イシュタヨガのバランスを取るってどういうこと?

前回の記事ではイシュタヨガの魅力をたくさん語ってくれた純子さん。イシュタヨガの講師としては、一番古い先生の1人でもあり、イシュタヨガの醍醐味を本当に熱っぽく語ってくれました。

前回のインタビュー記事はこちら

中でも、面白かったのが「イシュタヨガのバランスをとる、っていうのは、決して平均的になることではない」というお話。

私もこのお話にハッとさせられたと共に、私自身もどこかでこう思っていたところがあるかもしれない、、、と思いました。

バランスをとることは決して平均的になることではない

イシュタヨガはバランスをとることを教えてくれているんですが、どれもが平均的になるってことを言ってるわけではないんですよ。

と純子さん。

バランスをとる、と聞くと、こんな表をイメージしませんか?(笑)

レーダーチャート

私は「バランス」と聞くと、勝手に、体も心も皆が似たような感じになるのかなぁと想像をしていました。

個性は個性でOK。乱れたバランスを取っていくヨガ

個性は個性でいいんです。個性は大事にしながら、自分の中で乱れたバランスをとっていくってことなんですね

つまり、身体能力も平均的に、好き嫌いも平均的に、というわけではなく、乱れたところをバランスとる(整える)ことで、もっと自分らしく生きていけるということ。

「バランスをとる」と聞くと、どうしても凹凸を埋めるというイメージを抱きがち。でも、そういうことではないんですよね。

自分の中のエネルギーのバランスの在り方というのを知ることによって、そこをどう整えていくかなんですよ。だから、チャクラなどを学んで、心の在り方や癖を知って、気づいて整えていく必要があるんです。

と純子さんはお話してくれました。

1人ひとりの「丁度いいところ」は人それぞれ

三枝純子さんと丸山沙樹さん
RYT200のマタニティヨガの風景、右:丸山沙樹さん、左:三枝純子さん

「じゃあ、そのバランスは人によって違うってことですか?」という私の問いに、

バランスは違うと思います。例えば、アーユルヴェーダの特性で、元々カパが強くてそんなに動くことを好まない、口数もそんなに多くないという人に対して「もっと喋れるようになりなさい」というのがバランスを取り戻す、っていうことではないんですよ。その人は「口数が少ない」というその人らしさがある。ペラペラしゃべらない代わりに一言に重みがある、みたいなね。周りからみたら「なんて腰が重いんだろう、もっと外に出たらいいじゃない」って思うであろう人でも、それがその人の個性で、特性で持ってるものですよね。だから、その人の中でバランスが乱れているものを整えればいいんです。

と教えてくれました。私が、イシュタヨガの担当となって、約10ヵ月が過ぎました。最初にbeyogaの先生方にお会いした時は、皆さん落ち着いていて、しっかりしていて真面目な先生たちで「似ているな」と感じていました。しかし、こうやってお1人ずつお話を聞かせて頂くと、皆さん全然違う!

自分の中でうまくバランスが取ることは決して人と同じようになることではないんだな、とお話を聞いていてよくわかりました

イシュタヨガの良さをお話してくれるポイントも、内容も、違う人間だから当然なのですが、本当にバラバラで、どのストーリーも魅力的です。似ている部分もあるけれど、本当に個性豊かでお話していても楽しい。これが本当の意味での「バランスが取れている」っていうことなんだろうなと思いました。

また、イシュタヨガの先生はそれぞれが通常個性的なだけではなく、クラスも個性がよく出ます。基本の型に自分をはめ込むのではなく、自分らしさを磨いていくのは指導者養成講座でも強調されます。自分のアイデンティティーを大切にしてバランスを見つけていくというイシュタヨガの理念がとても大切にされているのです。

自分をもっと知りたい人はイシュタヨガへ

マック久美子先生の瞑想講座 kumiko-Sankalpa-3
久美子先生のクラスで、純子さんがデモンストレーションをされている様子。

イシュタヨガは体だけじゃなくて、心にもアプローチできるヨガなので、そんなヨガを学びたい人に、来て頂きたいですね。あとは、自分をもっと知りたい人。体の個性はもちろん、心の癖や内側のエネルギーの様子を知りたい人。そして知る覚悟がある人(笑)は来たらいいんじゃないかなと思います。

と純子さん。自分というのは、自分が思っている以上に受け入れがたいものです。良いところばかりであればいいけれど、蓋をしたい、目を背けたい部分もありますよね。でも、いろんな自分を知ることで、自分に必要な練習がわかってくるのだ、と純子さんはお話してくれました。

純子さんのお話は、イシュタヨガの核の部分をとてもわかりやすく説明してくれるので、ついつい、私も質問が多くなってしまいました。

今回は、イシュタヨガの「バランスをとる」ということの真の意味についてお話を頂きましたが、次回は、久美子さんの魅力についてもお話して頂きます。

自分自身の中のバランスを整えていくことで、本当に今の人生を楽しみながら自由に生きていけるイシュタヨガ。10月から、RYT500が始まりました。すでにRYT200をお持ちのヨガインストラクターの皆さん、ぜひ、2月のイシュタヨガブリッジプログラムを受け、このRYT500に参加してみてくださいね!(500時間は途中からでもご参加可能です!)

次回のインタビューはこちら!