ただ身体を柔らかくするだけではなく、使うべき筋肉をしっかりと意識して、上級ポーズをとる際にもさらに自由さを感じることができるでしょう。

緊張の原因となる”無意識の感情”を「水」のように流す

身体、特に股間節周りを硬く緊張させる大きな原因の1つは無意識の感情やストレスであるとヨガでは言われています。いかに身体の正しい調整方法を得ても、この原因を解消しなければ、いずれすぐに硬く戻ってしまうでしょう。
　
ヨガの哲学を現代人に対しても分かりやすく再解釈した5エレメンツヨガの水の要素では、この感情面の解消にもアプローチ。
　
ヨガの哲学では無理に感情をコントロールしようとせず、よい感情も悪い感情も味わい、咀嚼することで少しずつ解消されると言われています。

水の要素が備わる骨盤周りは、身体の循環を司る場所。「水」を意識しながらポーズをとることで、同時に心の緊張も流していきます。
　
自身の心を安らぎを持って見つめることで、どんなポーズも快適に楽しめる。「水」の要素ではそんな体験と深い理解をあなたにもたらします。

5エレメンツヨガの3つのポイント

ポイント1.日本人としての考え方
5エレメンツヨガでは、「日本人としてのヨガとの向き合い方」を大切にしており、全ては仏教や禅、自然から来ています。5エレメンツヨガは、自然の法則を代弁したヨガであり、自然の法則に沿って身体を動かすことで治癒力を高めることができます。
　
ポイント2.自分で気づいていくことを大切に
5エレメンツヨガは教えられるものではなく山本俊朗が学んだことを分かち合うヨガ。学ぶのではなく感じ取る。そのため、原点に立ち戻ることができる、そんな気づきを多く得られるヨガです。
　
ポイント3.5つの要素は使いこなすための道具
5つの要素を学び身につけることで「こうしなければ」という概念を消し、「本来の自分に適したアライメント」に辿り着けます。

まずは5つの要素を体感したいという方は2時間の「体験ワークショップ」も合わせてご受講いただくことでさらに理解が深まります。
https://shop.yoga-gene.com/program/207/