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※「PCの前にいると、自然と呼吸が浅くなっている、呼吸が止まっている時がある」という人はぜひ最後まで読んでください!
こんにちは、ざっくです!
一日中、PCや携帯を見るという生活を送っている人は珍しくないと思います。何を隠そう、私もその一人。「携帯を捨ててしまいたい・・・」と何度か思ったのですが、今のところ捨てていません。(泣笑)
今回はヨガジェネレーション初登場!セロトニン研究の第一人者である有田秀穂を、福田真理先生による『RYT200全米ヨガアライアンス認定講座(24日間)』のゲスト講師としてお迎え!ヨガで大切にされている呼吸法が私たちの体や心へどう効果があるのかについて、わかりやすく講義をしてくださる!ということを耳にし、さっそく潜入してきました!
講師はセロトニン研究の第一人者:有田秀穂
今回講義をしてくださるのは、「セロトニン(幸せホルモン)」の研究を初めて日本に持ち帰った脳科学者:有田秀穂(ありたひでほ)先生。
釈迦が呼吸法について弟子たちにこんな風に説いたそうです。(中略)
私は今からそれを”サイエンス(科学)”で解説します。
脳科学と聞くと、正直、「難しそう・・・」というイメージがありましたが、このように有田先生は呼吸法に注目した時に、まずは”釈迦”について調べたそう。
「ヨガが心や体にいいということを体感したことを、”科学的根拠”という角度からも理解したい」
そこにいた私だけではなく、生徒さん、真理先生もが有田先生の講義に知的好奇心をくすぐられ、食い入るように聞き入っていました。
“生きるための呼吸”と”心に直結した呼吸”の違い
呼吸には2種類あります。それは”生きるための呼吸”と”心に直結した呼吸”です。
また、二つの呼吸の違いは、”生きるための呼吸”は、吐くことを自然に行っていますが、”心に直結した呼吸”は吐くことにより一層集中します。
これ以上の詳細はここではお伝えできませんが、ヨガで行う呼吸法は”心に直結した呼吸”であり、それがセロトニン分泌に影響を与えることが出来るそう。また、セロトニンの役割やどのように分泌されるのかについても、図などを使って分かりやすく説明してくださいました。
ヨガの呼吸が重要視されている時代背景
仕事で一日中PCを使って、また電車やバスなどでの移動中や家ではスマホを使うことが当たり前になっていますが、この生活スタイルになったのは21世紀に入ってからのことです。
有田先生はこの生活スタイルが日本のみならず、先進国で問題視されているうつ病やパニック障害などの精神疾患、つまりメンタルヘルス(精神の健康)と深く関係しているというお話をしてくださいました。
「ヨガがメンタルヘルスにいい!」ということを体感したことがある方も多くいらっしゃると思います。そしていつの間にかそのことを「当たり前の事実」としてヨガと向き合っている方も多いでしょう。しかし、これからヨガ指導者として活動していくRYT200の受講生の皆さんが生徒さんへ指導する立場になった時に、科学的根拠の知識を持ってクラスに臨むということはとても、説得力があり、クラスづくりに役立つのではないかと感じました。
セロトニンの分泌を促進させるのは、呼吸法だけじゃない!?
次回は人で検証した、セロトニンの分泌に効果的な情報をシェアします!
という一言で終わった有田先生の講義。いくつか具体例をシェアしてくださったのですが、私が一番興味を持ったのは”グルーミング”。グルーミングというと、動物がする”毛づくろい”というイメージしかありませんでしたが、有田先生は簡潔に言うと「人と人との触れ合い」という風に説明してくださいました。次回もなんだかおもしろそうです!!
PCやスマホを見ている時間が長いという方は、ぜひヨガの呼吸法やグルーミングを試してみてはいかがでしょうか?