内田かつのり先生 自重×ヨガ

ヨガ解剖学講師の内田かつのり先生がおっしゃいました。

内田先生は、講座の中でも、講座じゃないときでも、何度も口にされます。

それだけ、ヨガインストラクターさんに知って頂きたい言葉が、「自重(じじゅう)」です。

腕立ては自重トレーニングの代表といってもいいかも!どこに体重が載ってますか?どこを鍛えてますか?

そもそも「自重」とは?「自重トレーニング」って?

「自重(じじゅう)」とは、そのもの本体の重さのこと。「じちょう」と読むと意味が変わってしまいます。「自重トレーニング」とは、読んで字のごとく自分の体重を負荷にして行うトレーニングのことです。

マシンや、ダンベルなどの道具が不要で、自分の身ひとつあればどこでもできるので、自宅でも気軽に、無理なく継続できます。

コロナ禍で、自宅にいる時間が多くなった昨年ごろから耳にすることが多くなった言葉です。

ヨガは「自重トレーニング」そのもの!

自重トレーニングの特徴は、

  • 家でも簡単に取り組める
  • 道具不要!必要なのは「自分の身体」だけ!
  • 怪我のリスクが少ない

この特徴、何かと似ていると思いませんか?

そのとおり!皆さんが普段行っている「ヨガ」です!

身体1つで行うヨガは、多くのアーサナで、自重を使っています。

まさに流行りの「自重トレーニング」なのです。

それに加えてヨガは、呼吸が深まったり、自律神経が整ったり、ただ筋トレが目的の「自重トレーニング」よりもさらに多くのメリットがあることは、ご納得ではないでしょうか。

「ヨガ」も「自重トレーニング」も、解剖学を知ることでさらに効果が!

「自重トレーニング」を効果的に行うためには、「正しいフォーム」がコツだそうです。

ただ自分の体重をのせておこなうだけでは、偏りが出てしまったり、変なところに体重がのり、関節を痛めてしまったりする可能性もあります。

内田かつのり先生による「ヨガ解剖学」の入り口と言われる講座「実践ヨガ解剖学講座 基礎編」では、難しい解剖学の用語は一切使わずに、さまざまな方法を用いて体を見るコツを学んでいきます。

  • 身体のポジションを分析する方法
  • 目的に合ったターゲットの筋肉を知る方法
  • 効果を出すための正しい身体の使い方 などなど。

本来ヨガ解剖学で一番はじめに学ぶべきことは、筋肉や骨の名前でもなく、難しい用語でもなく、自分の身体がどうなっているのか、動きに合わせてどう変化するのか、どのように作用するのか、など。暗記ではなく物理的にそこにある、体を診ることができるか、触ることができるか、なのです。

さらに、内田先生のヨガ解剖学の講座は、

  • どこに体重を載せると効果的なのか?
  • どこの筋肉が鍛えられているのか?

など、「自重トレーニング」で必要な知識も網羅されています。

「ヨガ×自重」でパーソナルな指導にも!

ヨガが身体と心、自律神経系に効くことに加え、「自重」を使ったトレーニング要素もあるよ、ということを理解すると、どのような場面で活かすことができるのでしょうか。

例えば、

  • 水泳の選手が、クロールのスピードをアップするために効果的なアーサナは?
  • 肩こりに悩む人により効果的なアーサナは?
  • 高齢者が日常生活の動作をより楽にするためのアーサナは?

などが分かるようになり、必要なアーサナ、安全なアーサナの取りかた、意識するポイントなどをアドバイスができるようになります。

つまり、個人個人が抱える悩みに応じた、アーサナのアドバイスができたり、ヨガのプログラムが組めたりするわけです。

ヨガ解剖学を学ぶと叶う!個々の悩みに応じた指導

ヨガは、フィジカル、メンタル、どちらにも作用がありますが、内田先生は、まず「ヨガ解剖学」を学び、フィジカルな面を徹底的に知ることを推奨します。今、ちまたで流行っている「自重」というワードも、実はヨガではそもそもやっているんだ、という角度でヨガ解剖学を教えてくださいます。

内田先生はいつもいいます。

身体の仕組みをしっかりと学ぶことで、

  • 怪我をさせない=生徒さんを守る
  • 生徒さんの悩みを理解する
  • 感覚的なことではない、真摯なアドバイスができる

このようなコミュニケーションから、信頼、信用が生まれると。

ヨガ解剖学を学ぶことは、インストラクターとしての厚みを育むことに繋がると、教えてくれます。

内田かつのり先生による、ヨガ解剖学講座を、皆さまも体験してみませんか?