こんにちは、ざっくです!
今回はメイン講師:サントーシマ香『RYT200全米ヨガアライアンス認定|ヨガ指導者養成講座(30日間)』に潜入してきました!ただし、本日の先生は『解剖学』を担当しているMAKI先生。解剖学の参考書を開くと気持ちが萎える・・そんな人にぜひ知っていただきたい!『解剖学との向き合い方が変わる』情報をシェアさせていただきます!
骨や筋肉の名前は体のことを知るためにある
『解剖学』=”難しい”というイメージの方、多くいらっしゃると思います。MAKI先生の講義を聞いていて感じたのは、解剖学を学ぶ人に解剖学の学問的知識だけではなく、『ヨガを通して学ぶヨガ解剖学とは何か?』を伝えているということ。そう感じた理由の一つがこの言葉でした。
解剖学は暗記するということだけが大切なのではありません。骨や筋肉の名前を使うのは、体のどこに何があるかを認識するためです。
みなさんの中には”テストの為の暗記”を学生時代に経験した方も多いかもしれません。でも、RYT200で解剖学を学ぶのは”私たちの体について認識するため”とMAKI先生は教えてくださいました。
アサナは”骨を発掘する作業”
「アサナをしている時はどこも欠席しないように!」というインストラクションのタイミングでスタジオに入室したため、「誰が欠席?!」と一瞬動揺しました。しかし、よくよくお話を聞いていると、先生は細胞の一つ一つを”人”に例えていらっしゃいました。「欠席させない」というのは、細胞一つ一つをしっかり感じて、細部まで意識をするということ。
また、アサナの時間では”筋肉から骨を浮き彫りにさせる、解放させる、発掘させる”ことを学ぶそう。覚えるための勉強ではないというMAKI先生の指導法に『解剖学』=”難しい”というイメージが変わってきませんか?
例えば、仙骨を”船の錨”とイメージしてみる
「仙骨を”船の錨”とイメージしてみてください。そして、船の錨が海にゆっくりと沈んでいくようにイメージしましょう」と聞いて、皆さんは何を意識するインストラクションだと思いますか?MAKI先生はこのように骨の説明やインストラクションを行う際、私たちが日常生活で目にしたり、すでに知っていたりする何かに置き換えて説明されていました。パッと頭に浮かぶMAKI先生の表現方法のお陰で、みなさんもよりポーズに集中できていた様子でした。
(ちなみに、上記のインストラクションは、グラウディングを意識する時の表現方法でした。)
骨は何十年も地球にとどまる尊敬すべきもの
“骨が大好き!”とお話をされていたMAKI先生。ヨガではよく「自分の内側を意識しましょう」というインストラクションを聞きますが、骨の一つ一つを意識したことがある方は、そう多くはないと思います。
私たちの体で唯一”死”を迎えても、この世に残るもの、それは『骨』です。リスペクト(尊敬)ですよね。
MAKI先生のこの言葉に、ヨガを通して学ぶ『解剖学』の魅力の一つは、こういう”敬いの気持ち”にも気づかせてもらえる点なのではないかと思いました。
難しいと思われがちな『解剖学』をヨガを通して学ぶことで、知識だけではない部分も教えてもらえるということを知り、『解剖学』を学んでみたい!という気持ちになりました。そして、ヨガをより好きになりました\(^o^)/