こんにちは、ヨガジェネレーションのカメコです。
同じ映画を見た時に、どんなに親しい人でも、感動するポイントが全然違ったり、印象に残るセリフが違ったり、全く違う感想を持つことってありますよね。
例えば家族や恋人・親友などと話していると、「えっ!そんなこと考えてたの?早く言ってよ。」と、地球がひっくり返ると感じるくらいびっくりすることってありますよね。
何が言いたいかというと、どんなに親しい隣にいる人でも、感じることや考えることが千差万別ということです。
今日、オンラインで開催されてた、ヨガジェネレーション代表:酒造博明(以下MIKIZO)が講師を務める「ヨガビジネス講座」を聞きながら、そんな当たり前のようで忘れがちなことを考えていました。
ヨガを始めた時、ヨガにどんなイメージを持っていましたか?
皆さんはヨガを始める前に、ヨガに対してどんなイメージがありましたか?「モデルさんがやってて、なんかオシャレ。」「ホットヨガって痩せそう!」「なんか意識高い系!?」そんなイメージを持っていた方も多いのではないでしょうか?
でも、ヨガの練習を続けて、学びを深めると、「そんなことを考えていたことすら忘れてしまった・・・」という方も多いのではないかと思います。ダイエットで始めたヨガが、いつの間にか自分の内面を見つめるものに変わっている。そんな体験をしている方も多いと思います。
それは、始める前には見えていなかった素晴らしい側面が沢山あるというヨガの奥深さがあるからこそかもしれません。
あなたの言葉は生徒さんに届いていますか?
MIKIZOは、よく私達スタッフにこんなことを話します。
どんなに高いレベルの知識を持っていても、それを聞く人が分かる言葉で説明できないと伝わらない。
ヨガインストラクターの皆さん、この言葉にドキッとする方もいらっしゃるかもしれません。例えば、クラス中に使うサンスクリット語のアーサナ名・解剖学の言葉・哲学の用語、そのまま使ってしまうことはありませんか?
でも、それは想像しやすいことで、実はヨガインストラクターの仕事に関することで、そういうことって他にもあるのです。
例えば、プロフィール。例えば、フェイスブックの投稿一つとってもそうなっているかもしれません。
目の前にいる生徒さんの顔はきちんと見えていますか?
そして、MIKIZOは、私達ヨガジェネスタッフの一つ一つの仕事に、
誰に何を伝えたいの?
と問います。
こういったブログやSNSの発信は、実際に読む人の顔が目の前にあるわけではありません。でも、まだ見ぬ誰かをリアルに想像して文章を書くこと、想像しないで書くのでは、前者の方がいいものが発信できることは間違いありません。そして、書くテンションも前者の方が高いです。
ヨガインストラクターの皆さんで、「なんだか指導に充実感が感じられない・・」と感じていたら、生徒さん1人1人と真摯に向き合い直してみることをしたらいいかもしれません。目の前の生徒さんの顔が見えるというのは本当に素晴らしいことだと思います。目の前の生徒さんは、皆さんが想像すらしていないことを考えているかもしれないですよ!
そんな新人の時には当たり前にしていたことに、解決の糸口があるかもしれません。
MIKIZOの話を聞いていると、どんな仕事にも通じるであろう大切なことを思い出させてくれます。上司を褒めるのは手前味噌のようで恥ずかしい感じもしますが、でも、本当にそう思うのです^^一つ一つの仕事を大切にしたいものですね。