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「わたしなんかに出来ない」
そうやって何かを諦めたことはありませんか?
こんにちは!ヨガジェネレーションの琴美です。
毎日、目の前の出来事を片付けることにいっぱい。自分に自信が無いなどで、行動ができずお悩みではないでしょうか。
第3弾を迎えるチェアヨガ指導者養成講座卒業生インタビューは、東京三鷹市でご活躍中のヨシムラ トモコ先生。
介護に疲れ、自分はこのままで終わっていくんだろう、と何もかもを諦めていたところ、背中を押されるひとことで、一念発起ヨガの指導者養成講座を受講。
今や地域で積極的にチェアヨガの活動をされている、ヨシムラ トモコ先生をご紹介!
累計受講者数2.000人を突破した、チェアヨガ指導者養成講座卒業生インタビュー第3弾!
前回は、お友だちを介してチェアヨガを提供する場所が見つかったり、参加者が増えたりと「ご縁」をきっかけにどんどんと活動を広げて行かれたなかはらせつこ先生のインタビューでした。
今回お話を伺ったトモコ先生は「とにかくチェアヨガを広げたい!」との想いで、三鷹市での活動を現在も広げ続けています。
その広げ方には、過去にインタビューをさせて頂いたお二人とは、また違う感動を覚えました。
なんと、”ツテ”があるわけではない、市役所や地域包括支援センター、ご近所のカフェなどへ自ら積極的に営業をかけ、どんどんと活動場所を広げられているのです!
そのバイタリティはどこから生まれるのか?教えていただきましょー!
ヨガとの出会いは、ヨガを仕事にしたきっかけは?
トモコ先生がヨガに出会われたのは、6年ほど前。ホットヨガをやっていた娘さんに勧められたことがきっかけだったそうです。
当時、18年間勤めていた事務職の仕事をしながら、母の介護をしていました。心も体も本当に疲れていて、ここから脱却したいな、と考えていた時でした。
介護と仕事と主婦業、満身創痍だったトモコ先生は、心も体も両方リラックスができるヨガに、娘さんよりもドはまりしたそうです。
自分の好きなことを仕事にしたい、という想いがあったのですが、介護もあって、なかなか動けず。これ以上遅くなったら何も出来ないとあきらめかけていました。
悶々としていた中、お母さまについていたケアマネージャーの方がこんな言葉をかけてくれたそうです。
トモコさん、私がケアマネになったのは、60過ぎてからよ!自分のやりたいことにチャレンジしなさい!
この言葉にほんと、背中を押されました。
と、トモコ先生は振り返ります。
体を動かすことが好きだったトモコ先生は、お母さまが特養(特別養護老人ホーム)に入ったタイミングでエアリアルヨガの指導資格を取得されました。
コロナでスタジオが閉鎖。親でもできる、チェアヨガとの出会い。
教えていたスタジオがコロナで閉鎖になってしまったんです。あとは、エアリアルは親には出来ないので、何か両親に伝えられないかな、と思っていた時に見つけたのがチェアヨガです。
トモコ先生は2021年6月に、チェアヨガ指導者養成講座ベーシックをオンラインで受講されました。
現在はエアリアル協会からの請負で、自宅でエアリアルヨガと、外部や自主開催でチェアヨガを半々くらいで教えています。
チェアヨガは有料の老人ホームや、地域包括支援センターがやっている老人会。あとはカフェや公民館などで自主開催のクラスをされています。
どうやってチェアヨガのクラスを始めましたか?
チェアヨガの活動はどんなきっかけで始められたのでしょうか?
有料老人ホームのチェアヨガは、エアリアルヨガの生徒さんがきっかけです。生徒さんの一人が、葬祭屋さんのスタッフで!その会社の繋がりがある老人ホームで、アクティビティのサービスとして、椅子ヨガの先生を探していたんです。
地域包括支援センター(高齢者の暮らしを地域でサポートする窓口)は、行政ですが、どのようにアプローチされたのでしょうか?
地域包括でのチェアヨガは、自分でアプローチしに行きました
え、すごい!なぜ地域包括へ行こうと…。そして、どのようにしてアプローチされたのですか?
チェアヨガを学んだあと、すぐに三鷹商店会の中にあるレンタルスペースで無料体験レッスンをやりました。始めはお友達に声をかけたりしましたが、何回も続かず1人で集客してやるのは難しいなと。そこで、地域包括支援センターに行き、商店街でやっているので、一度見学に来てください、と言って見に来てもらいました。
行政に営業に行くのは勇気がいりそう!お知り合いがいたのですか?
いえ、なんのツテもありません(笑)でも、「こんなにいいものは是非紹介したい」と言って下さり、地域の老人会のグループに働きかけてくれて、とりあえず1年という事で始めました。
おー!言葉で説明するより、見てもらうとひと目でわかりますもんね。
あとは、月3回レンタルスペースや、不定期ですがカフェでもやっています!
カフェはどのように?こちらはお知り合いのお店とかですか?
いえ、全く知り合いじゃ無いんです!
え!どうやってスペースを貸してもらえることになったんですか?
まず、近所のカフェにランチに行くと、この椅子でチェアヨガできるかな、このスペースだと何人くらいでできるかな、って考えるようになって
わぁ!!もう職業病ですね(笑)
そう(笑)そして気に入ったお店はインスタフォローして、いいねを付けて、ランチのラストオーダーの間際にカウンターに座って。そうするとマスターが話しかけてくれるんです。何度も通って、タイミングを見計らって「チェアヨガをやってるんですけど、興味ないですか?」と話を切り出すんです。何軒かトライして、成功しました!
お店のマスターと仲良くなる技まで教えてくれたトモコ先生の行動力に、もう脱帽です。
本当にチェアヨガが良いと思っているので、恥ずかしいとかそんなのは全く無いんです!
楽しくてしょうがない!好きを仕事にしている実感。
カフェでチェアヨガをすることは、叶えたかったことの一つだとトモコ先生。
すごく生き生きとお話されているトモコ先生のお話を伺っていて、一番印象に残った言葉があります。
今の仕事が楽しくてしょうがないんです!
行政に飛び込んでいくことも、カフェでのチェアヨガを叶えるために、何軒も足繫く通うことも、普通は勇気と根気がいることだと思います。
だって、こんなに良いもの(チェアヨガ)を伝えたい!ただそれだけなんです!
これからも、チェアヨガを広めるために開催回数を増やして、積極的に活動を広められています!
一つ、一つ、目標をクリアしていくのが楽しくてしょうがないです!
想いがあれば、勇気がいることも、根気がいることも、楽しいことなんだ。楽しいから行動できるんだ。
トモコ先生のお話を聞き、胸にぐっとくるものがありました。
これまで、3名のチェアヨガ指導者養成講座卒業生の方にインタビューをしました。皆さまには貴重なお時間を頂いたばかりでなく、本当に学ばせて頂くことばかりで、感謝しかありません。
KARA先生、せつこ先生、トモコ先生、ありがとうございました!今後も、皆さまの活動報告をレポートしたいと思います!
■卒業生データ
ヨシムラ トモコ先生
活動場所:東京都三鷹市、レンタルスペースや、公民館、介護施設、カフェなど
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