マック久美子先生と三枝純子先生

これまで2回に渡りイシュタヨガの魅力についてお話をしてくれた、三枝純子さん。とても面白い記事ですので、ぜひ過去の記事もお読みください。

そして、ここからは、日本のイシュタヨガ第一人者マック久美子先生の魅力についてのお話です。久美子先生をヨガの指導者として、そして、スタジオオーナーとして尊敬できるポイントをお話してくれましたので、お楽しみください。

久美子さんがアラン・フィンガーを好きなこと。理想の師弟関係

マック久美子とアラン・フィンガー
マック久美子先生(左)とアラン・フィンガー先生(右)

まずは、久美子さんがアランを好きなことですね

と純子さん。

イシュタヨガは、アラン・フィンガー先生とその父、マニ・フィンガー先生によって創られたヨガの流派です。そして、その1人であるアラン・フィンガー先生が、マック久美子先生の師匠です。

ヨガジェネレーションで久美子さんが講座をされると度々、アランの名前が出てくるので、イシュタヨガの講座を受けたことがある方はご存知の方も多いはず。

私自身は、ほとんどアランとは関わりはないんですけれど、久美子さんがアランを慕う気持ち、師弟関係なんだけど師弟関係以上の愛情深いものを感じるんです。そしてそれが、久美子さんが私たちに話してくれるアランの話から伝わってくるんですよね。アランにとっても、久美子さんにとっても、ヨガは仕事である状況において、ビジネスとしてだけの関わりだけではない、根本の愛情深さがわかるんです。そこが、安心してイシュタヨガを学べるところでもあります。

と笑顔でお話してくださいました。でも、少しわかる気がします。両親が仲良しなところを見ていると子供が安心するような、そんな安心感があるんじゃないかな、とお話を聞いていて、私もほっこりしました。

師弟関係も、流派によって様々ですが、良いな、と思える、師弟関係の元で勉強できることはとても幸せなことですよね。

ビジネスの関係だけじゃない。愛情深い関わり方

RYT200内でマタニティヨガを担当して頂いている純子さん
RYT200内でマタニティヨガを担当して頂いている純子さん

しかも、その関係性があるからでしょうね。久美子さんも私たちに同じように接してくれるんです。決して仕事上だけの付き合いだけじゃない、愛情深い関わり方をしてくれるんです。

と純子さん。「例えばどんなことがあるんですか?」と私がお聞きしたところ、

例えば、私自身の妊娠や出産、体調不良のときも、しっかりと私に寄り添ってくれました。『今は、あなたは休養しなさい』って言ってくれて。当時は、beyogaスタジオのインストラクターでしたが、「インストラクターとしてだけでなく、私が人としてちゃんと成長していけるように」ってアドバイスをくれたり、見守ってくれたり、引っ張ってくれたり、絶妙なタイミングでやってくれるんですね。

世の中には「仕事なんだから」とばっさりいく関係性も存在します。それが悪い、というわけではありませんが、女性はライフステージによって、仕事だけを優先できない時期がありますよね。純子さんとお話をしていると、久美子さんの素敵なエピソードがどんどん出てきます。

人を見る力もすごい。その人に合った役割を。

マック久美子先生がオンラインでRYT200を教えている様子
マック久美子先生がオンラインでRYT200を教えている様子

beyogaのスタジオがあった時代でも、普通スタジオオーナーであれば、経営者として、私たちスタッフに色々と言いたくなると思うんですよ。でも、私たちにしっかり任せてくれるんですよ。すごく信頼してくれているんだなっていうのがよくわかりましたね。基本後ろから見守っている感じで、でも、大事なところは、『ちょっと引き締めて頑張っていきましょう』って言ってくれますしね。それに、人を見る力っていうのもすごいんですよ。その人の得意なこと、苦手なことをよくわかってくれていて、スタッフそれぞれに合う仕事を与えてくれていたな、って思います。クラスの担当もそう、マニュアルを作ることだったり、内職だったり、その人の良いところを活かせる仕事を与えてくれていましたね。

その人に合ったヨガを伝えるのがイシュタヨガ。ヨガだけでなく、その他の生活でも、その教えのままに生きているのが久美子さんなんだな、とその人間性に感動してしまいました。

ヨガの指導者としてだけでなく、理想の上司像でもありますよね。

変化に柔軟に対応する。食生活エピソード

マック久美子先生と骨模型のジョージくん。
マック久美子先生と骨模型のジョージ一世。たまにお茶目な一面も。

さらにはこんなお話も。

一見怖そうに見えるでしょう(笑)でも、すごく柔軟なんですよね。例えば、普段久美子さんってアーユルヴェーダに基づいて、食生活なんかも考えていらっしゃると思うんですよ。でも、いつもそれができるとは限らないじゃないですか。そんなときに、コンビニのごはんをちゃんと食べられる方なんですよ。(笑)

確かに、厳格な方は、食べる物にも拘りぬいてしまって、コンビニ食を嫌厭される方もいらっしゃいますよね。

それってすごいことだと私は思っていて。だって、もしも地震や災害で食べるものが救援物資ってなったときに、カップラーメンや、おにぎりを『ありがたいなぁ』って美味しくいただけるってことじゃないですか。私、実は、マタニティヨガの養成講座の度に、このことを話してるんですよね、生徒の皆さんに(笑)

これを読んでいる皆さんも、いつも食事に気を遣うことができるような生活をしている方は少ないのではないでしょうか。

もちろん、私たちの体は食べた物で出来ているので、出来るだけ自分の体質に合ったもの、体に良いものを取り入れたいですよね。でも、忙しいときや、やむを得ないときは、便利さに頼ること、そして自分を責めないことも大切です。

今のこの社会で幸せに生きていくために、必要なことを教えてくれるのがイシュタヨガ。久美子さんのこの姿勢も、きっとこのイシュタの教えの象徴なのだと思います。

今回3本に渡って、イシュタヨガや久美子さんの魅力を語ってくれた三枝純子さんは、イシュタヨガの指導者養成講座を始め、来年2月から始まる、イシュタヨガのマタニティヨガ指導者養成講座をメインの講師として担当して頂きます。柔らかく、お話が上手で、温和な雰囲気の純子さんから学べるマタニティヨガは、きっと穏やかな講座になるに違いありません。

ぜひ、気になる方は、ホームページをご確認くださいね!

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