なぜシニアにヨガが必要?指導者と生徒の関係値とは?シニアにヨガを教えるということ。

こんにちは。ふなもんです。

本日、駒沢大学店ではシニアヨガ指導者養成講座が最終日を向かえました。

今回初開催となったシニアヨガ講座には、愛媛や広島、兵庫、静岡など全国からみなさんに参加を頂きました。

長かったようで最終日にはもう終わりか~という声もちらほら。
少し名残惜しいですね・・・

そんな最終日は、クラスの基礎となるシークエンスとその軽減法の実践からスタート!

クリエイティブにクラスを行う!

講座風景

マリア先生のクラスでは、風船やゴム製のバンド、イス、ブロックなど様々なプロップスを使用します。

今回の講座で何度も先生がおっしゃっていたのが、「クリエイティブにね!」という言葉。

教えているスタジオやシニアのいる場所に訪問して指導する時、いつも十分なプロップスが準備できるわけではないですよね。
そんな時、限られたプロップスをいかにアイディアを使って活用していくかが重要なのだそう。

またシニアと一括りにしても、年齢や筋力、心の状態も人それぞれ。
その中でいかに、その方に合ったヨガのポーズや軽減法を提案できるかも重要です。

可動域が狭くなっていることが多いシニア。
マリア先生自身も、手が上がらないシニアに風船を叩いてみてといって少し可動域より遠いところで風船を持ってみると、実は手が届いた!なんてこともよくあるのだとか。

シニアが楽しみながら、自分の可能性を感じられるクラス作りのアイディアをマリア先生がシェアしてくださいました。

知識だけでなく体感することでわかる

講座ではシニアの方特有の健康障害についても、しっかりと学びます。

関節炎や骨粗しょう症、白内障、緑内障など何らかの健康障害を抱えているシニアがほとんど。
そこでクラスの中で避けるべきこと、進んで取り組むべきことを学びます。

マリア先生は高齢者施設での指導経験も豊富で、シニアの方と実際に話したり、ヨガを指導するからこそのこともたくさん教えてくださいました。

例えば、白内障と緑内障。
その病気がなぜ起こるのかだけでなく、実際に発症したら見え方がどうなるかその違いまで教えて下さいます。

そして、手を使ってその時にどのように見えるかをみんなで体験もしました。
体験することで、いざ自分が前に立って指導をするときに、生徒さんがどんな動きや、どんな立ち位置だと見えにくさや不安感を感じるかといったことを
身をもって体感できます。

マリア

その他にも、肩や腰などシニアに起こりやすい健康障害やその際の正しい身体の使い方といったことも、解剖学的アプローチで学びます。
身体のことを深く理解し、且つ、現場で実際のシニアの声を聞いているマリア先生の話は知識だけでは追いつかないような、まるでそれを体験したかのようなイメージができます。

指導者と生徒の距離感とは?

シニアヨガ指導者養成講座では、シニアの身体や心について学ぶだけでなく、指導者とはという大きなテーマについてもマリア先生とみんなで意見を共有しました。

マリアと受講生

指導者と生徒は正しい距離を保つ ことが重要なのだとか。

一見、距離を保つということは冷たく聞こえるかもしれません。
しかし、もし家族や友達のような関係なら、一緒に目指すべきものへ歩む純粋な関係は難しいかもしれません。

ヨガの先生だって一人の人間。

家に帰れば夫や子供、パートナーと喧嘩をしたり不満を感じたりということももちろんあるはず。

だからもし家族のような距離感を生徒さんとも持ったら、何か相談された時、辛い状況をシェアしてもらった時、感情移入して冷静に生徒さんと向き合えないかも。

シニアに限らず、常に冷静に、責任を持って生徒さんが目指すべき正しい方向や目標を引出し、共に歩むためにはそういった距離感が必要なのかもしれないですね。

誰もが年老いていくもの。
その中でいかに心身が健康で自立した生活を送るかをサポートする方法の1つがヨガ。
そしてヨガを通じて生徒さんひとり1人の可能性を引き出す手伝いをするのが、
指導者の役割。正しい知識と、それを頭だけでなく実際に体感することで、生徒さんの立場になって
最善の引き出し方を知り、一緒に目標へ歩むことができるのではないかと思います。

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