ヨガはアーサナだけじゃない！プラーナヤーマで次のステップへ

1 パンチャ（5つ）プラーナ。私たちの体に流れる生命エネルギー
2 実は息を止めることがプラーナヤーマ！？クンバカの重要性
3 体を自分の意思でコントロールすることで心をコントロールする。アーサナの役割
4 カパラバティでまずは浄化。プラーナヤーマの実践へ

皆さんが知っている普通のヨガクラスは、アーサナが中心だと思います。プラーナヤーマをしっかりするっていうところは少ないんじゃないかなと思います。アーサナも大事ですが、呼吸法や哲学っていうのも大事ですよね。

という中井先生のお話から始まった、今回の年末特別イベントは「アーサナ＆プラーナヤーマクラス」。最初に少し、プラーナヤーマって何？という所からお話をして頂き、クラスが始まりました。

こんにちは！ヨガジェネレーションのベーです。

特別クラスは中井先生の「アーサナ以外」のところを知ってもらいたい！という想いで始めたのが、狙い（実は。笑）なので、年末はプラーナヤーマ、年始はサンカルパ瞑想、とアーサナクラス以外のものが続いています。

今回は大阪に続き2回目の開催！平日開催にも関わらず来て頂いた皆様、ありがとうございました。

パンチャ（5つ）プラーナ。私たちの体に流れる生命エネルギー

プラーナヤーマのプラーナとは、生命エネルギー、気と言われるもの。プラーナは、私たちの体はもちろん、世の中のものすべてにあると云われています。例えば、食事。ご飯からも私たちはプラーナを頂いています。空気中にもプラーナは存在します。呼吸によって、私たちは空気中のプラーナも取り込んでいます。

そんなプラーナには5つのプラーナがあり、その5つを中井先生は紹介してくれました。

パンチャプラーナって聞いたことはありますか？プラーナ、アパーナ、サマーナ、ウダーナ、ヴィヤーナっていうそれぞれ役割をもったものがあります。

例えば、プラーナの中でも「プラーナ」は暖かくて軽いという性質があり、喉から横隔膜上部に働いている気。「アパーナ」はへそから下に向けて働いているもの。重くて冷たいという性質があります。「サマーナ」は腹部のあたりに働いていて、循環機能を活発にしてくれます。「ウダーナ」は喉から頭頂に向けて働いている気。「ヴィヤーナ」は体全体に行き渡っている気。体全体をコントロールしてくれるものだと云われています。

一言に「プラーナ」といってもこういった種類があり、健康に生活するにはこの5つが上手く働いている必要があるのです。