アーユルヴェーダは現代に有効な
セルフメンテナンスツール!
こんにちは、気づけばもう10月も終わろうとしていますね。ヨガジェネレーションスタッフのかめこです。
先日、オハナスマイル祐天寺店では、福田真理先生の『アーユルヴェーダ基礎講座』が開催されていました。
今年は北は北海道から、南は福岡まで、全国で開催され、通算400名以上の方が参加した大人気の講座。
福田真理先生は来週からインドで開催されるアーユルヴェーダの研修に参加され、2ヶ月間インドに滞在します。
年内の真理先生による講座はこれが最後でした。
私は今年の1月から福田真理先生の担当スタッフとして、講座にお邪魔して、写真の撮影等を行ってきました。そこで聞いたお話から、アーユルヴェーダは忙しい現代人にこそ知って欲しい必須の知識であると心から思っています。
真理先生から聞いたお話で、私が考えたアーユルヴェーダが現代に活きる訳を書いてみようと思います。
(偉そうにすみません・・・)
話題の食材は本当に自分に合っている?
インターネットや雑誌、テレビなど、さまざまなメディアから発せられる情報。『〇〇を食べると、健康になれる』『△△を食事の前に飲むと痩せる』とお昼のテレビ番組で放送されると、夕方にはスーパーからその食材がなくなっている。そんな話も聞きますよね?
でも、果たしてその食材や飲み物が、日本人全員にとって効果的なものなのでしょうか?
アーユルヴェーダは『個』を非常に重視します。自分がどんな体質なのかを知ることから始まります。アーユルヴェーダにはドーシャと言われる3つの体質があります。ヴァータ・カファ・ピッタという3つの性質に分かれます。そして、メインのドーシャとサブのドーシャがある・・・という風にどんどん自分の体質を知る、そして、食材を含む全ての物質には『グナ』と言われる質があります。
自分の体質を知り、食材の質を知る。そういった知識を身に付けることで『今の自分にはどんな食事が適正なのか?』『どんな食事がより自分を健康にしてくれるのか』が分かってくるようになります。メディアが言ってるからではなくて、自分の必要なものを自分で判断できるようになる。それがアーユルヴェーダです。
ブラックペッパーは便秘に効く!?
アーユルヴェーダと聞くと、みなさんはどんな印象をお持ちですか?スパのトリートメントなどの特別なケアを想い浮かべる方も多いのではないでしょうか?また”世界の三大伝統医療”であると聞くと難しい印象を持ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、アーユルヴェーダは実は日常に気軽に取り入れられる知識がいっぱいなのです。
例えば、アーユルヴェーダではお薬として用いられているスパイス。実はスパイスにはさまざまな効能があります。頭痛・便秘・生理痛・むくみなどの不調をスパイスで改善できることもあります。例えば、便秘ならブラックペッパーが効くとか。アーユルヴェーダの少しの知識を知ることで、お料理に手に取るときのスパイスが変わるのです。
アーユルヴェーダは『一生かけても学びきれない』と言われていて、日常生活を健康で快適に過ごすためのあらゆる分野に膨大な知識がありますが、前述したように『自分がどんな体質なのか』を知ることで、自分に必要な知識をつけていく。その自分ための知識を積み重ねることで、自分をより健康で快適な状態にしてくれるのです。
現代人にアーユルヴェーダが効く!理由
自分の体質を知る。そして、アーユルヴェーダが重視している人間が生きていく上で欠かせない、『睡眠・呼吸・食事』を自分の状態に合わせたものを取り入れる。アーユルヴェーダを学ぶとそれが可能になるのです。今の自分は何を必要としているのか?判断できるようになる。
また、ヨガの姉妹科学とも言われるアーユルヴェーダ。実は体質によってヨガも自分に合う流派と合わない流派があるようです。
ヨガ好きなみなさんであれば、自分に合った、ヨガ・睡眠・呼吸・食事をすることができたら、心身ともに健康になるのは目に見えていますね♪
1年間、『アーユルヴェーダ』の叡智に触れることができて、本当に私は幸せでした。
真理先生、本当にありがとうございました。
インドで研修を受けて更にパワーアップした真理先生にお会いできるのを楽しみにしています。
アーユルヴェーダは「気持ちいい状態」を保つための知恵
~福田真理先生インタビュー
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