川原朋子先生が笑顔で微笑んでいる様子

どんなに一生懸命頑張っていても、思ったほど周りから評価されなかったり、思い通りの結果が出なかったり。人生が思い通りに進まず、自分が信じているものが本当に正しいのかわからなくなることはありませんか?

今日はそんなときに心にじーんと染み渡るインストラクションをご紹介したいと思います。心に沁みるインストラクションといえばこの方。ハートオブヨガシニアティーチャー、川原朋子先生です。

疲れたときは、いつも以上にインストラクションが沁みる…

目標を持って頑張っている人は、キラキラ輝いていて素敵に見えるもの。けれど時には挫折したり、失敗したり、頑張っている人ほどその衝撃も強く、それに押しつぶされそうになってしまいそうなこともありますよね。

自分の感情に良し悪しのラベルをつけない

ハートオブヨガのヨガクラスの様子

心の中に何らかの感情が宿っているのもごくあたりまえのこと。今そこにある自分の気持ち。それが前向きなものであっても、後ろ向きなものであっても、良し悪しを決めつけることなく今の自分に寄り添うように耳を傾けていきましょう

心の中は辛く、悲しいことだらけだったとしても。その感情はあなたの大切な感情です。良い悪いはありません。私たちは、悲しいことや辛いこと、怒りを覚えるような出来事からつい逃げようとしてしまいます。でもそんな自分の感情を受けとめてあげることができるのも自分だけ。朋子先生のインストラクションはそんなことに気づかされます。

自分の呼吸を感じ、自分自身との距離を縮める

ハートオブヨガのヨガクラスで生徒さんがアサナをしているところ

今の自分自身と繋がるために、自分の命に寄り添うようにそこにある呼吸を感じていきましょう

私たちは、何かに失敗したとき、まずは「自分の行動や言動が至らなかったのではないか」「自分が悪かったのだ」と自分で自分を責めてしまいがち。けれどそんなときこそ、自分で自分に寄り添い、そして自分が自分の一番の味方でいてあげること。

朋子先生が繰り返し、ハートオブヨガで伝えてくれることです。

追い求めなくても、自分の内側にあるものに気づいていくこと。それがヨガ

川原朋子先生のハートオブヨガクラスの様子

元々自分の持っている強さと柔らかさ、男性性と女性性、スティラ(安定)とスッカ(快適)。両極性の融合。自分のハタヨガ。形として追い求めなくても、自分の呼吸として、自分の身体として、自分の命として。すでに自分自身と共にすでに存在しているということ。

私はこのインストラクションを聞くたびに、つい誰かに自分の答えを求めたり、自分の求めた答えを他人が言ってくれないことに腹を立てたりする必要はないのだということに気づかされます。全ては自分の内側に存在しているもの。これを読んでいるみなさんも、「私たちは必要なものを全て持っている」ということを思い出してみてください。
私たちはいつだって、完全で完璧な存在であるということ。マットの上に立つたび思い出すのがハートオブヨガの醍醐味です。

辛かったり、苦しかったり、ヨガをする気になんてなれない…そんなときこそ、ヨガクラスに来て、いつもは聞き流してしまうようなインストラクションにじっと耳を傾けてみませんか?あなたに必要な言葉がきっと聞こえてくるはずです。