こんにちは!ヨガジェネレーションのべーです。川原朋子先生のハートオブヨガ指導者養成講座も残り2日。これまで、いくつもの川原朋子先生の胸を打つ、言葉の数々を紹介してきましたが、先日こんな質問を朋子先生に投げかけてみました。
「朋子先生のインストラクションや言葉はどうやって考えているんですか?」
すると先生がこうおっしゃったのです。
特に考えているわけではないけれど、私は先生たちからたくさんの綺麗な言葉を受け取っているから
朋子先生が「先生」とおっしゃるのは、ハートオブヨガの提唱者、マーク・ウィットウェル先生のこと。まさに自分が先生から受け取ったものを、そのまま生徒の皆さんに伝えていらっしゃるのです。ヨガジェネレーションのハートオブヨガ指導者養成講座は、日本で唯一、マーク・ウィットウェル先生からのスカイプ講義がカリキュラムの一貫として入ります。今日は、ハートオブヨガ指導者養成講座レポート【番外編】として、私がマーク先生のスカイプ講義で聞いて心に残った4つのお話をお届けしたいと思います。
日本には生命の叡智を慈しむ伝統がある
日本には古くから、生命の叡智、元々自分の中に備わっている神聖さを慈しむ文化があります。それが日本の伝統です
日本の代表的な宗教のひとつに「神道」がありますよね。神道とはは山や川などの自然や自然現象、また神話に残る祖霊たる神、怨念を残した死者全てを敬い、それらに八百万の神を見いだす多神教のことをいいます。(Wikipediaより引用)自然と神とは一体的に認識されている、この教えにハートオブヨガの基盤でもある、非二元論的なヨガ哲学との繋がりを見出すことができます。(非二次元論のお話は、朋子先生のこちらの記事をお読みください)
そのため、私たち日本人は、ハートオブヨガの哲学に触れると何か遠い昔、忘れていたものを思い出すかのような懐かしい気持ちになるのかもしれません。
自分の経験した通りにヨガを伝える
ヨガは自分の経験した通りに伝えなさい。それをしていれば、自然と人に伝わるようになります
本で書いてあること、先生が言っていた言葉、先生が行っていた練習方法。それらがどんなに正しい情報であったとしても、自分自身の経験に勝るものはないのではないでしょうか。
朋子先生は、この言葉をよく講座の中でお話します。私はその度に身が引き締まる思いをします。なぜなら私たちは、つい自分を大きく見せようとしてしまう生き物だから。知らないことを知っているかのように話してしまうことがあるからです。私も文章を使って、「伝える」仕事をしているからこそ、必ず実践するようにしています。でも、良いことも、悪いことも、経験するからこそ身に付き、人に伝えられるのだと思います。
ヨガのプラクティスは身の丈に合ったものを
ヨガのプラクティスは等身大の自分に身の丈の合ったものを行いましょう。そして、その実践を積み重ねることで、自ずと誰かに伝わっていきます
自分に合わないポーズで苦しんだり、その難易度や見栄えにこだわる必要はない。これも朋子先生がいつもおっしゃっていること。私も「こうなりたい!」「これを勉強したい!」「あれもできるようになりたい!」とついつい先走って物事を考え、今の自分が出来ることに目を向けられない日もあります。(笑)
その都度、この言葉を思い出すのです。そして、今の自分にできる精一杯のことをやろうと考え直します。するといつの間にかできるようになっていることがあるので不思議だなぁと思います。
ハートオブヨガ、日本の希望の星「川原朋子」
最後に一番、素敵な言葉をご紹介。
朋子は日本の希望の星です
この短い言葉の中に、マーク先生の深い愛情を感じました。日本人唯一のハートオブヨガシニア講師の川原朋子先生。ハートオブヨガを日本で広めるために、日々忙しく、たくさんの努力をしていらっしゃいます。ヨガジェネレーションでの講座数は延べ10種類を超えました。そして、この指導者養成講座を始め、たくさんの方々が先生のヨガを受けにいらっしゃいます。ハートオブヨガでは毎日7分間のヨガの練習を続けることを約束しますが、これこそまさに
7 Minute Wonder(7分間の奇跡)です。
日々の努力と、そして、「自分ができることを毎日行う」積み重ねが、マットの外の奇跡に繋がっていくのですね。
5月が早々に満員になり、7月に追加開催が決定しているこのハートオブヨガ指導者養成講座。ハートオブヨガ提唱者マーク・ウィットウェル先生の言葉を直接聞ける貴重な機会です。そして、そのマーク先生が「希望の星」と期待を寄せる、朋子先生の講義を是非受けてみて下さいね。