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10年という年月を感じる2枚。
マーク先生は若返っている気がしますが、弊社代表は…年を重ねましたね(笑)時の流れを感じずにいられません。
こんにちは!ヨガジェネレーションのべーです!
ハートオブヨガが日本に上陸して10年。この節目の年に何か素敵なことが出来ないかと考え、計画したのが今回のマーク・ウィットウェル先生の来日でした。
東京参加人数165名!一大ヨガイベント!
東京では、ホテルクラスカのスタジオを借り、当初計画していた倍の人数でワークショップを開催することに!(皆さま、ありがとうございました!)
正直…まさかこんなにたくさんの方にお越し頂けると思っておらず、予約を開始してから、急遽大きな会場を探し回るという、嬉しい悲鳴を上げながらの準備でした。(いや~チャリであんなに走り回ったのは初です!笑)
当日は、ハートオブヨガ指導者養成講座の卒業生を中心に、たくさんの方々にお集まりいただきました。本当に皆さまの笑顔に逢えてうれしかったです。
そして、何より80名を超える方々がマーク先生のクラスを受けている様子は圧巻!(今回2つのワークショップを開催!どちらも80名を超える方々にお集まり頂きました。)マーク先生はその大人数の中でも1つひとつの命と丁寧に向き合って下さっていました。
呼吸はあなたのグルです。あなたのグルに従いなさい
中でも印象的な風景がありました。マーク先生はクラスが始まると生徒さんの元に近づいていきます。一見、アジャストをするのかと思いきや、そうではありません。
1人ひとりの呼吸の音を聞いて回るのです。
ハートオブヨガはゆったりとしたウジャイ呼吸に合わせて、ポーズをとっていくヴィンヤサスタイルのヨガです。そしてその呼吸は先生のインストラクションや周りに合わせる必要はありません。自分の長さ、タイミングを大切にします。マーク先生は何度も
呼吸をコントロールする必要はありません。無理に呼吸を長くする必要はありません。
こう声をかけて下さっていました。その音を聞いていると
呼吸はあなたのグルです。あなたのグルに従いなさい。
マーク先生の先生である、T.クリシュナマチャリア氏の言葉が頭をよぎります。本当に呼吸が皆1人ひとりのグルなのだということを実感した音と光景でした。
プラクティスは何のためにあるのか?ヨガのプラクティス哲学
ここだけで終わらせないで10分で構わないから、ぜひ40日間続けてください。
この自らの呼吸を中心としたプラクティスを毎日続けて欲しい、とマーク先生はおっしゃいます。それはなぜか。
人は概念だけでは、教えを忘れてしまいます。実践できる何かが必要なのです。
そのために毎日マットの上に立つことを勧めているのです。私たちは良い意味でも悪い意味でも忘れる生き物です。
毎日自分を追い込んで仕事をしなくてもいい。
そう教えて貰っても、ついそのことを忘れてストイックに働いてしまいます。しかし、毎日すると決めていることがある、マットの上に立ち、吸う息と吐く息を調和させていく。その時間を持つことで、毎日その教えを思い出すことができるのです。
皆さんにも経験があるのではないでしょうか?ワークショップやティーチャートレーニングを受けている間は、何か神聖な、崇高なものに触れている気持ちになるし、その教えに従うことができるのに、日常に戻るとそれがどんどん薄れてしまう…という感覚。
ヨガをしているときに触れる、自分を大切にしようとする気持ち、自分を尊ぶ気持ち、それを毎日思い出すためにプラクティスをしてみましょう。習慣はいつか性格を作り、そして人生を変えていってくれるはずです。
インスタ映え、メディア映えするポーズは必要ない、ヨーガの真実
毎日行うプラクティスは、決して難しいものではなくていいとマーク先生はおっしゃっていました。プラクティスを始める前に
明日の朝から自分でもできるシンプルなプラクティスをお伝えします。
とおっしゃっていたほど。私たちの意識は、外へ外へと向きがちです。SNSのいいねの数、リーチ数。ヨガクラスに行けば、自分と誰かとのポーズの出来、不出来を比べ一喜一憂する。
それに気を取られてしまうと私たちは、私たちが純粋なる知性が花開いて形作られているものだということを忘れてしまいます。私たちは言葉にならないほど、自然な美しさそのものです。
人からすごいねと言われるためにヨガをするのではありません。
人から美しいと思ってもらうためにヨガをするのではありません。
誰かに見て貰うためにヨガをするのではないのです。
私たちは、私たちの美しさを自分自身で知るためにヨガをしています。
その真実をどうか皆さん忘れないでほしいと思います。マーク先生が日本で伝えてくれたこと、そして、日本でジェイ先生や川原朋子先生が伝え続けてくれていることを、皆さんもぜひ自分の周囲に伝えていってほしいと思います。
その方法は色々あると私は個人的に思うのです。私はヨガの先生ではありません。きっとこれからもなることはないと思います。しかし、ハートオブヨガをこれからも色々な人に知ってもらうために何ができるのか、ヨガ業界で働く裏方だからこそできる方法をもっともっと考えようと思います。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!皆さまと一緒に過ごせたこの時間は私にとってもかけがえのない時間となりました。