2022年の終わり頃から担当替えで、筋膜リリースヨガの担当になり、それ以降、興味深々で、あれやこれやとMiwa先生に質問しています。
こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。
筋膜リリースに関しては、新人なので、当分は色んな事を聞いても許されると勝手に思っています。いっぱい聞けるのは新人の特権ですよね。(最近はどこ行っても新人ではないので、今が楽しい…。笑)
タンパク質の膜が筋膜の正体!筋膜には種類がある
先日、筋膜リリースヨガ指導者養成講座が3日間にわたって開催をされていました。今回は平日コースの3日間だったのですが、1日の時間が約5時間程度ということもあり、たくさんの方にご受講頂きました。(皆さんありがとうございました!)
その中で、私が最も興味津々に聞いてたのが、筋膜の構造のお話。
だって気になりませんか?一般的なヨガのRYT200などでは、解剖学で骨や筋肉のお話はよくあるけれど、筋膜まで教えてくれるところは中々ありません。
筋膜とは、タンパク質で出来た薄い膜のこと。筋膜は筋肉や内臓など、体のさまざまな組織の表面を包み、支える役割をしています。
しかも、この筋膜、1つではなく種類があるそう。
筋膜の構造を詳しく見てみよう!
画像にある通り、筋膜はこのような構造になっています。
- 筋内膜:筋繊維1本1本を包んでいる膜のこと。この筋内膜に包まれた筋繊維の束を筋束という。
- 筋周膜:上記の筋束を包んでいる膜のこと。
- 筋外膜:一つひとつの筋肉の周りを包んでいる膜のこと。
つまり、こうやってみると分かる通り、筋外膜、筋周膜、筋内膜の3つの筋膜は、一つひとつの筋肉に対して機能を発揮する筋膜だということがわかります。
では、筋膜リリースヨガでは、一体どの筋膜にアプローチできるのでしょうか?
深層筋膜にアプローチ!筋膜リリースヨガだけにできること
これらの筋膜は、表層筋膜と深層筋膜という2つに分けられます。
- 表層筋膜:皮下組織、筋外膜
- 深層筋膜:筋内膜、筋周膜
筋膜リリースヨガでは深層筋膜まで働きかけることができます。
とMiwa先生。つまり、この組織の一番奥深くにある、深層筋膜までアプローチすることができるのです。マッサージやストレッチでアプローチできるのは、表層筋膜まで。筋膜リリースヨガは、ちゃんと深層筋膜まで働きかけられるよう、考えられたメソッドなのです。
ここだけの秘密を暴露。深層筋膜まで届く3つの理由
でも、どうして、Miwa先生の筋膜リリースヨガでは、深層筋膜まで働きかけることができるのでしょう?その秘密をMiwa先生にお伺いしました。
筋膜のお写真を見て頂きましたよね。写真を見るとわかる通り、筋膜の繊維方向は一定ではないんです。いろんな方向に交差していましたよね。なので私の筋膜リリースヨガでは、いろんな方向へのアプローチをしています。それも、ちょっと、貧乏ゆすりのようにほぐしながら、行います。あとは、呼吸を深く、筋膜は短い時間ではほぐれてくれないので、1分以上は同じポーズをしていますね。
とのこと。つまり、
- いろんな方向に動くこと
- 呼吸をしっかり行うこと
- 1ポーズ1分以上行うこと
これをポイントとすることによって、表層だけでなく、深層筋膜まで働きかけることができるのだそう。しかも、Miwa先生の筋膜リリースヨガ指導者養成講座では、前回この記事でもご紹介した通り、ピラティスボールを使って行う方法を教えてもらいます。このピラティスボールで「面を使う」というのも大事だと教えてくれました。
そうだったんだ…!と面白くて、聞いたその日に、これを書いています。(笑)
そんな筋膜リリースヨガ。3月には90分クラス、4月には基礎講座とティーチャートレーニングが開催されます!最近は、90分クラスや基礎講座を受講されてから、トレーニングを受ける人が多いので、まずは体験してみるのがいいオススメです。
また、面白いことがあったら、皆さんにもシェアしますね!「こんなん記事にできるん?(笑)」と笑われるのですが、Miwa先生のお話が面白いことがいっぱい!なので、いつも色々と聞いてしまう、べーでした!